「Study:大阪関西国際芸術祭2025」に総勢50名以上が参加

大阪・関西万博にあわせて4月11日より開催される「Study:大阪関西国際芸術祭2025」。その詳細が明らかにされた。

奥中章人 INTER-WORLD/SPHERE: CocoonerPhoto by Kohei Matsumura

 大阪・関西万博にあわせ、大阪市内各所で4月11日から「Study:大阪関西国際芸術祭2025」が開催される。

 同芸術祭は、2022年より毎年開催されてきた民間主導のイベント。これまで大阪市内を会場に、様々な展示を展開してきた。今年のテーマは「ソーシャルインパクト」。万博会場のほか、大阪文化館・天保山(旧サントリーミュージアム)・ベイエリア 、船場エリア、西成エリア、JR大阪駅エリアなどが舞台となる。現時点での参加作家は約50名で、今後も追加される。

 万博会場では、「EXPO PUBLIC ART」として、奥中章人、DONESY、冨長敦也、ヘラルボニーが参加し、会場内にパブリック・アートを展示する。また今後も参加作家は追加予定だ。

奥中章人 INTER-WORLD/SPHERE: Cocooner
Photo by Kohei Matsumura
DONESY Mirror-polished stainless steel forged sculpture
W2570mm D2000mm H3700mm
(BASE W2000mm D2000mm H800mm)

 安藤忠雄建築の大阪文化館・天保山(旧サントリーミュージアム天保山)では、ドイツの研究機関であるInstitut für Kulturaustauschとともに「Reshaped Reality〜ハイパー・リアリスティック彫刻の50年〜」を開催。

大阪文化館・天保山

 同展はこれまでグッゲンハイム・ビルバオ(2016)をはじめ、世界各地で開催されてきたもので、日本での開催はこれが初めて。過去50年におけるハイパー・リアリスティック彫刻における人間像の発展を展示することで、「人間とは何か」を考察するという。参加作家はアレン・ジョーンズ、ジョージ・シーガル、パトリシア・ピッチニーニ、マウリツィオ・カテラン、ロン・ミュエク、トニー・マテッリら26組。

(C) Allen JonesCourtesy of the artist and Institute for Cultural Exchange, Tübingen
© Ron MueckCourtesy of Olbricht Collection and Anthony D'Offay, LomdonPhoto: Joachim Fliegner, Bremen
© Tony Matelli Courtesy of the artist and Institute for Cultural Exchange, Tübingen

編集部

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