
城戸保の名古屋港を映した 最新シリーズを東京で初公開
3月4日より、写真作品を手がける城戸保の個展「風景画/舟を釣る」が、ハギワラプロジェクツ(東京・初台)で開催される。

3月4日より、写真作品を手がける城戸保の個展「風景画/舟を釣る」が、ハギワラプロジェクツ(東京・初台)で開催される。

初心者にもやさしい直感的な操作が可能な多機能・低価格のペイントソフトとして、多くのクリエイターから支持を得ているペイントソフト「openCanvas」。本連載では、声優の上田麗奈が、同ソフトのメインアートワークを手がけた人気イラストレーター・藤ちょこさんにその魅力を教わりながら、オリジナルのデジタルイラストを制作してきました。第1回の講座で初めてデジタルペイントソフトを操作した上田も、この1年を通じてめざましい成長をとげました。ついに連載の最後となる今回は、作品の総仕上げです。

版画が「ファインアート」と認められるようになったのは、比較的最近のこと。絵画や彫刻、写真などと比べると、存在感はまだまだ薄い。そんな版画の知られざる魅力を紹介するのが、ニューヨーク・マンハッタンにある1898年創立の版画専門店「オールド・プリント・ショップ」だ。今回は、同店が扱う作品の一部を紹介するとともに、版画の魅力に迫る。

「日本概念派」の先駆けとして知られる松澤宥の活動を紹介する展覧会「ニルヴァーナからカタストロフィーへ - 松澤宥と虚空間のコミューン」が、オオタファインアーツ(東京・六本木)で3月3日より開催される。本展は、アーティスト・嶋田美子がキュレーションを務める。

アメリカのジュエリーブランド・ティファニーは、2017年、2019年、2021年の3回にわたり、ニューヨークのホイットニー美術館で開催される「ホイットニー・バイエニアル」に協賛することを公式に発表。参加アーティストとのコラボレーション商品の制作も明らかにした。

アートスクール「ゲンロン カオス*ラウンジ 新芸術校」の上級コースの成果展「まつりのあとに」が、五反田アトリエと五反田展示室をメイン会場に、都内各所で開催される。

東京・上野の国立西洋美術館にて、デンマーク・スケーエンの芸術家村を拠点とした画家たちの作品を紹介する「スケーエン:デンマークの芸術家村」が開催されている。会期は5月28日まで。

DIESEL ART GALLEY(東京・渋谷)で、ドローイングを中心に活動するアーティスト、KYOTAROによる個展が開催される。「10万年後の世界で、未来人がまとう衣」をテーマにした作品を発表。会期は2月24日〜5月18日。

4月12日より、尾形光琳による国宝「燕子花図屏風」と鈴木其一による「夏秋渓流図屏風」を同時に鑑賞できる特別展が、根津美術館で開催される。

イタリア・ランペドゥーサ島を舞台にした、ジャンフランコ・ロージ監督(1964年エリトリア生まれ)のドキュメンタリー最新作『海は燃えている』が、2月11日よりBunkamuraル・シネマ(東京)ほかで全国順次公開されている。

50万点のコレクションを誇るアメリカのボストン美術館から、約80点の珠玉の名品が来日する展覧会「ボストン美術館の至宝展」が7月20日から東京都美術館で開催される。この開催を前に、2月22日に同館で記者会見が行われた。

ニューヨークのメトロポリタン美術館が2017年に開催したファッションデザイナー・川久保玲と「Comme des Garçons」(コム デ ギャルソン)に焦点を当てた展覧会「Rei Kawakubo/Comme des Garçons:Art of the In-Between」。その様子を振り返る。

1950〜70年代の日本の前衛美術と、その精神を継承するコンテンポラリーアートを紹介する展覧会「日本の前衛美術1950-1970+Contemporary Art」が、FUMA Contemporary Tokyo | 文京アート(東京・八丁堀)で3月10日〜25日に開催される。

1859年の開港以来、西洋の文化を受け入れ、日本の文化を海外に送り出す玄関口としての役割を担ってきた横浜。横浜美術館では4月15日より、19世紀後半から20世紀前半のファッションと美術に焦点を当てた東西交流の軌跡を紹介する展覧会が開催される。

88歳の誕生日を約1か月後に控えた2月21日、国立新美術館で草間彌生の過去最大規模の個展「草間彌生 わが永遠の魂」の内覧会・開会式が草間彌生出席のもと行われた。世界初公開を含む約270点で草間彌生のこれまでと現在を紹介する本展。その見どころとは?

美術・音楽・科学の領域を横断して活動し、ミュージシャン「アルヴァ・ノト」としても知られるドイツのアーティスト、カールステン・ニコライの個展が、市原湖畔美術館(千葉)にて開催される。日本国内の美術館では15年ぶりの個展。会期は3月18日〜5月14日。

第13回
ヤンキー文化や死刑囚による絵画など、美術の「正史」から外れた表現活動を取り上げる展覧会を扱ってきたアウトサイダー・キュレーター、櫛野展正。2016年4月にギャラリー兼イベントスペース「クシノテラス」を立ち上げ、「表現の根源に迫る」人間たちを紹介する活動を続けている。彼がアウトサイドな表現者たちに取材し、その内面に迫る連載の第13回は、自由に洞窟への情熱を掘り下げる、沢勲を紹介する。

第11回
ドローイング、写真、立体などさまざまなメディアを使い、日常とその延長線上にある現代社会を鋭いながらユーモアを備えた視線で切り取る森千裕。この冬、Satoko Oe Contemporary(東京・清澄白河)で開催された個展「テニス肘」を、中尾拓哉がレビューする。

2017年2月17日発売の『美術手帖』 2017年3月号は「草間彌生」と「現代の女性ペインター」特集! 編集長・岩渕貞哉による「Editor's note」です。

京都国立博物館で4月11日より、桃山時代を代表する巨匠のひとり、海北友松(かいほう・ゆうしょう)の大回顧展が開催される。建仁寺を飾った《雲龍図》や、約60年ぶりにアメリカから里帰りする《月下渓流図屏風》など約70点を公開。