永山祐子建築設計による「東急歌舞伎町タワー」が23年4月に開業。ライブホール、劇場、映画館、ホテルを有する複合施設に
新宿・歌舞伎町の「新宿TOKYU MILANO」の跡地に、永山祐子建築設計による高層建築「東急歌舞伎町タワー」が開業する。
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東急株式会社と株式会社東急レクリエーションは、新宿・歌舞伎町の「新宿TOKYU MILANO」跡地を中心とした敷地に、「東急歌舞伎町タワー」を開業させる。竣工は2023年1月、開業は同年4月を予定している。
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「東急歌舞伎町タワー」は、高さ約225メートルの高層建築。外装デザインは豊島横尾館や2020年ドバイ国際博覧会 日本館などを手がけてきた永山祐子建築設計が手がける。その外観は、歌舞伎町に神田川の支流である蟹川の水源があったとされることや、水と関わりが深い弁財天が「歌舞伎町弁財天」として街のシンボルになっていることから、水をモチーフとして噴き上がる噴水をイメージしたものになる。
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地下1階〜4階はライブホール「Zepp Shinjuku(TOKYO)」が入る。新宿エリア最大級のキャパシティとなる1500名が収容可能な施設となり、360度LEDビジョンなど、多様な演出が可能な設備が用意される。
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6~8階には客席数約900席の劇場を設置。かつてこの場所にあった映画館「新宿ミラノ座」の名称を引き継ぎ「THEATER MILANO-Za」と名づけられた。ライブ等に適した立席配置から、コンサート等に対応した着席型配置など、自由なレイアウトが可能になっている。
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9〜10階に入るのは、8スクリーン、752席の映画館「109シネマズプレミアム新宿」だ。席数をしぼり、各シートをゆったりとしたプレミアムシートとした。
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17~47階にはふたつのホテルがオープン。39〜47階が高層階からの夜景を望めるラグジュアリーホテル「BELLUSTAR TOKYO」、17〜38階がエンターテイメント性を前面に打ち出した「HOTEL GROOVE SHINJUKU」となる。
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新宿駅周辺では西口の小田急百貨店が、地上48階、高さ約260メートルの超高層ビルへと立て替えられる予定で、「東急歌舞伎町タワー」も含めた東西の再開発により風景が大きく変わりそうだ。