INTERVIEW

小山登美夫と新オーナー・倉富佑也が語る小山登美夫ギャラリーの未来。ギャラリーはいかに次世代へ継承されるのか

日本の現代美術を牽引してきたプライマリーギャラリー「小山登美夫ギャラリー」。同ギャラリーの全株式が2026年1月、創業者であり代表取締役社長の小山登美夫からOffice Kuratomi Singapore Pte. Ltd.代表取締役の実業家・倉富佑也へと100パーセント譲渡された。小山はなぜこのような決断をしたのか。そして、これからのギャラリーはどう変わっていくのか。小山と新たなオーナーとなった倉富に、今回の決断の背景とこれからのビジョンについて聞いた。

INTERVIEW

MISATO ANDOが巡る、コシノヒロコのなかに広がる「ジャングル」の正体

東京都現代美術館でコシノヒロコの創作の全貌を紹介する大規模個展「(UN)KNOWN HIROKO KOSHINO ―新説/真説 コシノヒロコ―」が開催されている。そんな本展を、BiSHとしての音楽活動を経て、ドローイング、絵画、版画、立体など幅広い表現方法で制作を行うアーティスト・MISATO ANDOが訪れた。

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建築コレクティブ・GROUPはなぜ「都市と眠り」に着目するのか。模型を通じて読み解く「仮設的」な思考

東京・天王洲アイルのWHAT MUSEUMで開催中の​​グループ展「波板と珊瑚礁 - 建築を遠くに投げる八の実践」(4月21日〜9月13日)。領域横断的な活動で注目を集める建築コレクティブ・GROUPは、本展に「都市と眠り」という批評的なテーマを掲げて出展している。独自の着眼点を持つメンバーらに、テーマの背景や、異なるバックグラウンドを持ちながら流動的な協働を続けるコレクティブのあり方について話を聞いた。

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名和晃平が語るジェフ・クーンズ。日本初の個展から読み解く「表層」と彫刻の拡張

ジェフ・クーンズの日本初となる個展、ジェフ・クーンズ「PAINTINGS AND BANALITY - SELECTED WORKS FROM THE COLLECTION」が開催されているエスパス ルイ・ヴィトン大阪で、「美術手帖プレミアム」会員限定スペシャルトークイベントが開催。彫刻家の名和晃平をゲストに迎えたギャラリートークが行われた。

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「自然」はすでにそこにある。川俣正が語る、ルイナールとのプロジェクトと偶然性の美学

世界最古のシャンパーニュメゾン「ルイナール」が展開するアートプログラム「カンバーセーションズ・ウィズ・ネイチャー Conversations with Nature」。本年は日本人アーティストとして初となる川俣正が選出され、単独でのグローバルプログラムが実現。5月にフランス・ランスにあるメゾンの敷地内に《タワー(オブザーベトリー)》《ネスト》《ツリーハット》という3つの新作が恒久・半恒久(セミパーマネント)として設置された。 都市空間への仮設的な介入で知られる川俣は、「Conversations with Nature(自然との対話)」というテーマをどのように解釈し、メゾンの歴史や環境へとアプローチしたのか。制作の舞台裏と、その根底にある表現哲学を聞いた。

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【独占インタビュー】LABUBUはいかに誕生したのか。生みの親、カシン・ロンが語る『THE MONSTERS』10年の歩みと創作の原点

上海から始まり、台北、香港、パリを巡回した「MONSTERS BY MONSTERS: NOW AND THEN」展が東京に上陸した。『THE MONSTERS』誕生から10周年を迎え、予想を超える人気を獲得したLABUBUの歩みを振り返りながら、カシン・ロンに創作の原点とこれからの展望を聞いた。

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「100年先を見据えた東博の覚悟」。新副館長が語る、東京国立博物館が変わろうとする理由

2024年、東京国立博物館(以下、東博)は長期構想「東京国立博物館2038ビジョン」を発表した。本館竣工100周年を迎える2038年を見据え、「日本と世界をつなげる博物館」「みんなが来たくなる博物館」などの将来像を掲げるこの構想は、大きな議論を呼んだ「TOHAKU OPEN PARK PROJECT」の土台にもなっている。また26年4月には副館長体制が従来の1人から3人へと移行した。文化財を守りながら、より多くの人々に開かれた存在へ──。さらに、国が掲げる厳しい収益目標や来館者目標への対応も迫られるなか、東博はいま何を目指そうとしているのか。総務部長を兼任しながら新副館長にも就任した竹之内勝典に、「2038ビジョン」の背景と、その実現に向けた東博の“覚悟”を聞いた。

