東京国立博物館で「びじゅチューン!」。 東博の所蔵作品をインタラクティブに学べる企画「なりきり日本美術館」が開幕

NHK Eテレの人気番組「びじゅチューン!」と東京・上野の東京国立博物館のコラボレーション展覧会「親と子のギャラリー トーハク×びじゅチューン! なりきり日本美術館」が開幕。同館所蔵作品をテーマにした「びじゅチューン!」の楽曲をもとに、インタラクティブな演出で作品を紹介する展覧会だ。大人と子供が一緒に楽しめる本展の見どころをお届けする。

NEWS / REPORT

美術の制度へのあくなき挑戦者。北出智恵子が見た、大久保あり「WHITE CUBE IS EMPTINESS」展

テキスト、立体、絵画、インスタレーションと、多様な表現方法を組み合わせ、また他者の行為を介入させる作品を生み出してきた大久保あり。2017年に発表した《WHITE CUBE IS EMPTINESS》を中心にホワイトキューブで近作を展開。金沢21世紀美術館の北出智恵子が、これまでの活動を回顧しながら作品を読み解く。

REVIEW

テーマは「脱ぎすて跨ぎ越せ、新しい人へ」。舞台芸術祭「フェスティバル/トーキョー18」が今秋開幕

毎年秋、東京・池袋各所で開催されてきた舞台芸術祭「フェスティバル/トーキョー」の記者会見にて、今年のプログラムが発表された。11回目を迎える今年、新たなディレクターに長島確、共同ディレクターに河合千佳が就任した。F/T18のテーマは「脱ぎすて跨ぎ越せ、新しい人へ」。そこに込められた意味とは。

NEWS / PROMOTION

「ピカソが僕を変えた」 横尾忠則、ピカソを語る。

2017年度エミー賞で10部門にノミネートされた『ジーニアス:世紀の天才アインシュタイン』に続く、ナショナル ジオグラフィック製作のオリジナル・ドラマ『ジーニアス』シリーズの第2弾『ジーニアス:ピカソ』が7月29日より放送される。今回のテーマは、20世紀を代表する世界的な天才画家パブロ・ピカソ。芸術を愛し、女性を愛し、自由を愛したピカソについて、ピカソと出会ったことで「画家宣言」を行った横尾忠則が語り尽くす。

SPECIAL / PROMOTION

レアンドロ・エルリッヒ展が60万人超えで圧倒。2018年上半期 美術展覧会入場者数 TOP10

2018年上半期の美術館展覧会を数字で回顧。日本全国の美術館・博物館で行われた展覧会のなかから、入場者数TOP10を紹介する。※対象展覧会は2018年1月1日〜6月30日の期間に開催されたもので、2017年から会期がまたいでいるものも含む。7月20日現在で回答がなかったもの、ウェブサイト公開不可のもの、入場者数を公表していないものは含まない。またジャンルは美術、あるいはそれに準ずるものに限る。

INSIGHT

池田亮司がポンピドゥー・センターで見せる黒と白の部屋。「continuum」が開催中

フランス・パリのポンピドゥー・センターで、視覚メディアとサウンドメディアの領域を横断する電子音楽家にしてビジュアル・アーティストの池田亮司による個展「continuum」が開催されている。本展のために制作された2つの新作インスタレーションで、池田は何を表現するのか? 同館ニューメディアコレクション主任学芸員キュレーターのマルチェラ・リスタに聞いた。

NEWS / PROMOTION

なぜ人はエッシャーに魅了されるのか? 「ミラクル エッシャー展」監修者に聞く

「だまし絵(トロンプ・ルイユ)」で広く知られるマウリッツ・コルネリス・エッシャー(1898〜1972)。その生誕120年を記念した大規模回顧展「ミラクル エッシャー展」(上野の森美術館)が連日行列ができるなど、好評を博している。なぜ人はこれほどエッシャーに惹かれるのか? いつからエッシャーの人気は高まりを見せたのか? 本展監修者で東京藝術大学大学美術館准教授・熊澤弘に本展開催の舞台裏とエッシャーの受容史について聞いた。

INTERVIEW

スクリプカリウ落合安奈が 個展で新作を発表。 可視化された「呼吸」が 紡ぐ物語空間とは?

美術家・スクリプカリウ落合安奈の個展が、東京・外神田のBambinart Galleryで開催される。落合は、現在東京藝術大学大学院グローバルアートプラクティス専攻に在学中。本展では、2016年の学部卒業時に首席・買上となった「明滅する輪郭」シリーズの新作を発表する。会期は8月25日〜9月9日。

NEWS / EXHIBITION

「みんなが見て楽しいものをつくる」。井上涼の展覧会「夏休み!オバケびじゅチュ館」が鹿児島県霧島アートの森で開催中

幼児から大人まで幅広い層に人気のテレビ番組「びじゅチューン!」で知られる作家、井上涼の展覧会「夏休み!オバケびじゅチュ館」が鹿児島県霧島アートの森で9月2日まで開催中。本展のために制作した新作を含め、映像・平面・立体・インスタレーションなど約30点が展示されている。

NEWS / EXHIBITION

第7回

近江八幡の歴史的建造物を実力派アーティストが作品化。未来の「きざし」を表現する BIWAKOビエンナーレ2018

今年も夏から秋にかけて、日本全国で様々な展覧会や芸術祭が目白押し。作品との出会いはもちろん、その場所でしか見られない景色や食事も一緒に楽しめるスポットをピックアップ。第7回は、滋賀県近江八幡で開催されるBIWAKOビエンナーレ2018を紹介する。

ピクニック、釣り、スケートボードからはじまる表現とは。市原湖畔美術館で「そとのあそび展」が開催中

周囲を自然に囲まれた開放的な市原湖畔美術館で、14組のアーティストからなる「そとのあそび展 ~ピクニックからスケートボードまで~」が開催中だ。本展のテーマはピクニックや路上観察、釣り、クライミング、スケートボードなど、「そとのあそび」から派生した表現。会期は7月14日~9月17日。

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