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文化庁メディア芸術祭はどこに行くのか。メディア・アートとアニメーションの作家に聞くその意義とこれから

今年8月、次年度の作品募集を行わないことを発表した「文化庁メディア芸術祭」。本稿ではメディア芸術祭の終了やその功績、そして今後について、メディア・アートとアニメーション、ふたつの部門で受賞歴がある作家の見解を踏まえつつ考える。

INSIGHT

「アート」はサウジアラビアの次世代の可能性を広げるか。「ヌール・リヤド 2022」レポート(後編)

サウジアラビアの首都・リヤドでアートフェスティバル「NOOR RIYADH 2022(ヌール・リヤド 2022)」が開幕した。発展著しいリヤド各所を舞台とするこの芸術祭。後編では砂漠や公園といった立地の、よりランドスケープを活かした作品を紹介するとともに、生まれたてのアートフェスティバルであるがゆえの課題や未来への展望について考察したい。

NEWS / REPORT

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第10回

WORLD REPORT「サンパウロ」:ダイバーシティの尊重と加熱するアートを通じた社会批判

雑誌『美術手帖』の「WORLD REPORT」では、世界の各都市のアートシーンや話題の展覧会を紹介。2022年10月号の「サンパウロ」は、独立200周年を迎えたブラジルの植民地時代からの歴史に起因する、諸問題に対する社会批判の数々を3つの展覧会から紹介する。

SERIES / WORLD REPORT

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「ポスト・ファシスト党」勝利とイタリアのゆくえ。海外の美術界が憂う極右・右派ポピュリストの文化政策

2022年9月25日のイタリア総選挙で、「イタリアの同胞(FDI)」を第一党とする右派連合が勝利した。10月21日、同国初の女性首相となったジョルジャ・メローニは、かつての独裁者ムッソリーニを支持したファシストの戦後運動をくむ極右。国際情勢およびイタリア文化への影響を、英・仏メディアを参考に経緯を追う。

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