
森美術館、事前予約が不要に。学生料金も半額にし集客図る
森美術館は、9月19日から事前予約がなくとも入館できるようにシステムを変更。また21日から学生料金を半額にするなど、これまで以上の集客を図る。

森美術館は、9月19日から事前予約がなくとも入館できるようにシステムを変更。また21日から学生料金を半額にするなど、これまで以上の集客を図る。

今年秋に開催予定だったが、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により延期となっていた東京都美術館の「イサム・ノグチ 発見の道」展。その会期が、2021年4月24日~8月29日に決定した。

日本を代表するアーティストのひとりである吉岡徳仁。その吉岡が手がける巨大なパブリック・アートがこの秋、東京メトロ銀座駅に誕生する。この発表を前に、吉岡が作品背景について語った。

今年で8回目を迎える国際写真祭「KYOTOGRAPHIE」が9月19日に開幕した。新型コロナウイルスの影響で大幅に時期が延期となった今回。当初から掲げるテーマ「VISION」のもと、10のメインプログラムが京都市内14会場で展開されている。

2021年1月での閉館が決定している原美術館で、最後の展覧会「光―呼吸 時をすくう5人」が9月19日にスタート。日々のささやかな出来事や感情を心に留め置くという試みから企画された本展をお見逃しなく。

千葉市美術館の拡張リニューアルオープンと開館25周年を記念した、宮島達男の首都圏では12年ぶりとなる大規模個展「宮島達男|クロニクル1995-2020」が開幕。会期は9月19日〜12月13日。

これまで4回続いてきた「あいちトリエンナーレ」が、2022年より「新・国際芸術祭(仮称)」として新たなスタートを切る。組織委員会の体制も大きく変わるこの「新・国際芸術祭(仮称)」について、組織委会長に就任した大林組会長・大林剛郎の単独インタビューをお届けする。

モダニズム建築の大家として知られる前川國男が設計した世田谷区庁舎と区民会館。半世紀以上の歴史を持つこの建物が、機能向上を目的に再整備される。この再整備を前に、京都工芸繊維大学教授で近代建築史が専門の松隈洋がこの建築に込められた精神を振り返る。

2019年に7年ぶりとなる個展「セルヴェ」をパープルームギャラリーにて開催し、デジタル移行前のアニメのセル画にヒントを得た手法を用いた作品を発表したqp。1年後の開催となった本展では、約4ヶ月という短期間で集中的に制作された作品を発表した。SNSでの発信もマイペースに行うなかで、リアルな展示から浮かび上がるものは何か。美術批評家の中島水緒がレビューする。

今週スタートした展覧会から、とくに注目したい5つをピックアップしてお届けする。予約方法や注意事項については、各館の公式ウェブサイトを参照してほしい。

ニューヨークのブルックリン美術館が、コレクションの保存と管理のための資金調達のために、コレクションから12点の作品をオークションに出品することがわかった。ルーカス・クラナッハやギュスターヴ・クールベなどの画家による作品は、クリスティーズの「オールド・マスターズ」などのセールで売却される。

今年9月、東京・天王洲の「TERRADA ART COMPLEX」に隣接するかたちでオープンした「TERRADA ART COMPLEXII」。ここを舞台とする新たなアートフェア「artTNZ」が開幕した。会期は9月18日〜21日。

2021年2月3日〜5月10日に国立新美術館で開催される佐藤可士和の過去最大規模となる個展の詳細が発表された。屋外広告やロゴ、グラフィックデザインなど佐藤の代表作が紹介されるほか、佐藤自身がプロデュースする「UT STORE」の国立新美術館バージョンも展示会場に登場する。

美術品保管を主軸に、幅広い分野でアート関連事業を展開している寺田倉庫が、芸術文化発信事業の一環として現代美術のコレクターズミュージアムを天王洲にオープンすることを発表した。

アメリカのグラフィティ・アートの旗手のひとり、キース・へリングのアートワークをプリントしたビニール傘がセブンイレブンで発売される。

東京国立博物館 法隆寺宝物館で「5Gで文化財 国宝『聖徳太子絵伝』ARでたどる聖徳太子の生涯」が開催。最新技術によって《聖徳太子絵伝》に描かれた物語に迫る展示となっている。会期は9月29日〜10月25日。

フランスを代表するナチュラルミネラルウォーター・ペリエが、村上隆とのコレボレーション「PERRIER x MURAKAMI」を発表。村上が制作したプロモーション動画やドキュメンタリーもペリエのウェブサイトで公開されている。

韓国の男性音楽グループ・BTS(防弾少年団)のRM(キムナムジュン)が、絶版されて入手が困難な書籍などの制作を支援するために、韓国の国立現代美術館(MMCA)に1億ウォン(約890万円)を寄付した。

メガギャラリーとして知られているハウザー&ワースが、ニューヨークの非営利美術機関を支援するためのチャリティープロジェクト「Artists for New York」を発表。100人以上のアーティストから寄贈される作品を販売し、その収益をニューヨークの美術機関とアーティストに寄付する。

渋谷パルコ内NANZUKA 2Gで開催されるジェームス・ジャービスの個展「Transcendental Idealism」。これを記念し、コラボレーションアイテムが発売される。