2017年展覧会ベスト3 (美術評論家・清水穣)
数多く開催された2017年の展覧会のなかから、6名の有識者にそれぞれもっとも印象に残った、あるいは重要だと思う展覧会を3つ選んでもらった。今回は美術評論家・清水穣編をお届けする。
数多く開催された2017年の展覧会のなかから、6名の有識者にそれぞれもっとも印象に残った、あるいは重要だと思う展覧会を3つ選んでもらった。今回は美術評論家・清水穣編をお届けする。
年末年始の休暇には美術館に行きたい、という人も少なくないだろう。ここでは首都圏を中心に、年始も開館している主要な美術館をピックアップして紹介。お出かけの参考にしてもらいたい。
数多く開催された2017年の展覧会のなかから、6名の有識者にそれぞれもっとも印象に残った、あるいは重要だと思う展覧会を3つ選んでもらった。今回はインディペンデント・キュレーター長谷川新編をお届けする。
2018年1月より公開される、ファッション・デザイナーのドリス・ヴァン・ノッテンに密着した初のドキュメンタリー映画『ドリス・ヴァン・ノッテン ファブリックと花を愛する男』。ドリスも参加した07年の展覧会「スキン+ボーンズ――1980年代以降の建築とファッション」(国立新美術館、東京)を担当した国立新美術館主任研究員・本橋弥生が、本作の魅力を語る。
東京都およびアーツカウンシル東京(公益財団法人東京都歴史文化財団)が、2020年に向けて展開している「東京文化プログラム」。2020年からの「Tokyo Tokyo FESTIVAL」に向けて、かつてない「企画公募」が行われる。この内容と狙いとは? アーツカウンシル東京機構長・三好勝則に話を聞いた。
数多くの展覧会が開催された2017年を数字で回顧。美術館・博物館で行われた展覧会の入場者数TOP10を紹介する。※対象展覧会は2017年1月1日〜11月30日の期間に開催されたもので、2016年から会期がまたいでいるものも含む。12月18日現在で回答がなかったもの、ウェブサイト公開不可のもの、入場者数を公表していないものは含まない。またジャンルは美術、あるいはそれに準ずるものに限る。
東京都は渋谷にあった旧・トーキョーワンダーサイト渋谷を「東京都渋谷公園通りギャラリー」として11月にオープンさせた。「従来の枠にとらわれない、独自の発想や方法により生み出されるアート作品の展示」を行う同施設の狙いとは?
個人美術館の相次ぐ開館や、オークションでの巨額落札など、様々な出来事があった2017年。主にウェブ版「美術手帖」で取り上げたニュースを中心に、2017年のアートシーンを30のトピックスで振り返る。
沖縄・うるま市で11月18日〜12月3日に開催されたアートイベント「2017イチハナリアートプロジェクト+3」で、岡本光博の《落米のおそれあり》が市によって封印された。その経緯と一連における考えを、作家本人が寄稿する。
ロサンゼルスの邸宅やプールを描いた風景画などで知られる、イギリスを代表するアーティスト、デイヴィッド・ホックニー。ニューヨーク・メトロポリタン美術館で2018年2月25日まで開催されているホックニーの大回顧展の見どころを、現地からレポートする。
「京都国際映画祭」のアート部門メイン会場として活用されていた元・立誠小学校は、今年を最後に取り壊しとなる。多くの人々が学び、関わりあってきた空間で行われた、「生生流転」をテーマとするアート企画の様子をレポートする。
檀一雄による同名短編小説を原作に、大林宣彦監督が映画化した『花筐/HANAGATAMI』が12月16日より公開。『この空の花─長岡花火物語』(2012)、『野のなななのか』(2014)に次ぐ戦争3部作の3作目となる本作を、ドラマ評論家の成馬零一が語る。
『美術手帖』の「BOOK」コーナーでは、新着のアート&カルチャー本の中から毎月、注目の図録やエッセイ、写真集など、様々な書籍を紹介。2017年12月号では、芸術と政治や経済の関係を考える評論や対談集など、4冊を取り上げた。
平成25年度から4回にわたり、筑波大学が文化庁とともに主催してきた新進芸術家育成交流作品展「FINE ART / UNIVERSITY SELECTION」(通称・ファインアート展)。今年で5年目を迎え、「ファインアート・ユニバーシアードU-35展」と名を改めて再出発した展覧会の見どころを、ファインアート展実行委員長の太田圭教授に聞いた。
日産自動車が2013年より隔年で開催している「日産アートアワード」。国籍や他者の目線をテーマにした映像インスタレーション《日本人を演じる》で、今年のグランプリを受賞した藤井光に作品について聞いた。
今年12月9日から沖縄本島北部地域、通称「やんばる(山原)」を舞台に開催される新たな芸術祭「やんばるアートフェスティバル」。そのメディア向けプレスツアーが、会期に先駆け10月末に実施された。「作品がないプレスツアー」となった今回。そこにはどういう狙いがあったのか?
次世代アーティストの発掘を目的に、主要な美術大学、芸術大学の卒業・修了制作を対象に選考を行う「アートアワードトーキョー 丸の内 2017」の受賞者が決定。一次審査を通過した作品は2017年9月8日〜24日、丸の内エリアの会場にて展示された。
「日本のミケランジェロ」とも言われる運慶。その力強く写実的な作風はいかにして確立されたのか?
『美術手帖』の「BOOK」コーナーでは、新着のアート&カルチャー本の中から毎月、注目の図録やエッセイ、写真集など、様々な書籍を紹介。2017年11月号では、気鋭のアーティストの著書や20世紀絵画に関する論考など、現代の表現を紐解く4冊を取り上げた。
アレハンドロ・ホドロフスキー監督の3年ぶりとなる最新作。前作『リアリティのダンス』の続編として青年期を自伝的に描く作品『エンドレス・ポエトリー』が11月18日より公開される。