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レゴグループはなぜゴッホや北斎を取り入れるのか?「レゴ®アート」が目指す新しい鑑賞体験

レオナルド・ダ・ヴィンチ《モナ・リザ》、フィンセント・ファン・ゴッホ《ひまわり》、葛飾北斎《富嶽三十六景 神奈川沖浪裏》──近年レゴグループは、美術史に残る名作を立体化する「レゴ®アート」シリーズを積極的に展開している。そこにはたんなるIPビジネスではなく、「組み立てること」を通じてアートと向き合う、新しい鑑賞体験の提案がある。レゴグループ デザイン・クリエイティブリードのフィオレラ・グローブスに、その思想を聞いた。

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なぜモダニズム建築は壊されてしまうのか。専門家・松隈洋が語る、いま私たちに問われていること

丹下健三による代表作のひとつ、旧香川県立体育館(通称「船の体育館」)の解体が進んでいる。なぜこのようなモダニズム建築は壊されてしまうケースが相次ぐのか。その背景と、モダニズム建築を守るために必要なことを近代建築史の専門家である神奈川大学教授・松隈洋と考える。

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対談:なみちえ×吉國元。「横断者」として生きる。日本とアフリカのはざまで模索する、アイデンティティと表現

現在、岐阜県美術館で開催中の「―モンスーンに吹かれたように―大移動と交流のアフリカ–アジアの現代美術」展(3月13日~6月14日)。その出展作家である2人、アーティストやラッパーとして活動するなみちえと美術家・吉國元の対談が実現。ガーナと日本にミックスルーツを持つなみちえと、ジンバブエで生まれ日本へ移住した経験を持つ吉國、2人がそれぞれ歩んできた道のりと、いまなお根深く残る偏見や差別、そしてそれらの経験と切り離すことのできない自身の制作のあり方について話を聞いた。

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なぜウルス・フィッシャーは、自分自身を溶かし続けるのか

自らをかたどった彫刻が、会期中にゆっくりと溶け崩れていく。東京・北青山のファーガス・マカフリーで開催されている、ウルス・フィッシャーの日本初個展「間違い探し」。鏡像のように並置されたふたつの“自己像”を通して、フィッシャーはコピーと実像、人工と自然、そして「イメージ」とは何かを問いかける。来日したアーティストに、美術家・美術批評家の石川卓磨が話を聞いた。

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「企画書」は最良のコミュニケーションツール。BUGが取り組むアートワーカーのためのプログラム「CRAWL」とは何か

アートワーカーのキャリア支援の一環として、アートセンターBUGが2024年より取り組んでいるプログラム「CRAWL(クロール)」。企画書のブラッシュアップから企画の実践までを視野に入れた本プログラムの狙いとは。2025年度のプログラムに参加し、同スペースでの展覧会「キベラ“スラム”から見つめる世界 語られてきた私から、語る私へ。」の実施へと結びつけた坂田ミギーと、BUGのキュレーター・檜山真有に話を聞いた。

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ジョルジュ・ルオーのアトリエの「秘密」。画材や未完作品から独自の技法とその精神性に迫る

フランス語で「芸術家の仕事場」を意味するアトリエは、アーティストの第一級の史料だ。立地や採光といった制作環境、実際に使った材料・道具、つくりかけの作品や下絵は、制作の意図やプロセスを理解するためのこのうえない手がかりとなる。現在、パナソニック汐留美術館で開催中の「ジョルジュ・ルオー アトリエの記憶」展(4月11日〜6月21日)では、20世紀フランスを代表する画家ジョルジュ・ルオー(1871~1958)がパリに構えた最後のアトリエを再現。初期から晩年までの名品とともに、創作の実相に迫る貴重な機会となっている。本展から見えてくるルオー独自の技法と精神性について、同館学芸員の古賀暁子と、修復士の森直義(CRIQUEアートコンサヴェーション代表)に話を聞いた。

