蓮沼執太フィル「東京ジャクスタ」に見るアートとエンジニアリングの進歩
2018年1月13日、東京・赤坂の草月ホールで蓮沼執太フィルによる公演「東京ジャクスタ | Juxtaposition with Tokyo」が開催された。当日は新曲とともに、一柳慧が1961年11月30日(草月アートセンター時代)に草月コンテンポラリーシリーズ10で上演した「IBM: Happening and Musique Concrète』も再上演。その模様をお届けする。
2018年1月13日、東京・赤坂の草月ホールで蓮沼執太フィルによる公演「東京ジャクスタ | Juxtaposition with Tokyo」が開催された。当日は新曲とともに、一柳慧が1961年11月30日(草月アートセンター時代)に草月コンテンポラリーシリーズ10で上演した「IBM: Happening and Musique Concrète』も再上演。その模様をお届けする。
マーライオンやマリーナベイサンズなど数々の観光スポットを持つ東南アジア屈指の都市・シンガポール。文化の発信に注力するこの国でもっとも重要なイベント「シンガポール・アート・ウィーク(SAW)」が今年も開幕した。国を挙げて様々なプログラムを展開するアートウィークとはどのようなものなのか? 第2弾ではギャラリー集積地区「ギルマンバラックス」やアートサイエンスミュージアム、マリーナベイサンズで開催されたアートフェア「アートステージ・シンガポール」、そしてSAWのラストを飾ったイベント「Light to Night Festival」などを紹介する。
マーライオンやマリーナベイサンズなど数々の観光スポットを持つ東南アジア屈指の都市・シンガポール。文化の発信に注力するこの国でもっとも重要なイベント「シンガポール・アート・ウィーク」が今年も開幕した。国を挙げて様々なプログラムを展開するアートウィークとはどのようなものなのか? その様子を2回にわたって紹介する。
『美術手帖』の「BOOK」コーナーでは、新着のアート&カルチャー本の中から毎月、注目の図録やエッセイ、写真集など、様々な書籍を紹介。2018年2月号では、近代建築の本質に迫る講義録、写真評論家による用語集、パルテノン彫刻に関する研究報告、地下アイドルユニットの写真集というバラエティに富んだ4冊を取り上げた。
2018年も「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」をはじめ、日本全国で多くの芸術祭が開催される予定だ。そこで、2017年の芸術祭・国際展を概要とともに振り返り、その傾向を考えるとともに、2018年のラインナップを紹介する。
古代より交易路が張りめぐらされ、人々と様々な文明が行き交ったアラビア半島。その歴史と文化を示すサウジアラビア王国の至宝が、日本で初めて公開される。アラビアの先史時代から20世紀に至るまでの文化財400件以上が紹介される「アラビアの道 -サウジアラビア王国の至宝」展の見どころを、担当研究員の白井克也、小野塚拓造、ゲストキュレーターの徳永里砂が語る。
1870年に開館し、世界を代表する美術館であるメトロポリタン美術館が入館料を義務化。約50年ぶりの改定により、財政難や美術館の公共性など、様々な問題が浮き彫りとなった。
伝説のアーティストから現代を生きる注目のクリエイターまで、アートにまつわる多彩な人物、テーマにフォーカスするアートムービー。現在公開中の映画も含め、2018年注目のアートムービー5本を紹介する。
彫刻家、画家、素描家、そして版画家として活躍したアルベルト・ジャコメッティの伝記映画『ジャコメッティ 最後の肖像』が2018年1月5日より公開されている。当時すでに名声を得ていたジャコメッティをジェフリー・ラッシュが演じる。
2018年に生誕170年を迎えるポール・ゴーギャンは、ポスト印象派を代表する画家のひとり。そのタヒチ時代の知られざる創作の秘密と愛の物語を描いた映画『ゴーギャン タヒチ、楽園への旅』が来年1月に公開される。
数多く開催された2017年の展覧会のなかから、6名の有識者にそれぞれもっとも印象に残った、あるいは重要だと思う展覧会を3つ選んでもらった。最後は東京国立近代美術館企画課長・蔵屋美香編をお届けする。
数多く開催された2017年の展覧会のなかから、6名の有識者にそれぞれもっとも印象に残った、あるいは重要だと思う展覧会を3つ選んでもらった。今回は番外編として『美術手帖』編集長・岩渕貞哉編をお届けする。
各美術館で注目の展覧会が目白押しの2018年。そのなかから編集部がセレクトした、特に注目したい10の展覧会を紹介する。part2では現代美術を中心とした5展覧会を会期順にピックアップ。
各美術館で注目の展覧会が目白押しの2018年。そのなかから編集部がセレクトした、特に注目したい10の展覧会を紹介する。part1ではオールド・マスターや近代美術を中心にした5つを会期順にピックアップ。
数多く開催された2017年の展覧会のなかから、6名の有識者にそれぞれもっとも印象に残った、あるいは重要だと思う展覧会を3つ選んでもらった。今回は美術家、美術批評家・黒瀬陽平編をお届けする。
数多く開催された2017年の展覧会のなかから、6名の有識者にそれぞれもっとも印象に残った、あるいは重要だと思う展覧会を3つ選んでもらった。今回は国立西洋美術館研究員・新藤淳編をお届けする。
2018年1月8日まで、沖縄県北部「山原(やんばる)」で初めてのアートフェスティバル「やんばるアートフェスティバル2017-2018」が開催中。今回が地域芸術祭に初参加となる西野亮廣は、美術家・淀川テクニックとともに、著書『えんとつ町のプペル』主人公のゴミ人間・プペルを制作した。
『美術手帖』の「BOOK」コーナーでは、新着のアート&カルチャー本の中から毎月、注目の図録やエッセイ、写真集など、様々な書籍を紹介。2018年1月号では、芸術理論や作品集など、幅広い視点から芸術を考える4冊を取り上げた。
数多く開催された2017年の展覧会のなかから、6名の有識者にそれぞれもっとも印象に残った、あるいは重要だと思う展覧会を3つ選んでもらった。今回は豊田市美術館学芸員・能勢陽子編をお届けする。
2017年1月のトランプ政権発足後、アメリカでは人種・文化・宗教・ジェンダーを巡る衝突がより顕在化し、異なる意見を受け入れる寛容さが急速に失われつつある。アートの世界では「検閲」というかたちで、この状況を目にすることが多くなった。本記事では、「検閲」という観点から、2017年ニューヨークで論議を呼んだ展示を振り返る。