
GINZA SIXにクラウス・ハーパニエミによるクリスマスアートが登場。中央吹き抜けには全長約10メートルのクジラが出現
これまで草間彌生、ニコラ・ビュフ、塩田千春らの作品が館内を彩ってきたGINZA SIX。11月5日から12月25日にかけては、フィンランドのアーティスト、クラウス・ハーパニエミによる新作のクリスマスアートが登場する。中央吹き抜けの作品のみ2020年2月下旬まで見ることができる。

これまで草間彌生、ニコラ・ビュフ、塩田千春らの作品が館内を彩ってきたGINZA SIX。11月5日から12月25日にかけては、フィンランドのアーティスト、クラウス・ハーパニエミによる新作のクリスマスアートが登場する。中央吹き抜けの作品のみ2020年2月下旬まで見ることができる。

今年は映画史に残る名作から伝説のアーティストの人生を描いた作品まで、様々なアートムービーの公開が目白押し。そのなかでも10月~12月に公開される映画から、とくに注目したい作品をピックアップして紹介する。

38歳という若さでこの世を去りながら、同世代や後世の作家に多大な影響を残した岸田劉生。没後90年を迎え開催された「没後90年記念 岸田劉生展」では、約150点の作品が制作年代順に紹介された。画風を突き詰め、展開させ続けた岸田の画業に画家・諏訪敦が迫る。

今年で5年目を迎える大阪発の国際アートフェア「UNKNOWN ASIA Art Exchange Osaka」。10月25〜27日の3日間(25日は関係者およびVIPのみ)、大阪・梅田のグランフロント大阪で開催される。10ヶ国を越える国々から、過去最大規模となる290組の多彩なアーティストが参加する本フェアの見どころとは?

東京の中心に位置し、取り壊しが決定している戸田建設本社ビルを会場に開催された「TOKYO 2021美術展『un/real engine──慰霊のエンジニアリング』」。2020年の東京オリンピックと2025年の大阪万博を前にした本展は、反復される災害と祝祭のなかで、新たな想像力や表現を生み出す芸術の営みを、「慰霊のエンジニアリング(engineering of mourning)」と名付け、その系譜をたどる。キュレーターを務めた黒瀬陽平(カオス*ラウンジ)のこれまでの芸術実践を見てきた筆者が、「セキュリティ」と「危険物」というテーマから、本展の特異性について論じる。

クリエイタースポーツブランドを掲げるアディダスが、クリエイティビティあふれるプレーで世界中の人々を魅了するラグビー・ニュージーランド代表「ALL BLACKS」をテーマとしたアートプロジェクト「#CreatorsUnite」をスタート。特設サイトでは、名和晃平や河村康輔、木梨憲武のほか、イラストや書道、グラフィティ、アートなど様々な分野で活躍するクリエイターによるアートワークを公開している。

空間を大きく変容させるインスタレーションなどで知られ、国内外で大きな注目を集める現代アートチーム・目(【mé】)。その美術館初個展「目 非常にはっきりとわからない」が、千葉市美術館で開催される。会期は11月2日〜12月28日。

ロンドン、ニューヨーク、ロサンゼルスに展開している国際的なアートフェアである「フリーズ・アートフェア」。そのプログラムや運営、そしてブレグジットなどにおけるフェアのサバイバル術について、ディレクターのビクトリア・シダルに話を聞いた。

森美術館で10月27日まで開催中の大規模個展「塩田千春展:魂がふるえる」。本展が、10月16日に入館者数が60万人を突破したことがわかった。

文化庁が所管する独立行政法人日本芸術文化振興会が、文化芸術活動を助成する「芸術文化振興基金」の要綱を改正。「公益性」を理由に助成取り消しが可能となる改正が行われた。

覆面アーティスト・バンクシーが、期間限定のオンラインショップ「Gross Domestic Product™」をオープン。10月28日(イギリス時間)までに購入希望商品1点を選び、情報を登録、質問に回答することで、抽選で作品を購入できる。

日本の近代における洋画家として知られる坂本繁二郎が今年、没後50周年を迎えた。これを記念し練馬区立美術館で開催された「没後50年 坂本繁二郎展」では、盟友・青木繁の作品とともに、坂本の画業が約140点の作品で紹介された。この画家が八女のアトリエから生み出した作品を、美術批評家の菅原伸也が読み解いていく。

国内外の建築作品を手がけ、世界的な建築家として知られる安藤忠雄。そのポートフォリオ最新作『ANDO BOX Ⅵ』の発表にあわせ、銀座 蔦屋書店内のGINZA ATRIUMで展覧会「安藤忠雄―光を求めて」が開催される。会期は10月23日〜11月4日。

今年3月、「創作と対話」をテーマとして水戸芸術館現代美術ギャラリーで開催された特別企画「アートセンターをひらく 第Ⅰ期」。同企画で1ヶ月の滞在制作や長期ワークショップを行った7名のアーティストによる新作の展示を軸に、アートセンターを対話の場や「第3の場所」として開くことを目指す「アートセンターをひらく 第Ⅱ期」が開催される。会期は10月26日~2020年1月26日。

青森の大地に根ざしたアートを探究する「青森EARTH2019:いのち耕す場所 −農業がひらくアートの未来」が青森県立美術館で開催されている。「農業」にまつわる12名の作家の作品を紹介し、農業からアートの未来を考える本展の会期は10月5日〜12月1日。

『美術手帖』が運営するアートのECサイト「OIL by 美術手帖」が、11月22日に渋谷パルコの2階に実店舗をオープンする。この実店舗は「Gallery」「Cafe」「Shelf」という3つの機能を持ち、アートと出会う新たな機会を提案する。

あいちトリエンナーレ2019に交付予定だった文化庁の補助金全額約7800万円が不交付となった問題について、宮田亮平文化庁長官が参議院予算予算委員会で初めて言及。不交付見直しの予定はないことを明言した。

長野県の北西部に位置する大町市を舞台に、2017年に初めて開催された「北アルプス国際芸術祭」。その2回目となる「北アルプス国際芸術祭2020」には目、淺井裕介、川俣正など約35組が参加し、デザイナーの皆川明がビジュアル・ディレクターを務める。会期は2020年5月31日~7月19日。

SBIアートオークションとクリエイティブエージェンシー「en one tokyo」が共催するアートオークション「Harajuku Auction」が10月26日に開催される。好評を博した昨年に引き続き、2回めの開催となるオークション。原宿という土地柄と相まった人気作の出品が予告されている。

映像、彫刻、ドローイング、インスタレーション、展覧会のキュレーションなど多様な活動を行う、フランスを代表する現代アーティストのカミーユ・アンロ。2013年の第55回ヴェネチア・ビエンナーレでは銀獅子賞を受賞したアンロによる日本初の大規模個展「蛇を踏む」が、初台の東京オペラシティ アートギャラリーで開幕した。会期は10月16日〜12月15日。