
追悼、奈良原一高。島根県立美術館で「奈良原一高『王国』とVIVOの時代」が開催
2020年1月に逝去した写真家・奈良原一高。その足跡を知ることができる展覧会「奈良原一高『王国』とVIVOの時代」が、島根県立美術館で開催中だ。同展では、1958年の個展「王国」の出展作と、 奈良原を含む写真家6人によるエージェンシー「VIVO」による作品を紹介する。

2020年1月に逝去した写真家・奈良原一高。その足跡を知ることができる展覧会「奈良原一高『王国』とVIVOの時代」が、島根県立美術館で開催中だ。同展では、1958年の個展「王国」の出展作と、 奈良原を含む写真家6人によるエージェンシー「VIVO」による作品を紹介する。

写真界の次世代を担う若手を発掘する公募展である第22回写真「1_WALL」展が、7月7日〜8月6日に銀座のガーディアン・ガーデンで開催される。会期中の7月30日にはオンライン上のライブ配信によって公開最終審査が行われ、グランプリが決定。受賞者には、1年後の個展開催の権利と、個展制作費30万円が贈られる。

2019年11月、比叡山延暦寺に奉納展示されたヤノベケンジによる狛犬が、京都造形芸術大学瓜生山キャンパスに展示された。新型コロナウイルス影響が世界に広がるなか、「疫病の蔓延から人々を守る」という願いが込められている。

中国出身の若手アーティスト、馬嘉豪(マ・ジャホウ)による個展「燎(リャオ)」が、東京・阿佐ヶ谷のTAV GALLERYで開催中だ。本展では、祖国への違和感や国家間のあり方への疑問を投げかける大作を発表。会期は4月5日まで。

新型コロナウイルスの影響を受けて3月19日からの開催が中止となったアートフェア東京2020。これを受けてフェアを主催するアート東京は、3月24日〜5月9日の期間限定で、出展者によるオンラインギャラリーモール「AFT Art Hunting」を開設する。

文化庁が、「あいちトリエンナーレ2019」への補助金を減額して交付する決定を下し、大きな注目を集めている。しかしながら、「不交付」に至った経緯などは依然として謎のままだ。残された課題とは何か?

京都市と京都芸術センターは共同で、ウェブサイト「おうちでアート」をローンチ。新型コロナウイルスで休校になった子供たちに向けたコンテンツだ。

東京・銀座の中央通りに面する「SHISEIDO THE STORE」。アーティストの作品を展示する1階ウィンドウギャラリーで、写真家・東松照明による桜のインスタレーションが始まった。

「VOCA展2020」の大賞を受賞した、田中義久と飯田竜太によるアーティスト・デュオ、Nerhol(ネルホル)。3分間連続撮影した肖像写真を200枚重ねたものに彫刻を施す「Misunderstanding Focus」シリーズをはじめ、レイヤーを用いた手法で、時間や存在のゆらぎを様々な媒体で提示してきた。これまでの活動と今後の展望をふたりに聞いた。

時代の移り変わりとともに現れる様々な「家庭」のかたち。これを、美術を通して考える展覧会「アカルイ カテイ」が、広島市現代美術館で開催された。11組の作家たちが表現するそれぞれの「家庭」からは、どのような私的領域が見えてくるのか? 福岡市美術館学芸員・正路佐知子がレビューする。

文化庁が、不交付としていた「あいちトリエンナーレ2019」への補助金を一転、交付することとなった。この方向転換を、芸術監督・津田大介はどう見るのか?

文化庁が不交付とした「あいちトリエンナーレ2019」への補助金に関し、減額して交付する方針となった。NHKが伝えた。

東京と京都の2拠点で、往復書簡によるリレーショナルな制作を行ってきたアーティストグループ「ぼくら」。ユーチューバーを参照(自称)し、友人同士の気兼ねない会話や雰囲気、そして制作プロセスを映像に収めるというユニークな作風に注目だ。現在、その個展「ぼくらとみんなは生きている 10 ~豚の旅ともいいきれない~」が、東京の四谷未確認スタジオで開催されている。残りの会期は3月27〜29日。

近年アジアやヨーロッパ、アメリカ各地で個展を開催し、注目を集めてきたチェン・ウェイ。現在、東京・六本木のオオタファインアーツでは、日本では3年ぶりとなるチェンの個展「Night Falls」を開催している。会期は3月28日まで。

多様なメディアを用いながら、ユーモアと皮肉を交えたインスタレーション作品を手がける泉太郎。現在、その個展「コンパクトストラクチャーの夜明け」が、東京・麻布十番のTake Ninagawaで開催されている。本展では、泉がこれまで撮り貯めてきた映像を用いた新作インスタレーションを見ることができる。会期は4月25日まで。

原美術館は、2020年の展覧会スケジュールの変更を発表。これに伴い、年内に予定されていた閉館もわずかに延長される。

金沢21世紀美術館は、2020年度の事業を発表。20年度は、「内藤礼 うつしあう創造」など3つの企画展を開催する(4月9日追記:金沢21世紀美術館は4月14日〜5月6日まで休館を発表)。

日本現代美術のなかで重要な位置を占める3人の作家、高松次郎、若林奮、李禹煥。彼らの版画作品に注目し、考察する展覧会が世田谷美術館で開催される。会期は2020年4月18日~6月7日(4月11日追記:本展は開催中止となった)。

綿密なリサーチをもとに映像や写真、インスタレーションなど多岐にわたるメディアを用いて制作を行う竹内公太。その個展「盲目の爆弾+」が、水戸のARTS ISOZAKIで開催される。会期は4月17日〜6月27日。

空間を大規模に変容させるインスタレーションを手がける現代アートチーム、目[mé]。その美術館では初となる個展「非常にはっきりとわからない」が、千葉市美術館で開催された。2019年12月末から約半年間の休館に入る同館の状況を活かした会場構成で大きな話題を呼んだ本展を、椹木野衣はどう見たのか?