
『不思議の国のアリス』の世界に没入しよう。イギリスから上陸した特別展に注目
森アーツセンターギャラリーで開催中の「特別展アリス —へんてこりんな、へんてこりんな世界」。初版の原画からアリスに影響を受けた現代ファッションまでを網羅した大規模展をレポートする

森アーツセンターギャラリーで開催中の「特別展アリス —へんてこりんな、へんてこりんな世界」。初版の原画からアリスに影響を受けた現代ファッションまでを網羅した大規模展をレポートする

現代美術家・水戸部七絵による初の作品集刊行を記念して「Let’s Have a Dream!」展が東京・銀座蔦屋書店にて開催される。会期は7月30日〜8月12日。また本展に合わせ、マルチプル作品が制作、販売される。

19世紀末を経て芸術の爛熟期を迎えたウィーンに生き、28年という短い生涯を駆け抜けた画家エゴン・シーレ。その大規模回顧展が東京都美術館で開催される。会期は2023年1月26日~4月9日。

プレイヤーが騎空士になって旅するファンタジーゲーム「グランブルーファンタジー」の世界観を再現した体験型アート展「GRANBLUE FANTASY× NAKED, INC. グラブルミュージアム 蒼の追想」が東京ミッドタウン・ホールで開催される。会期は7月30日〜8月28日。

東京・銀座の資生堂ギャラリーにて「第八次椿会 ツバキカイ 8 このあたらしい世界 2nd SEASON “QUEST”」が開催される。会期は8月27日〜12月18日。

コロナ禍による2年間の縮小開催を経て、2019年以来3回目の本格的な規模で構成される「浅間国際フォトフェスティバル2022 PHOTO MIYOTA(以下、PHOTO MIYOTA 2022)」が始まった。

第11回
急増しているアートコレクター。作品が飾られているコレクターの自宅を、自身もコレクターであるコバヤシマヒロが訪問して紹介。作品を愛するそれぞれの人柄が現れるような、千差万別のアートコレクションをお届けします。

第2回
展示の主体である作家の身体を、自ら対象化することで、展覧会や演劇における形式を攪拌させるパフォーマンスを生み出す小寺創太。Token Art Centerでの個展「調教都市」に際して、彼が考える作品、作家、鑑賞者の関係、そこに潜む倒錯や倫理について話を聞いた。

2010年代後半から数多く刊行されてきた初心者向けのアートの指南書の数々。そのなかから、アートライターとして活動する齋藤久嗣が、実際に読んでみて美術鑑賞力の向上に役立った良書BEST5を、ポイントを押さえながら紹介する。

アート作品で使われる色とは、何を表現しているのか。また、見る者に色はどのような影響を与えるのか。そして、色は概念になりうるのか。世界でもっとも多くの人が訪れる現代美術館のひとつ、ロンドンのテート・モダンに常設されている作品から、アートと色の関係を考える。

東京都現代美術館のグループ展「MOTアニュアル」。18回目は大久保あり、工藤春香、高川和也、良知暁の4人のアーティストを迎え、「私の正しさは誰かの悲しみあるいは憎しみ」の副題のもと、大きな構造からこぼれ落ちてしまうものに目を向ける。

1990年代以降再評価の機運が高まり、国内外で高い人気を誇るジャン・プルーヴェ(1901〜1984)。その大規模な展覧会「ジャン・プルーヴェ展 椅子から建築まで」が東京都現代美術館で開幕した。

昨年の開催を予定しながらも、コロナ禍により延期されていた、東京オペラシティ アートギャラリーの「ライアン・ガンダー われらの時代のサイン」がついに開幕した。

第8回
美術館の学芸員(キュレーター)が、自身の手がけた展覧会について語る「Curator's Voice」。第8回は、国立西洋美術館で開催中の「自然と人のダイアローグ フリードリヒ、モネ、ゴッホからリヒターまで」展を担当した陳岡 めぐみ(国立西洋美術館主任研究員/国立アートリサーチセンター〈仮称〉準備室)が、本展の経緯と背景について語る。

先週から今週にかけて開幕した展覧会や、今週末に閉幕する展覧会のなかから、とくに注目したい10件をピックアップしてお届け。最新情報は各館公式サイトを参照してほしい。

新潟県・佐渡島では、「過去と未来の帰港地」をテーマに「さどの島銀河芸術祭プロジェクト2022」を開催する。会期は8⽉7⽇〜10⽉9⽇。

クリスティーズが、2022年上半期の総売上高を発表した。33億ポンド/41億ドルの数字は、前年比でぞれぞれ34パーセント増/18パーセント増となり、2015年以来最高の数字となった。

森美術館がショートムービープラットフォーム「TikTok」とパートナーシップを提携した。SNS戦略にいち早く取り組んできた同館は、TikTokのどこに勝ち筋を見出したのだろうか? またそこから考えられるこれからの広報戦略とは?

東京・上野の国立科学博物館が、自宅でも楽しめるVR博物館「THE WILDLIFE MUSEUM」を実施中。これまで非公開だった標本収蔵庫に眠る貴重なコレクションを公開している。

第3回
『地域アート 美学/制度/日本』などの著書で知られる批評家・藤田直哉が青森県内にある5つの美術館・アート施設を巡る5回連載。第3回は、2020年に酒造工場を改修し開館した弘前れんが倉庫美術館を紹介する。