公開最終審査会でグランプリが決定。グラフィック界の次世代を担う若手を発掘する第21回グラフィック「1_WALL」展が開催へ

個展開催の権利をかけた公募展「1_WALL」。この二次審査を通過したファイナリスト6名の作品が展示される第21回グラフィック「1_WALL」展が、銀座ガーディアン・ガーデンにて8月27日から9月28日まで行われる。会期中の9月3日には公開最終審査が行われ、その場でグランプリが決定する本賞の、今回のファイナリストたちの作品を紹介していく。

NEWS / PROMOTION

近代絵画に描かれた夕景をたどる。副田一穂評「黄昏の絵画たち」展

黄昏時にうつろう独特の光。17世紀に成立した「風景画」をはじめ、東西の絵画に古来から描かれてきた夕暮れ時の風景の世界をひもとく展覧会「黄昏の絵画たち 近代絵画に描かれた夕日・夕景」が、山梨県立美術館で開催中だ。19世紀から20世紀にかけての西洋と日本の絵画と版画約160点から「黄昏の絵画」をたどる本展を、愛知県美術館学芸員の副田一穂がレビューする。

REVIEW

大英博物館はなぜ「マンガ展」を開催したのか? キュレーターが語るその意義

イギリス・大英博物館で開催中の大規模マンガ展「The Citi exhibition Manga」。大英博物館はなぜいま「マンガ」の展覧会を開催したのか? マンガの展示と保存の意義、そして未来の可能について、担当キュレーター、ニコル・クーリッジ・ルマニエールと「東アジア文化都市2019豊島」マンガ・アニメ部門事業ディレクター・山内康裕が語り合う。

INTERVIEW

『のらくろ』とともに子供マンガの世界を再発見。田河水泡がマンガ界にもたらした改革とは?

マンガ家・田河水泡が日本のマンガ表現に起こした改革に迫る展覧会「のらくろであります!田河水泡と子供マンガの遊園地〈ワンダーランド〉」が、神奈川県の川崎市市民ミュージアムで開催される。会期は9月18日〜11月24日。*台風19号の影響に伴う休館のため、開催中止。詳細は美術館ウェブサイトを参照。

NEWS / EXHIBITION

アイ・ウェイウェイが研究チームを香港に派遣。デモの映像を作品化

犯罪容疑者を中国本土に引き渡せるようにする「逃亡犯条例」改正案をきっかけにし、6月以来香港で行われている一連の大規模なデモ。中国人のアーティスト/活動家である艾未未(アイ・ウェイウェイ)が、研究者チームを香港に派遣し、デモの様子を記録。その素材をアート作品やドキュメンタリーの制作に使う予定だという。

NEWS / HEADLINE

2020年、足立美術館に「魯山人館」が新設。開館50周年記念の2展「美の創造者 北大路魯山人」「横山大観の全貌」をチェック

2020年に開館50周年を迎える島根・足立美術館に「魯山人館」がオープン。これを記念し、「美の創造者 北大路魯山人」(2020年4月1日〜6月30日)と「開館50周年記念 横山大観の全貌」(2020年9月11日〜10月25日)のふたつの展覧会が開催される。

NEWS / EXHIBITION

佐藤卓が手がけるPLEATS PLEASE ISSEY MIYAKEのビジュアルシリーズ。2019年のテーマは「FOREST」

PLEATS PLEASE ISSEY MIYAKEは、2013年以降、身近にあるものや生き物などをユーモアあふれる様々なイメージで表現するビジュアルシリーズを展開。2019年は「FOREST」をテーマに据え、「てんとう虫」「蝶」「かぶと虫」「きのこ」を衣服で表現している。ディレクターは佐藤卓。

NEWS / HEADLINE

京都・京丹後市での滞在制作をもとに。SIDE COREらが参加のアーティスト・イン・レジデンス成果展「大京都」が開催へ

2016年から行われてきた京都府のアーティスト・イン・レジデンス事業「京都:Re-Search」。その2018年度の参加作家5名と、ゲストアーティストのSIDE COREが約2ヶ月におよぶ滞在制作のプロセスを発表する展覧会「大京都 2019 in 京丹後」が開催される。会期は10月11日〜27日。

NEWS / EXHIBITION