INTERVIEW / PROMOTION

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文化と経営はいかに両立できるのか。国立新美術館新館長・菅谷富夫が語る、「アートセンター」の未来

2026年4月、国立新美術館の新館長に就任した菅谷富夫。大阪中之島美術館を立ち上げ、初代館長であった菅谷は、このたびの就任にあたり「国立新美術館は“ミュージアム”ではなく“アートセンター”だ」と語る。コレクションを持たない館の役割とは何か。ブロックバスター展、公募展、文化と経営の両立、そして開館20周年を前にした“総点検”──変化の時代における美術館のあり方を聞きました。

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スパイラルが「SICF」を通じて育む、アーティストと社会をつなぐ仕組み

SICF(スパイラル・インディペンデント・クリエイターズ・フェスティバル)は、「生活とアートの融合」をコンセプトに多彩なアート・コンテンツを展開してきたスパイラルが、若手アーティストの発掘・登用を目的に設立した公募制のアートフェスティバルだ。SICFへの参加を機に活動の幅を広げた、京森康平、みょうじなまえ、harunasugieと、スパイラルのキュレーター・加藤育子に、SICFの意義やスパイラルとクリエイターとの継続的な関係について話を聞いた。

世界に開かれた彫刻の舞台。受賞作家と審査員が語る「国際彫刻ビエンナーレ台湾 麗宝大賞」の魅力

2011年に創設された彫刻の国際コンペティション「国際彫刻ビエンナーレ台湾 麗宝(リーパオ)大賞」。その第8回のエントリーが5月7日に開始される。本コンペティションは台湾を代表する企業グループである麗宝グループの文化財団が主催し、国際的な文化交流と建築空間における彫刻の可能性を広げることを目的としてきた。審査員を務める彫刻家・伊藤隆道(東京藝術大学名誉教授)、第7回の金賞受賞者・本郷芳哉、銅賞受賞者・四方謙一に、同賞の魅力と彫刻表現の現在について話を聞いた。

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ダイ・イン インタビュー:身体から宇宙へ。日本初個展に見る「生成」の思考

ホワイトストーンギャラリーの銀座新館にて、中国出身のアーティスト、ダイ・インの日本初個展「Lines of Infinity」が4月4日まで開催された。身体、エネルギー、そして宇宙的構造の関係性を主題としてきたダイは、本展で「Goddess」「M-Theory」「Flower of Life」の3シリーズを通じて、生成のプロセスそのものを可視化する試みを提示する。個展のために来日した作家に、制作における身体性や素材、さらには「地母マトリクス」という独自の概念について話を聞いた。

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パトリック・サン インタビュー:アジアを横断するクィア・アートの対話

台北、バンコク、香港で開催され、そしてソウルと東京(2027年2月)でも開催が予定されている香港のサンプライド財団主催の展覧会シリーズ「スペクトロシンセシス」は、アジア各地の公立美術館と協働しながら、クィア・アートの歴史と現在を接続する試みとして広がりを見せている。3月20日にソウルのアートソンジェセンターで開幕する「スペクトロシンセシス・ソウル」を機に、同財団の創設者であるパトリック・サンに、シリーズの理念と今後の展望について聞いた。

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VOCA賞受賞・戸田沙也加インタビュー:「語られざる者の残響」は、現在そして未来の鑑賞者に何を語りかけるのか?

「VOCA展2026」で大賞であるVOCA賞を受賞した戸田沙也加。受賞作《語られざる者の残響》は、解体直前のアトリエに残された膨大な裸婦像との出会いから、9年の歳月をかけて編み出された。戸田は、男性の眼差しでつくられた彫刻たちをどのような視点から再解釈し、作品として編み直したのか。変容する社会やジェンダー、そして出産を控えた自身の表現者としての未来について話を聞いた。

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ヘンリケ・ナウマン追悼──家具から政治を読み解く

第61回ヴェネチア・ビエンナーレでドイツ代表としての参加が予定されていたアーティスト、ヘンリケ・ナウマン(1984〜2026)が2月14日に逝去した。再利用された家具を用いたインスタレーションを通して、ポスト社会主義社会や極右思想、消費文化の交差点を鋭く読み解いてきたナウマン。本稿では、批評家アンドリュー・マークルによる追悼文と、東京藝術大学で行われたインタビューを通して、その思考と実践を振り返る。

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