8月9日に行われた大統領選挙をめぐり、市民による大規模な抗議活動が続くベラルーシ。この情勢のなか、現地のアート界からの書簡が公開された。これは、CIMAM(国際美術館会議)を通してリリースされたもの。
公開書簡には、アーティストや美術館関係者らをはじめ、300名以上の署名がなされており、このなかで、大統領選挙において不正があったと批判。市民に対し、警察や軍による暴力行為が9日以降継続的に行われ、7000人以上が拘束されているとしており、拘束された市民は非人道的な環境に置かれているとを指摘している。
こうした状況に対し、アート関係者らは国による「残虐行為と不正行為の調査」を要求。「市民に対する暴力行為を止め、街頭から恐怖を取り除くこと」「すべての政治犯と抑留者を釈放すること」「透明性ある大統領選挙を新たに実施すること」「ベラルーシ市民に情報への自由なアクセスと平和的集会の権利を提供すること」の4つを訴えている。
CIMAMはこの公開書簡に対し、「ベラルーシの現代美術コミュニティのすべてのメンバーを強く支持したい」と表明している。なお公開書簡の全文は、CIMAMウェブサイトから閲覧可能。