
クール・ジャパン、稼ぐ文化、表現への圧力......安倍政権7年半の文化政策を振り返る
7年半に及ぶ安倍政権が終わりを告げた。この長期間、文化政策では何がなされ、何がなされなかったのか。 文化政策の専門家である作田知樹とともに回顧する。

7年半に及ぶ安倍政権が終わりを告げた。この長期間、文化政策では何がなされ、何がなされなかったのか。 文化政策の専門家である作田知樹とともに回顧する。

ソフトバンクの様々な最先端技術やエンターテインメントを体感できる技術展「ギジュツノチカラ」でアーティストの脇田玲が次世代携帯通信システム「5G」を利用したアートを提案。「ギジュツノチカラ」展は9月7日よりバーチャル展示として一般公開される。

今年7月に開業した北海道白老郡白老町の「ウポポイ(民族共生象徴空間)」。「国立アイヌ民族博物館」「国立民族共生公園」「慰霊施設」によって構成されるこの国立施設が誕生した背景を踏まえ、「語られていないこと」について小田原のどかが論じる。

AmosやNIKE、ユニクロ、IKEAなどとのコラボレーションで知られるジェームス・ジャービス。その個展「Transcendental Idealism」が、渋谷パルコ内NANZUKA 2Gで開催される。本展は、中目黒の3110NZ by LDH Kitchenにおける個展との2会場同時開催となる。会期は9月18日~10月18日。

京都国立博物館で「御即位記念 特別展『皇室の名宝』」が開催。宮内庁三の丸尚蔵館が所蔵する品々をはじめとする皇室の名宝が、京都でまとまって公開される初めての機会となる。会期は10月10日〜11月23日。

第1回
新型コロナウイルスが感染拡大する前の1月18日に開館したアーティゾン美術館。開館から約半年の間に、日本の、そして世界の美術館を取り巻く状況は大きく変化した。都心でもっとも新しい美術館であるこの美術館で副館長を務める笠原美智子は、この半年をどう振り返り、未来をどう眼差すのか?

東京・阿佐ヶ谷のTAV GALLERYで、荒木由香里、齋藤帆奈、渡辺志桜里による展覧会「ノンヒューマン・コントロール」が開催される。会期は9月12日〜10月4日。

バンクシーが作品の売却益で巨大ボートを購入し、地中海の難民レスキューのための活動への支援を表明した。

京都市立芸術大学が、男女の教員比率適正化を目指して3つの専攻で女性限定での教員募集を行い、注目を集めている。

アートフェア「DELTA Experiment」が大阪のTEZUKAYAMA GALLERYで開幕した。会期は8月28日〜30日。

8月27日に再開を迎えた大英博物館が、奴隷貿易とのつながりを理由に、同館の起源とも言えるハンス・スローンの胸像を本来の台座から近くのキャビネットに移したことがわかった。

京都市京セラ美術館内のミュージアムカフェ「ENFUSE(エンフューズ)」。ここで、同館コレクション展の展示作品にちなんだ和菓子が提供されている。

画家たちの⾝に起きた「悲運」に焦点を当て作品に秘められたドラマに迫る。そんな企画展「悲運の画家たち」が、京都・嵐山にある福⽥美術館と嵯峨嵐⼭⽂華館で共同開催される。会期は10⽉24⽇〜2021年1⽉11⽇。

日本では2012年に原美術館で開催された回顧展以来初となる、ジャン=ミシェル・オトニエルの個展が六本木・ペロタン東京で開催される。会期は9月16日〜10月24日。

新型コロナウイルスの影響により、今年秋に予定されていたTOKYO ART BOOK FAIRの開催中止が決定。これを受けて、オンラインで開催されるアートブックフェア「VIRTUAL ART BOOK FAIR」が開催されることとなった。会期は11月16日~23日。

第3回
国際的に大きな注目を集める台湾のアートシーンに、全4回で迫る本連載。第3回では、「ヨコハマトリエンナーレ2020」(7月17日〜10月11日)に参加している2名のアーティスト、何采柔(ジョイス・ホー)と張徐展(ジャンシュウ・ジャン)の作品の魅力を紹介する。[台湾文化センター×美術手帖]

ユニクロのグラフィックTシャツブランド「UT」。その2020年秋冬コレクションは、3人の現代美術のスターたちとのコラボレーションに注目だ。

先週から今週にかけて始まった展覧会から、とくに注目したい3つをピックアップしてお届けする。予約方法や注意事項については、各館の公式ウェブサイトを参照してほしい。

レバノンの首都ベイルートで発生した爆発で被害を受けた文化施設の再建を支援するため、クリスティーズが10月下旬〜11月上旬にチャリティー・オークションを開催する。

1950年に公開された黒澤明監督の映画『羅生門』。公開70周年を記念して、その撮影現場から世界への影響にいたるまで、様々なエピソードに迫る展覧会「映画『羅生門』展」が、東京・京橋の国立映画アーカイブで開催される。会期は9月12日〜12月6日。