
作品の周縁にある「編集物」にフォーカスする。谷口暁彦評 「working/editing 制作と編集」
石毛健太、田中良佑、BIEN、楊博の4名による展覧会「working/editing 制作と編集」が、アキバタマビ21で開催された。本展は、DVDボックスの特典映像といった作品制作の過程にある「作品未満」のもの、作品とは別のかたちを持つ「編集物」に焦点を当てることで「作品とは何か」を逆照射する試みであった。本展を、メディア・アーティストの谷口暁彦がレビューする。

石毛健太、田中良佑、BIEN、楊博の4名による展覧会「working/editing 制作と編集」が、アキバタマビ21で開催された。本展は、DVDボックスの特典映像といった作品制作の過程にある「作品未満」のもの、作品とは別のかたちを持つ「編集物」に焦点を当てることで「作品とは何か」を逆照射する試みであった。本展を、メディア・アーティストの谷口暁彦がレビューする。

生態や環境についての疑問を投げかける作品を手がけてきたアーティスト、ロイス・ワインバーガーが逝去した。享年72。

東京・六本木のシュウゴアーツが、同ギャラリー初のオンライン展覧会として、近藤亜樹「心に花を」をスタートさせた。会期は4月25日〜5月30日。

劇作家の岡田利規と、アーティストの金氏徹平が、金沢21世紀美術館で発表した『消しゴム森』。インスタレーションと映像、そして演者と鑑賞者とが一体となるような演劇体験について、アーツ前橋学芸員の北澤ひろみがレビューする。

第12回恵比寿映像祭のプログラムとして上映された小森はるか+瀬尾夏美『二重のまち/交代地のうたを編む』。東日本大震災をきっかけに活動を開始し、記録を未来や遠くの人に受け渡すことを考えながら作品をつくり続けてきた小森と瀬尾。2人が向き合ってきた「当事者性」という問題を中心に、批評家の佐々木敦がレビューする。

第6回
光を駆使した作品で知られるアーティスト、オラファー・エリアソン。そのスタジオの共同キッチンからは、様々な旬の食材を使用したベジタリアンレシピが生み出されている。この連載では、そのレシピをまとめた日本語版書籍『スタジオ・オラファー・エリアソン キッチン』から、全7回で自宅時間を豊かにするオススメのレシピを紹介します(材料は、スタジオ・オラファー・エリアソンのキッチンのための分量になっています。必要な分量に調整していただいても大丈夫です)。

新型コロナウイルスにより世界的に休館が続いている美術館・博物館だが、感染拡大の落ち着きが報道されるドイツ・オーストリア・中国などでは、再開に向けた具体的な動きが出てきている。

全国の美術館・博物館では、臨時休館中も楽しめるオンラインコンテンツを発信中。今回はそのなかから、展覧会の会場風景やコレクションの紹介、パフォーマンスの記録、子供と一緒に楽しめる映像など、YouTubeで見られるものを中心に紹介する。

サウンドアーティストとして国際的に活動するevalaが、自身が収集した音と、その場所で撮影した写真で構成した「音の日記」をアーカイブとして公開した。

京都市は4月24日、文化芸術活動緊急奨励金の創設を明らかにした。現在の情勢で実施可能な文化芸術活動を募集し、審査のうえ奨励金を交付する。

東京都が独自に行うアーティスト支援策の詳細が明らかになった。動画コンテンツの制作・発表でひとり当たり10万円を支払うという。

東京都歴史文化財団は、現在休館中の東京都現代美術館で事務職員が新型コロナウイルスに感染したと発表した。

アメリカの映画製作・配給会社「A24」がチャリティオークションをスタート。映画で実際に使用された小道具や衣装のオークションの出品に注目が集まっている。

映画監督・想田和弘と配給会社東風が主体となり、インターネット上に「仮設の映画館」を開館。日本全国の劇場と配給会社が参加し、オンラインで映画配信を行う。

東京や上海、ニューヨーク、パリなどにスペースを持つギャラリー・ペロタンが、映像上映プログラム「Screenings」をオンラインで公開。ソフィ・カルやダニエル・アーシャム、ジャン=ミシェル・オトニエルらの知られざる映画やヴィデオアート、パフォーマンス、ドキュメンタリーが紹介されている。

東京・上野の国立科学博物館は、4月24日に同館「地球館」および「日本館」展示室の3DビューとVR映像を公開した。高解像度で展示室全体を楽しめるコンテンツだ。

第16回
新型コロナウイルスの影響で、会期途中で閉幕した展覧会や臨時休館となってしまった展覧会などの展示風景を紹介する「Museum from Home」。第16回は、4月11日の開幕が6月9日に延期となった町田市立国際版画美術館「インプリントまちだ展2020 すむひと⇔くるひと ─『アーティスト』がみた町田─」をご紹介します。

第5回
光を駆使した作品で知られるアーティスト、オラファー・エリアソン。そのスタジオの共同キッチンからは、様々な旬の食材を使用したベジタリアンレシピが生み出されている。この連載では、そのレシピをまとめた日本語版書籍『スタジオ・オラファー・エリアソン キッチン』から、全7回で自宅時間を豊かにするオススメのレシピを紹介します(材料は、一般の家庭でつくりやすい分量と、スタジオ・オラファー・エリアソンのキッチンのための大人数(60人)用を併記してあります)。

新型コロナウイルス対策により休廊が続く現代美術ギャラリー。こうした状況を受けて、日本現代美術商協会(CADAN)が、特設ウェブサイト上でオンライン企画「CADAN : Online Support」を実施する。

第4回
光を駆使した作品で知られるアーティスト、オラファー・エリアソン。そのスタジオの共同キッチンからは、様々な旬の食材を使用したベジタリアンレシピが生み出されている。この連載では、そのレシピをまとめた日本語版書籍『スタジオ・オラファー・エリアソン キッチン』から、全7回で自宅時間を豊かにするオススメのレシピを紹介します(材料は、一般の家庭でつくりやすい分量と、スタジオ・オラファー・エリアソンのキッチンのための大人数(60人)用を併記してあります)。