
クレパス画の誕生と発展。 岡本太郎、熊谷守一らによる 「巨匠たちのクレパス画展」が 損保ジャパン美術館で開催
油絵の具よりも安価かつ、その使いやすさが多くの画家たちに愛されていたクレパス。そんなクレパスで描かれた作品とクレパスそのものの魅力に迫る展覧会「巨匠たちのクレパス画展」が東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館で開催される。会期は7月14日~9月9日。

油絵の具よりも安価かつ、その使いやすさが多くの画家たちに愛されていたクレパス。そんなクレパスで描かれた作品とクレパスそのものの魅力に迫る展覧会「巨匠たちのクレパス画展」が東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館で開催される。会期は7月14日~9月9日。

「BENTO おべんとう展―食べる・集う・つながるデザイン」展が、東京・上野の東京都美術館で開催される。本展は「おべんとう」から見えてくるコミュニケーション・デザインをテーマに、その魅力を再発見しようとするもの。会期は7月21日~10月8日。

東京・恵比寿の東京都写真美術館ホールで、20世紀のイタリア映画を代表するベルナルド・ベルトルッチ監督による『暗殺のオペラ』のデジタル・リマスター版が特別上映される。また期間中、本作の公開とあわせ、ベルトルッチ監督の代表作である『暗殺の森』(1970)、『ラストエンペラー』(1987)『シェルタリング・スカイ』(1990)も1日1回限定で上映予定。会期は7月21日〜8月10日の3週間。

フランス・パリのフォンダシオン ルイ・ヴィトンで、初公開作品を含むコレクション展「In Tune with the World(世界との調和)」が開催中だ。成功を納めた大型企画展「Being Modern: MoMA in Paris」に続くべく、ジャコメッティ、ゲルハルト・リヒター、村上隆、ピエール・ユイグ、アドリアン・ヴィジャール・ロハスら約30名の近現代美術作品を集め、テーマに沿って展観する本展。その見どころを現地からお届けする。

時代を超え、いまを生きる写真家たちに影響を与えてきた写真同人誌『地平』。今回、1977年9月の休刊から、41年の時を経て、復刊が決定した。それにともなって東京・渋谷のCASE TOKYOで「地平」展が開催されている。会期は8月4日まで。

彫刻、絵画、映像など多岐にわたる表現を行ってきた美術家・野村和弘の個展「ドット ペインティング」が東京・清澄白河のHARMAS GALLERYで開催される。本展は展覧会タイトルの通り、視覚を試されるような微細なドットによって描かれた絵画シリーズで構成されるもの。会期は7月14日~8月4日、9月7日~9月29日。

群馬県のハラ ミュージアム アークで「うごくとまる」展が開催中だ。本展では、原美術館が所有するコレクションより「動く」「止まる」をテーマに制作された様々な表現をピックアップして紹介。加えて、パリでの個展で話題を集めた泉太郎の新作も国内初公開される。会期は9月30日まで。

東京・天王洲の建築倉庫ミュージアムにて、企画展『「建築」への眼差し -現代写真と建築の位相-』が開催される。杉本博司やトーマス・ルフをはじめとする国内外で活躍する13名の写真家の作品を通じて、現代の写真表現と建築の関係に迫る展覧会だ。会期は8月4日〜10月8日。

2006年にスタートした新進アーティストの活動を支援する公募展「shiseido art egg」(シセイドウ アートエッグ)。12回目の今年、選出された冨安由真、佐藤浩一、宇多村英恵の3名は資生堂ギャラリーで何を見せるのか。連続インタビューの第2弾では、7月6日から個展が始まった佐藤浩一に話を聞いた。

ドイツの美術家、フロリアン・クラールの個展「Waldmärchen(森の伝説)」が富山県の発電所美術館で開催される。本展では、木材、オブジェ、彫刻、ドローイング、音楽、映像など、様々なメディアを用いた新作インスタレーションが発表される。会期は7月14日〜10月8日。

パリで開催される「ジャポニスム2018」の公式企画のひとつとして、日本のマンガ・アニメ・ゲーム・特撮の展覧会「MANGA⇔TOKYO」がパリ・19区のラ・ヴィレットで開催されることが発表された。会期は11月29日~12月30日。

彫刻家・棚田康司の個展「全裸と布」がミヅマアートギャラリーで開催される。これまで少年や少女の彫刻を手がけてきた棚田の新境地となる裸婦像の新作が発表される。会期は8月1日〜9月1日。

柳宗悦や濱田庄司らとともに民藝運動の中間人物として知られる陶芸家・河井寛次郎。その没後50年を記念した展覧会「河井寛次郎展—過去が咲いてゐる今、未来の蕾で一杯な今—」が東京・汐留のパナソニック 汐留ミュージアムで7月7日より始まった。

アール・デコの多様なイメージソースを探る展覧会「エキゾティック×モダン アール・デコと異境への眼差し」が東京都庭園美術館で開催される。当時のあらゆる分野において美意識や造形に大きな影響を与えた「エキゾティシズム」をテーマとし、アール・デコの知られざる魅力を紹介。会期は2018年10月6日〜 2019年1月14日。

美術家・久門剛史の個展「トンネル」が、東京・六本木のオオタファインアーツで開催される。本展では、透明なガラスを用いた新作の立体作品および平面作品が発表される。会期は7月20日〜9月1日。

「戦争と花」をテーマに、フラワーアーティストの東信が率いるAMKKと、東京・神宮前のギャラリー「The Mass」が展覧会を企画。様々な切り口の写真からなる展覧会が開かれる。会期は7月20日〜8月15日。

彫刻家・土肥美穂の個展が東京・初台のHAGIWARA PROJECTSで開催される。本展は、土肥にとって同ギャラリーでは2年ぶり2度目の個展開催となる。会期は7月13日〜8月12日。

第2回
5月下旬に政府案として報道された「リーディング・ミュージアム(先進美術館)」構想を発端に、いま、美術館のあり方をめぐる議論が活発化している。そこで美術手帖では、「これからの日本の美術館はどうあるべきか?」をテーマに、様々な視点から美術館の可能性を探る。第2回は長年、川崎市市民ミュージアムで学芸員を務めてきたインディペンデント・キュレーター、クリティックの深川雅文。

今日のアートシーンに見られる、身体を用いた演劇的な作品や動向を中心に、演劇の分野で注目される新しい表現形態を紹介。『美術手帖』8月号は「ポスト・パフォーマンス」特集!

7月6日発売の『美術手帖』 2018年8月号の特集は「ポスト・パフォーマンス」。編集長・岩渕貞哉による「Editor’s note」をお届けします。