マンガ『キングダム』展、2021年夏に上野の森美術館と福岡市美術館で開催へ

春秋戦国時代の中国を舞台とし、テレビアニメ化、実写映画化もされた大人気マンガ『キングダム』。連載開始から15年目を迎える2021年の夏、その魅力の原点に迫る展覧会「キングダム展 -信-」が上野の森美術館、福岡市美術館で開催される。

キングダム展 ビジュアル (C)原泰久/集英社

 春秋戦国時代の中国を舞台に、天下の大将軍を夢見る下僕出身の少年・信(しん)と、中華統一を目指す若き王・嬴政(えいせい)の成長と活躍を描いた原泰久による大人気マンガ『キングダム』。

 現在も『週刊ヤングジャンプ』(集英社)連載中の同作は、コミックス累計発行部数7000万部を突破。テレビアニメ化・実写映画化もされ、その壮大なストーリーと登場人物たちの熱き言葉が多くの読者を魅了している。

 連載開始から15年目を迎える2021年、そんな『キングダム』の魅力の原点に迫る展覧会「キングダム展 -信-」が上野の森美術館福岡市美術館で開催される(以降、全国巡回予定)。

 本展は、第1話「無名の少年」から第438話「雄飛の刻」までのストーリーで構成。原泰久直筆の原画や描きおろしのイラストを多数展示する、過去最大のキングダム展となる。

 サブタイトルを「信」とした本展では、仲間や敵との出会い、そして別れを糧に成長を遂げる主人公・信にフォーカス。著者が信に込めた想いが原画とともに表現される。信の歩んだ道をたどりながら、作品が持つ圧倒的な迫力と感動を体感したい。

原泰久氏より本展開催に向けてのメッセージと展示予定の描きおろしイラスト (C) 原泰久/集英社

編集部

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