
銀座メゾンエルメス フォーラムが6月4日に再開。「コズミック・ガーデン」サンドラ・シント展も開催
新型コロナウイルスの影響で閉館していた銀座メゾンエルメス フォーラムが6月4日に再開する。

新型コロナウイルスの影響で閉館していた銀座メゾンエルメス フォーラムが6月4日に再開する。

新型コロナウイルス感染症の拡散防止のために開幕延期になった「ロンドン・ナショナル・ギャラリー展」が、新たな会期を発表した。東京会場・国立西洋美術館の会期は開幕日未定〜10月18日に、大阪会場・国立国際美術館の会期は11月3日〜2021年1月31日に変更した。(6月4日追記:東京展開幕は6月18日)

SNOW Contemporary(東京・六本木)にて、近未来の芸術について考えるプロジェクトの一環として、布施琳太郎のキュレーションによるグループ展「余白/Marginalia」が開催された。東京に緊急事態宣言が出される前、最後に見た展覧会が本展であったという、アーティストのAKI INOMATAがレビューする。

東京・立川に4月10日の開館を予定していた、「絵とことば」がテーマの美術館「PLAY! MUSEUM」。新型コロナウイルスの影響で延期となっていたオープンが、6月10日に決定した。

中国人のアーティスト、アイ・ウェイウェイが1万枚のマスクに過去の代表作のイメージをプリントしたチャリティー作品を発表した。マスクはeBayで販売されており、収益は非営利組織に寄付されるという。

明治時代に図案制作を始め、1907年に安井曾太郎とともに渡仏。帰国後の14年には二科会の創立メンバーになるなど洋画の世界で活躍するが、その後は洋画を離れ文人画風の作品世界を展開した画家・津田青楓。練馬区立美術館「生誕140年記念 背く画家 津田青楓とあゆむ明治・大正・昭和」は、作品や関連資料を通してその生涯を振り返る大規模な回顧展となった。同展を、金沢21世紀美術館学芸員・横山由季子が論じる。

新型コロナウイルス感染症の防止対策として、チームラボが提供を開始した「チームラボチケッティングシステム」。美術館、博物館、水族館、遊園地などの施設に向けたこのシステムを、展覧会やイベントで活用するために西日本新聞社が導入した。

アンドレアス・グルスキーやヴォルフガング・ティルマンス、リュック・タイマンス、トーマス・ルフといった国際的に活躍するアーティストが、新型コロナウイルスで危機に陥る文化施設などを救済するために始めたキャンペーン「2020Solidarity 」。これがついに日本でも展開され始めた。

第25回
雑誌『美術手帖』の「BOOK」コーナーでは、新着のアート&カルチャー本から注目の図録やエッセイ、写真集など、様々な書籍を紹介。2020年6月号の「BOOK」1冊目は、デジタル技術の進歩がもたらした「写真」という枠組みの変化を探る、清水穣『デジタル写真論』を取り上げる。

過剰ともいえる緻密な鉛筆の線描写や独特の筆致によって、オブセッションや恐怖、恋愛などを描く佐藤允。その個展「Øth(zeroth)」が、東京・天王洲のKOSAKU KANECHIKAで開催される。会期は6月6日〜7月11日。

新型コロナウイルスの影響で、平時では行われないような個人の健康、身体の監視と検査が広がる今日。このウイルスによって様々な監視システムが次々と露呈したが、それを無自覚に受け入れてしまっている人も少なくないだろう。この現況を危ぶみ、今日は政府による管理システムやサイバーセキュリティなど、インターネットに関わる様々な社会問題を主題とするアーティストデュオ「!メディアングルッペ・ビトニック」を取り上げたい。社会学者の毛利嘉孝がその活動を論じ、ポストコロナ時代の自由を考える。

北京で開催されている全国人民代表大会で可決された香港の「国家安全法」に対し、1500人以上の香港の文化・芸術関係者が反対声明を発表した。芸術表現や言論の自由、文化交流における検閲が懸念されている。

新型コロナウイルス感染拡大の影響で、5月31日まで臨時休館中の水戸芸術館。6月2日より一部の施設の利用を再開する。

新型コロナウイルス感染拡大防止のため、2月末から臨時休館中の東京国立博物館。今回、首都圏を対象とした国の緊急事態宣言が解除されたことを受け、6月2日より一部の展示施設を開館する。当面のあいだ、入館には事前予約が必要となる。

金沢21世紀美術館が、6月27日の再開を発表した。

新型コロナウイルス感染拡大の影響でオープンが延期となっていた「アップリンク京都」。緊急事態宣言の解除を受け、6月11日に正式にオープンすることが決まった。

政府の第2次補正予算案が27日に閣議決定された。今回の補正予算では、文化芸術支援に560億円が計上されているのが大きな特徴だ。

6月16日から東京国立博物館で開催される予定だった「国宝 聖林寺十一面観音 ― 三輪山信仰のみほとけ」が、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、会期を延期することを発表した。

新型コロナの影響で、主催するテートが2020年のターナー賞の開催を取りやめることを発表した。賞の代替として、10人のアーティストに授与される「ターナー奨学金」を設置する。

スペイン発のファッションブランド「ロエベ」の2020〜21年秋冬コレクションは、「ファッションと遊ぶことを愉しむ」がテーマ。セラミックアーティスト桑田卓郎の作品があしらわれたコレクションピースに注目だ。