
文化庁、長官名義でメッセージも具体的な補償については触れず
文化庁は、宮田亮平長官名義でメッセージを発表。「日本の文化芸術の灯を消してはなりません」としているが、補償については触れられていない。

文化庁は、宮田亮平長官名義でメッセージを発表。「日本の文化芸術の灯を消してはなりません」としているが、補償については触れられていない。

3月14日に開幕予定だった東京都現代美術館の「オラファー・エリアソン ときに川は橋となる」。その展示風景が公開された。同展は、新型コロナウイルスによる臨時休館のため未だ開幕していない。

都立の美術館や博物館をはじめとする文化施設を運営する公益財団法人東京都歴史文化財団が、都立文化施設ならびにアーツカウンシル東京における主催事業の休止を4月12日までに延長すると発表。東京都の方針に則り、新型コロナウイルス感染症の感染拡大を防止するため。

演劇ユニット・Port Bを主宰し、演劇的手法により実際の都市を使ったパフォーマンスなどを手がけてきた高山明。その作品における都市と人間、物語の関係性をどうとらえるか。昨年発表された2つの作品から、キュレーターの檜山真有が論じる。

新型コロナウイルスの影響により。3月20日からの開催が延期されていた芸術祭「いちはらアート×ミックス2020」。その開幕日が2021年3月20日となった。

2008年から毎年、恵比寿の東京都写真美術館を中心として展示、上映、イベントなどを複合的に行ってきた恵比寿映像祭の第12回が「時間を想像する」をテーマに開催。そして閉幕直後からは、新型コロナウイルスが世界中に大きな影響を与えている。誰もが「現在」という時間性に従わざるをえないこの状況下で、「時間とは何か」を問う作品群をどのように捉えなおすことができるのか? アーティストの石川卓磨がレビューする。

箱根のポーラ美術館で開催予定の「モネとマティス―もうひとつの楽園」展(開幕日未定)。新型コロナウイルスの影響を受け、その展示内容の変更が発表された。

ストリートと現代美術を自由に行き来する活動を見せてきたDIEGOの新作個展「DIEGO:ALways Secret OK(ALSOK)」が、ワタリウム美術館のミュージアム・ショップ「オン・サンデーズ」で開催される。会期は3月27日~5月10日。

古代壁画から現代まで、世界各国の美術館が所蔵する1000余点の西洋名画を、陶板で原寸大に再現し展示する大塚国際美術館。ここに新たにレオナルド・ダ・ヴィンチの名作《白貂を抱く貴婦人》が追加される。

現代のアーティストからロボット研究者まで、障害や加齢に伴う困難さに向き合い、またそれに注目しながら日々制作を続ける11組による展覧会「ライフ 生きることは、表現すること」が、熊本市現代美術館で開催される。会期は4月11日〜6月14日(予定)。

6月18日からの開催が予定されていた世界最大のアートフェア「アート・バーゼル2020」が、9月に延期されることが発表された。

新型コロナウイルスの影響で、3月29日まで開催予定だった森美術館の「未来と芸術展」が期間途中での終了となった。また、4月8日より六本木ヒルズ展望台 東京シティビューで開催予定の「ヘザウィック・スタジオ展:共感する建築」展も延期となった。

新型コロナウイルスの影響で数多くの美術館・博物館が臨時休館となっているなか、ついにギャラリーにも影響が出始めた。

今年の「アート・バーゼル香港2020」の開催中止を受けて設立されたアート・バーゼルのオンライン・ビューイング・ルームが、3月25日に閉幕した。235のギャラリーが参加し、世界中から25万以上の訪問者を集めた初回の様子を振り返る。

ブロックチェーンを活用した新時代のアートの流通・評価インフラを構築するスタートバーン株式会社が、アートのためのICタグ付きブロックチェーン証明書発行サービス「Startbahn Cert.」のベータ版をローンチ。国内外のギャラリーや美術系学校などの証明書発行団体向けに販売を開始する。

それぞれアーティストとして活動し、共同制作を行ってきた青木陵子+伊藤存。ふたりのこれまでの共作とともに、様々な人との流動をワークショップ的に展開する展覧会「変化する自由分子のWORKSHOP」が、東京・神宮前のワタリウム美術館で開催される。会期は8月30日まで。

1980年代からデザイナー、アート・ディレクターとしての活躍を広く知られると同時に、30年にわたり絵画作品の制作も続けている角田純。昨年のPARCEL(東京)での個展に際して、カウンターカルチャーに関連した多様な活動と絵画制作の背景について話を聞いた。

1990年代から「なおす」をテーマとして、廃棄物や拾得物を用いた表現を続けてきた青野文昭。生まれ育ち、現在も活動の拠点とする仙台で開催された個展では1000平方メートルあるフロア全体をダイナミックに使った作品空間をつくり上げた。初期の作品から東日本大震災以降の新作まで、本展の担当キュレーターが話を聞いた。

文化庁が「あいちトリエンナーレ2019」への補助金について、不交付から一転し交付を決めた。この件について、不交付撤回を求めてきたアーティストたちはどのような思いを抱いているのか?

戦後、日展を中心に作品を発表した洋画家の國領經郎(こくりょう・ つねろう、1919〜1999)は、砂丘や砂浜を舞台にした絵画作品で知られる。生誕100年を機に鳥取県立博物館で開催された回顧展では、神秘的で瞑想的な時空へと鑑賞者を誘う「砂の風景」シリーズなど、初期から晩年までの作品が紹介された。鳥取大学准教授の筒井宏樹が論じる。