
現代美術に潜む文学のあり方を探る。ミヤギフトシ、田村友一郎、豊嶋康子ら参加のグループ展が国立新美術館で開催へ
東京・六本木の国立新美術館で、グループ展「話しているのは誰? 現代美術に潜む文学」が開催される。本展では、作品において様々なかたちで表れる「文学」に焦点を当て、北島敬三、小林エリカ、ミヤギフトシ、田村友一郎、豊嶋康子、山城知佳子の6名を紹介。会期は8月28日〜11月11日。

東京・六本木の国立新美術館で、グループ展「話しているのは誰? 現代美術に潜む文学」が開催される。本展では、作品において様々なかたちで表れる「文学」に焦点を当て、北島敬三、小林エリカ、ミヤギフトシ、田村友一郎、豊嶋康子、山城知佳子の6名を紹介。会期は8月28日〜11月11日。

飯田竜太と田中義久の2人からなるアーティストデュオ「Nerhol(ネルホル)」の個展「釘がないので」が、東京・六本木のYutaka Kikutake Galleryで開催される。会期は6月8日〜7月13日。

京都国立博物館で「京博寄託の名宝―美を守り、美を伝える―」が開催される。本展では、同館に寄託された約6200件の文化財のなかから、選りすぐりの名品の数々を紹介。会期は8月14日〜9月16日。

ベルギー王室御用達のレザーグッズメゾン「デルヴォー(Delvaux)」から、同じくベルギー出身でシュルレアリスムを代表する画家、ルネ・マグリットへのオマージュを込めたコレクション「マグリット コレクション」が発売された。

第9回
Chim↑Pomリーダー・卯城竜太とアーティスト・松田修が、「公」の影響が強くなりつつある現代における、「個」としてのアーティストのあり方を全9回で探ってきたこのシリーズ。最終回となる今回は、卯城と松田による総括。彼らが目論む「ダークアンデパンダン展」とは?

5月26日までに終了する展覧会から、とくに注目したい3つをピックアップしてお届けする。この機会をお見逃しなく。

自由で開放された絵画のあり方を追求してきた画家・小林正人の個展「画家とモデル」が、東京・六本木のシュウゴアーツで開催される。本展ではモデルと馬という、小林が描き続けてきたモチーフを扱った新作を発表。会期は6月1日〜7月6日。

「機動戦士ガンダム」シリーズをはじめ、『伝説巨神イデオン』など数多くのオリジナルアニメーションの総監督を務め、国内外のアニメ界に大きな影響を与えてきた富野由悠季。その55年にわたる仕事を通覧する展覧会「富野由悠季の世界―ガンダム、イデオン、そして今」が、福岡市美術館で開催される。会期は6月22日〜9月1日。

スイス最大の銀行であるUBSが、ニューヨークのヘッドクォーターに初のパブリック・アートスペース「UBS Art Gallery」をオープン。そのアートコレクションを紹介する「歴史と瞬間:UBSアートコレクションからの作品」展や常設展示を行っている。

昨年のヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展で銀獅子賞を受賞したベルギーの建築家ユニット、アーキテクテン・デ・ヴィルダー・ヴィンク・タユーによる日本初の展覧会「ヴァリエテ/アーキテクチャー/ディザイア」が、TOTOギャラリー・間で開催される。会期は9月13日〜11月24日。

点と線という最小限の要素によって、生き生きとした人物像や風景を表現するジュリアン・オピー。日本の美術館では11年ぶりとなる個展が東京・初台の東京オペラシティ アートギャラリーにて開催される。会期は7月10日〜9月23日。

人と人とのコミュニケーションの過程に焦点を当て、ドキュメンタリー調の映像作品を手がける友政麻理子。そんな友政の4年ぶりとなる個展「美しい話|Beautiful Story」が、東京・目白のTALION GALLERYで開催されている。会期は6月16日まで。

現在アメリカで問題となっているオピオイド危機への関与で、批判にさらされているパーデュー・ファーマ社と同社を経営するサックラー・ファミリー。一族から数十年にわたって寄付を受けていたメトロポリタン美術館が、今後の寄付の受付を見合わせることを発表した。

六本木の街を舞台に繰り広げられる、一夜限りのアートの祭典「六本木アートナイト」。今年は5月25日、26日の2日間にわたり、六本木ヒルズ、森美術館、東京ミッドタウン、21_21DESIGN SIGHTなど各所で多彩なプログラムが開催される。その気になる見どころは?

覆面アーティスト・バンクシーが、自身のInstagramで新作を発表した。タイトルが《Venice in oil》とされる本作には、どのようなメッセージが込められているのか?

2010年に開廊し、2015年よりの神楽坂に拠点を移したMaki Fine Arts。代表の牧高啓は、80年代生まれの若手ギャラリストとして、多くの展覧会を手がけてきた。白川昌生のような日本の現代美術史において重要な位置にあるベテランアーティストから、豊嶋康子、荻野僚介、末永史尚といった確かな評価を得てきた中堅、池田衆、加納俊輔などの新しい世代を扱い、その名前を国内外に認知させてきた。また、アレックス・ダッジなど海外アーティストも紹介している。Maki Fine Artsのギャラリーオーナーである牧高啓に、アーティストとともに歩んできたこれまでの道のり、そして今後の展望について聞いた。

現在、蔡明亮(ツァイ・ミンリャン)監督の長編ドキュメンタリー作品『あなたの顔』とショートフィルム『光』が、台北の光点華山電影館で上映されている。これにあわせて、同館ではツァイ監督による絵画展も同時開催中。会期は5月31日まで。

東京国立近代美術館と山口周(独立研究者・著作家・パブリックスピーカー)の共同開発によるビジネスパーソン向けプログラム「Dialogue in the Museum」がスタートする。山口の特別講義を織り交ぜたワークショップ形式の同プログラムは、今後年3回ほどの開催を予定しているという。初回は6月22日。

約40人の建築家・美術家による、20世紀以降のアンビルト(未完)建築に焦点を当てた建築展が国内を巡回中だ。建築の不可能性に着目することで、その潜在力を考察する本展を、建築家・美術家の砂山太一がレビューする。

師弟関係にあるピーター・ソールとエリック・パーカーの2人展が、東京・渋谷のNANZUKAで開催される。会期は6月1日〜7月6日。