
「アートフェア東京 2022」が開幕。“アートブーム”のなかで見えたものとは?
日本最大級の国際的なアート見本市「アートフェア東京 2022」が、東京・有楽町の東京国際フォーラムで開幕した。今年はSBIアートオークションの特別セールやサテライトフェアも同時期に開催されるなか、アートフェア東京はどのようなプレゼンテーションを見せるのか?会場からレポートする。

日本最大級の国際的なアート見本市「アートフェア東京 2022」が、東京・有楽町の東京国際フォーラムで開幕した。今年はSBIアートオークションの特別セールやサテライトフェアも同時期に開催されるなか、アートフェア東京はどのようなプレゼンテーションを見せるのか?会場からレポートする。

現代アートの聖地として世界中に広く知られている直島に、ふたつの新しいアートギャラリーが3月12日にオープンする。ひとつは安藤忠雄の設計による「ヴァレーギャラリー」、もうひとつは《硝子の茶室「聞鳥庵」》を擁する「杉本博司ギャラリー 時の回廊」だ。このふたつの新施設の見どころをレポートする。

スイスの時計ブランド・スウォッチがポンピドゥー・センターとコラボレーションし、同館に収蔵される6つの傑作をウォッチのデザインに再現したコレクション「Swatch X Centre Pompidou」を発表した。

アール・ヌーヴォーを代表する作家、アルフォンス・ミュシャ。その作品をプロジェクション・マッピングなどのデジタル技術で体験する展覧会、「動く、ミュシャ展『iMUCHA IMMERSIVE EXHIBITION』」が今夏開催される。

文化庁は令和3年度(第72回)の芸術選奨受賞者を発表。美術関係者では文部科学大臣賞に鷹野隆大や川口隆夫、文部科学大臣新人賞には四代 田辺竹雲斎や山城知佳子らが選ばれた。

ロシアとの関係を理由に、フランス・ノール県の地方行政機関は中国の美術館に作品の貸し出しを中止した。

2009年より開催されてきたコンペティション「1_WALL」が、第25回となる今回の募集をもって終了する。今後は新たなコンペティションに生まれ変わる予定。

東山魁夷らの偽版画を制作・販売したとして、著作権法違反の罪に問われた画廊「かとう美術」の元代表・加藤雄三被告の判決公判が9日、東京地裁であった。

ヴェネチア・ビエンナーレのウクライナ館が、第59回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展への正式参加を表明した。「このような時代だからこそ、展覧会でのウクライナの表現はこれまで以上に重要だ」とのコメントを発表している。

3月10日〜3月13日に東京・内幸町の高架下にある「日比谷OKUROJI」でアートフェア「日比谷OKUROJIアートフェア」が開催。映像作品上映スペースも用意される。

大阪の西区にある京町堀を舞台に、幅広いつくり手を募集する公募型のアートフェア「メタセコイア・キョウマチボリ・アートフェア2022」が開催される。会期は6月17日~7月3日。

京都国立近代美術館で、前衛陶芸家集団「走泥社」の一員でもあった陶芸家・八木一夫が残した写真を紹介する「キュレトリアル・スタディズ15:八木一夫の写真」展が開催された。実用性より造形の芸術性を求めた「オブジェ焼き」で知られる八木は、写真に何を見出していたのか? 写真と陶芸に共通するものを手がかりに、清水穣が論じる。

今年開催される第59回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展において、主催者側はウクライナ館への全面協力を表明した。

3月8日の国際女性デーにあわせ、渋谷のセレクトブティック「Sister」がメキシコのアーティスト、モニカ・メイヤー協力のもと、参加型アートプロジェクト「The Clothesline with Sister」を開催中だ(本稿は3月2日公開記事のアップデート版です)。

3月8日は国際女性デー。過去のウェブ版「美術手帖」掲載記事からアート界におけるジェンダー問題やフェミニズムを取り上げた記事を、まとめてお届けする。

インターネットと現実を往来する活動を行ってきたアートユニット・エキソニモの個展「CONNECT THE RANDOM DOTS」が、WAITINGROOMで開催された。「点つなぎ」に着想を得て、同名の書籍やそれを取り巻くインスタレーション、ウェブサイト、ブロックチェーンを含むプロジェクトとしてランダム性と価値の関係を問う本展を、椹木野衣がレビューする。

『美術手帖』4月号の特集は「Chim↑Pom 自由と真実の飽くなき探究」。現在、個展「ハッピースプリング」を森美術館で開催中のChim↑Pom。2005年の結成から、本展の制作プロセスまで、これまでの活動を徹底紹介する。

ウクライナへの侵攻を受け、プーシキン美術館やプライベート・ミュージアム「GES-2」など、ロシアの美術・文化機関で務めるリーダーたちが次々と辞任を発表している。

青森県立美術館は、春到来の息吹をアートで表現する展覧会「Aomori Spring Sprout展 ―青森 春に芽吹く光―」を期間限定で開催する。会期は3月22日〜3月31日。

金沢21世紀美術館館長・長谷川祐子が芸術監督を務め、オラファー・エリアソンやヤン・フードンなどを含む世界25ヶ国から53のアーティストが参加する「タイランド・ビエンナーレ2021」。今年2回目を迎えた同ビエンナーレの様子を、タイ・バンコクでアーティスト・教員として活動する隅英二がレポートする。