「石岡瑛子 グラフィックデザインはサバイブできるか」がギンザ・グラフィック・ギャラリーで開催。広告や映画ポスターなどを展覧

東京都現代美術館で大規模な回顧展が開催される石岡瑛子。その広告などの仕事を展覧する「石岡瑛子 グラフィックデザインはサバイブできるか」展が、ギンザ・グラフィック・ギャラリーで開催される。会期は12月4日〜2021年1月23日(前期)、2月3日〜3月19日(後期)。

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絵画空間を遊戯の場として開く。中島水緖評 鹿野震一郎「logs」

サイコロ、トランプ、フィギュア、髑髏、月、そしてピラミッド。同じモチーフを繰り返し描き、イメージの次元やスケールを自在に変換しながら遊びの輪を広げていく鹿野震一郎。Satoko Oe Contemporaryにて「logs」と題した個展を開催した作家の時系列を揺さぶる絵画について、美術批評家の中島水緒がレビューする。

REVIEW

横尾忠則の制作活動60年をたどる。「GENKYO 横尾忠則 原郷から幻境へ、そして現況は?」展が愛知県美術館で開催へ

横尾忠則の芸術の全貌を多角的に紹介する展覧会「GENKYO 横尾忠則 原郷から幻境へ、そして現況は?」が、2021年1月15日〜4月11日に愛知県美術館で開催される。東海地方の美術館では初の横尾展となる今回の展覧会では、高校時代の作品からグラフィックや絵画の代表作、最新作まで、60年以上におよぶ制作活動の全貌に迫る作品群を展示する。

NEWS / EXHIBITION

寺田倉庫のコレクターズミュージアム「WHAT」。建築と文芸がコラボレーションする企画展「謳う建築」を開催

美術品保管を主軸に、幅広い分野でアート関連事業を展開している寺田倉庫が、12月12日に天王洲にコレクターズミュージアム「WHAT(WAREHOUSE OF ART)」をオープンさせる。オープニングではコレクション展示と同時に建築倉庫プロジェクトによる企画展「謳う建築(うたうけんちく)」が開催。会期は12月12日〜2021年5月30日。

NEWS / EXHIBITION

親密圏を生きる私たちへ。飯岡陸評 斎藤玲児個展「24」+「新・今日の作家展2020 再生の空間」

今年3月にオープンした新スペース「LAVENDER OPENER CHAIR」にて開催された斎藤玲児個展「24」と、横浜市民ギャラリーにて開催された地主麻衣子と山口啓介の2人展「新・今日の作家展2020 再生の空間」。コロナ禍に制作され、発表されたそれぞれの作品について、医療人類学者アネモリー・モルによる著書『ケアのロジック』を手がかりに、キュレーターの飯岡陸がレビューする。

REVIEW

村上隆の「お花」がCTスキャンに。小児患者の不安を和らげるため

アメリカの非営利団体「RxART」と協力し、村上隆がワシントンDCに所在する小児国立病院のCT/PET検査室にチャリティーアートプロジェクトを発表。CT/PETスキャナーや検査室の壁に村上の「お花」モチーフを飾るこのプロジェクトは、患児たちが治療に関する不安や恐怖を和らげることを目指している。

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高温の熱のように広がる「エピソード」。椹木野衣評 ヨコハマトリエンナーレ2020「AFTERGLOW―光の破片をつかまえる」

ラクス・メディア・コレクティブをアーティスティック・ディレクターに迎え、コロナ禍における国際芸術祭としてはいち早く開催されたヨコハマトリエンナーレ2020「AFTERGLOW―光の破片をつかまえる」。前例のない状況のなか、ひとつのテーマではなく複数のソースを重視し、トリエンナーレを長い時間のなかでとらえる試みについて椹木野衣がレビューする。

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