工場+アーティストの縁結び? 「鉄工島アイデアジャンボリー」がアイデアを募集中

ものづくりの最前線の人工島「京浜島」で2017年より開催される音楽とアートの祭典「鉄工島FES」。今年はこのフェスティバルの一環として「鉄工島アイデアジャンボリー」が初開催され、現在アイデアを募集中だ。募集期間は9月28日〜10月28日。

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 大田区・羽田空港近くの人工島「京浜島」は、シリコンバレーに送るための半導体をつくる旋盤工の人々、潜水艦のような浄水装置の製造工場、ロケットの先端やパラボラアンテナなどの製造技術などがある、「ものづくりの島」だ。

 2017年より開催されている「鉄工島FES」は、これら京浜工業地帯の豊かな技術と歴史を再発見し、このエリアで働く人々とアーティスト達とのコラボレーションを発生させ、新しい時代の表現を生みだしていくことを目的としている。

 そして、アーティスト、クリエイターと、この京浜島とのさらなるコラボレーションの可能性を広げ、「鉄工島文化」を発展させていくために、「鉄工島アイデアジャンボリー」が企画された。

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 「鉄工島アイデアジャンボリー」ではまず、京浜島の工場を見学することからスタートし、そこで練ったアイデアを応募、審査や投票を経て受賞者が決定する。グランプリ受賞者は、京浜島のアートファクトリー「BUCKLE KÔBÔ」の1年間利用特典に加え、来年度開催予定の「鉄工島FES」の招聘アーティストとして参加することができる。

 鉄を使った作品やプロダクトをつくってみたい、あるいは京浜島の環境を使ってパフォーマンスや展示インスタレーションを企画してみたい、そして京浜島エリアにある技術や人からインスピレーションを得たいというアーティストは、この機会に応募してみてはいかがだろうか。

編集部

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