アンソニー・ヴァカレロ率いるサンローランが、1年にわたる大規模な改装を終えてリヴ・ドロワ・パリ店をリニューアルオープンさせた。
「サンローラン リヴ・ドロワ」はただのブティックではなく、エクスクルーシブなコラボレーション、限定品、芸術的な分野が融合する文化的な拠点として位置付けられている。
リヴ・ドロワ・パリ店の目玉は、ミニマリズムの巨匠ドナルド・ジャッド(1928〜1994)がデザインした家具との協業だろう。
サンローランはドナルド・ジャッド・ファニチャートのパートナーシップにより、ジャッドの代表的な家具デザインに、 メゾンのシグネチャーである白と黒を基調としたメタル仕上げの2種類を追加。スチール仕上げと、トラフィックホワイト塗装われたアルミニウム仕上げが、1984年にジャッドがデザインしたメタル家具に施された。またチェア、テーブル、デスク、ベッドなど15種類のデザインからなるジャッドの全コレクションも新色で制作され、サンローランにて独占販売される。




