裸体表現の法解釈を問う《現代に転生したマリリンを僕は弁護(まも)りたい》がオンラインで公開中

今日の裸体表現に対する法的な解釈を問うことを目的に展開される、架空の裁判プロジェクトがオンラインで公開されている。主催は、アーティストの遠藤麻衣、キュレータ ーの丸山美佳、出版レーベルを主宰する見目はる香によって結成された「紙魚プロジェクト」。会期は2023年2月28日まで。

NEWS / EXHIBITION

「MUオンライントークコンテンツ」Vol.2レポート。ミュージアムのコレクション発信力はデジタル化で強くなる

能登印刷が9月にローンチした、オンラインミュージアムプラットフォーム「MU(ミュー)」はミュージアムの課題解決とアートファンの裾野拡大を目指す新たな取り組みだ。本事業に関連して、ミュージアムのアーカイヴやデジタルの活用について、現場の当事者たちを呼んでオンラインでセッションをする「MUオンライントークコンテンツ」を開催。その第2弾の様子をレポートする。

NEWS / PROMOTION

「MUオンライントークコンテンツ」Vol.1レポート。美術館のアーカイヴはいかに活用できるのか? 3つの事例から考える

能登印刷が9月にローンチした、デジタル・アーカイヴのプラットフォーム事業「MU(ミュー)」は美術館の課題解決とアートファンの裾野拡大を目指す新たな取り組みだ。本事業に関連して、美術館・博物館のアーカイヴ活用について、現場の当事者たちを呼んでオンラインでセッションをする「MUオンライントークコンテンツ」が開催。その様子をレポートする。

NEWS / PROMOTION

PREMIUM

第9回

WORLD REPORT「パリ」:パリの実験精神異邦人たちとの出会いと協働

雑誌『美術手帖』の「WORLD REPORT」では、世界の各都市のアートシーンや話題の展覧会を紹介。2022年10月号の「パリ」では、クリストとジャンヌ=クリードの《包まれた凱旋門》や「永遠の一瞬」展、「POUSH」の3つの事例を通して、異国の文化や才能を取り入れながらも、自国のアイデンティティを失うことなく、歴史を重層化させるフランスの首都パリの実験精神について検証する。

SERIES / WORLD REPORT

PREMIUM

第9回

パブリック・ドメインとなった作品は誰のもの? 著作権消滅後の作品の権利関係を解説

アートの世界に限らず、すべての芸術文化活動に関係する著作権。この著作権が消滅すると、いわゆる「パブリック・ドメイン」となり、誰もが自由に利用することができるようになる。一見わかりやすいこのパブリック・ドメインだが、他の権利との関係は意外と複雑だ。ライフワークとしてArt Lawに取り組む弁護士・木村剛大が詳しく解説する。

PREMIUM

第4回

[ARTIST IN FOCUS]田口和奈:現れる「予兆」と見る者の感度との戯れ

銀座メゾンエルメス「フォーラム」は強い日の光が差し込み、写真の展示がむずかしいと言われてきた。そうした環境下で田口和奈は、どんな展示をおこなったのか。その作家像について、同じく作家であり、長年、田口の作品を見続けてきた岩永忠すけ、松原壮志朗と、進行に同展キュレーターの説田礼子も加わり、対話してもらった。

アート業界のジェンダーバランスを問うNMWA主宰の国際展。藪前知子キュレーションのもと日本が初参加へ

女性作家による作品だけを収蔵・展示する世界初の⺠間非営利の美術館「National Museum of Women in the Arts[通称ニムワ、NMWA]」。2021年にその日本委員会が発足し、NMWAで24年に行われるグループ展「Women to Watch」に、日本から初めて出展しようと動き出している。

NEWS / EXHIBITION

PREMIUM

「新版画」とは何か。国内有数のコレクションを持つ千葉市美術館の学芸員・西山純子に聞く

大正期に浮世絵を新たなかたちで復興することを目指してつくり出され、美しい色彩や叙情的な風景表現でいまも多くの人を惹きつける「新版画」。「新版画 進化系UKIYO-Eの美」(〜11月3日)を開催している千葉市美術館は、国内有数の新版画コレクションを有している。同館学芸員の西山純子に、新版画の解説とその魅力について寄稿してもらった。

INSIGHT

東京都人権部が飯山由貴の映像作品を検閲。上映禁止は「極めて悪質」

東京都人権プラザの主催事業として開催されているアーティスト・飯山由貴の企画展「あなたの本当の家を探しにいく」。この展示の附帯事業として上映とトークが予定されていた映像作品《In-Mates》(2021)に対し、東京都人権部が作品上映を禁止する判断を下した。この「検閲」に対し、10月28日、厚生労働省で飯山由貴、FUNI(ラッパー/詩⼈)、外村⼤(東京⼤学教員)、小田原のどか(アーティスト)が記者会見を行った。

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