
福田美蘭やジャコメッティの作品も。豊田市美術館のコレクション展「VISION | DISTANCE いま見える景色」で「距離」について考える
今年開館25周年を迎えた豊田市美術館はこれを記念し、通年でコレクション展「VISION」を開催。10月からは「DISTANCE いま見える景色」を共通タイトルとして、2つのテーマで所蔵作品の展示を全館で行う。同館の軌跡をたどるとともに、昨今の新型コロナウイルス感染拡大の状況を受け、距離の感覚を呼び起こす作品が展示される。会期は10月17日~12月13日。

今年開館25周年を迎えた豊田市美術館はこれを記念し、通年でコレクション展「VISION」を開催。10月からは「DISTANCE いま見える景色」を共通タイトルとして、2つのテーマで所蔵作品の展示を全館で行う。同館の軌跡をたどるとともに、昨今の新型コロナウイルス感染拡大の状況を受け、距離の感覚を呼び起こす作品が展示される。会期は10月17日~12月13日。

新旧の文化が共存する街・新宿を新たな解像度でとらえる企画「SHINJUKU_RESOLUTION」が伊勢丹新宿店のイセタン ザ・スペースで開催中。森山大道×YOSHIROTTENによる空間・ビジュアルデザインとともに、新宿の名所・名店とクリエイターのコラボレーションアイテムを販売している。

2020年秋で開館50周年を迎える島根県の足立美術館。これを記念する秋季特別展として「日本画ベストアーティスト10 とっておきの名画ずらり」が開催されている。会期は11月30日まで。

20世紀美術の巨匠の絵画作品からデザイン作品まで、充実のコレクションで知られる富山県美術館。その代表的な収蔵作品を過去最大規模で紹介する展覧会「TADのベスト版 コレクション+(プラス)-あなたならどう見る?-」が開催される。会期は9月19日~11月3日。

現在、カラーの作品を本格的に制作している画家の五木田智央。その新作個展「MOO」が、東京・六本木のタカ・イシイギャラリーで開催。本展では、カラーのペインティングシリーズを日本初公開されている。会期は9月26日まで。

2001年に東京・銀座に開廊し、現在は馬喰町に場所を移して活動を続けるgallery UG。9月2日には天王洲のTERRADA ART COMPLEX Ⅱに新たなギャラリースペース「gallery UG Tennoz」をオープンさせる。アーティストとともに成長してきたgallery UGのこれまでの歴史とこれからの挑戦を、代表の佐々木栄一朗、ディレクターの中西由香里、そして所属アーティストの野原邦彦が語った。

今年3月に上演予定だったものの、新型コロナウイルスの影響で中止となったダムタイプの新作パフォーマンス《2020》。その上映会が、ロームシアター京都で行われることが決定した。

チェロや電気、適当な録音を使用した演奏と演出を行う中川裕貴。ロームシアター京都で上演された『アウト、セーフ、フレーム』は、チェロという楽器の中に潜む「声」を様々な演奏手法で引き出した作曲作品だ。本作を、キュレーターの檜山真有がレビューする。

チェルフィッチュと金氏徹平が、劇場や美術館で取り組んできた「消しゴム」シリーズ。その最新バージョンである日常空間版『消しゴム畑』が、ロームシアター京都で展示されている。会期は10月25日まで。

現代アーティストのトム・サックスが初めて小売の体験すべてをデザインする展覧会「Tom Sachs:Retail Experience」が、伊勢丹新宿店本館2階のISETAN THE SPACEで開催される。展示されるアートワークは、そのほとんどが購入可能。会期は9月29日~11月30日。

愛知県は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響によって作品発表の場が減っているアーティストを支援するため、今年度から3年間にわたり1億円の予算で若手作家の現代美術作品を愛知県美術館コレクションとして重点的に購入。その第1弾が、9月19日より愛知県美術館で公開される。

美術手帖では、批評家や学芸員らによる展覧会レビューを毎月掲載。そのなかから、8月に公開された全8本をお届けする。各レビューの詳細はリンクから全文をチェックしてほしい。

7年半に及ぶ安倍政権が終わりを告げた。この長期間、文化政策では何がなされ、何がなされなかったのか。 文化政策の専門家である作田知樹とともに回顧する。

ソフトバンクの様々な最先端技術やエンターテインメントを体感できる技術展「ギジュツノチカラ」でアーティストの脇田玲が次世代携帯通信システム「5G」を利用したアートを提案。「ギジュツノチカラ」展は9月7日よりバーチャル展示として一般公開される。

今年7月に開業した北海道白老郡白老町の「ウポポイ(民族共生象徴空間)」。「国立アイヌ民族博物館」「国立民族共生公園」「慰霊施設」によって構成されるこの国立施設が誕生した背景を踏まえ、「語られていないこと」について小田原のどかが論じる。

AmosやNIKE、ユニクロ、IKEAなどとのコラボレーションで知られるジェームス・ジャービス。その個展「Transcendental Idealism」が、渋谷パルコ内NANZUKA 2Gで開催される。本展は、中目黒の3110NZ by LDH Kitchenにおける個展との2会場同時開催となる。会期は9月18日~10月18日。

京都国立博物館で「御即位記念 特別展『皇室の名宝』」が開催。宮内庁三の丸尚蔵館が所蔵する品々をはじめとする皇室の名宝が、京都でまとまって公開される初めての機会となる。会期は10月10日〜11月23日。

第1回
新型コロナウイルスが感染拡大する前の1月18日に開館したアーティゾン美術館。開館から約半年の間に、日本の、そして世界の美術館を取り巻く状況は大きく変化した。都心でもっとも新しい美術館であるこの美術館で副館長を務める笠原美智子は、この半年をどう振り返り、未来をどう眼差すのか?

東京・阿佐ヶ谷のTAV GALLERYで、荒木由香里、齋藤帆奈、渡辺志桜里による展覧会「ノンヒューマン・コントロール」が開催される。会期は9月12日〜10月4日。

バンクシーが作品の売却益で巨大ボートを購入し、地中海の難民レスキューのための活動への支援を表明した。