原美術館が展覧会スケジュールを変更。閉館もわずかに延期へ

原美術館は、2020年の展覧会スケジュールの変更を発表。これに伴い、年内に予定されていた閉館もわずかに延長される。

「森村泰昌:エゴオブスクラ東京2020―さまよえるニッポンの私」展展示風景より

 新型コロナウイルスの影響で臨時休館していた原美術館が、今後の展覧会会期の変更を発表した。

 1月25日より開催中の「森村泰昌:エゴオブスクラ東京 2020−さまよえるニッポンの私」は、4月12日までの会期を延長し、7月12日まで開催。その後は、「メルセデス・ベンツ アート・スコープ 2018-2020」(7月23日〜9月6日)を開催した後、4月25日〜6月7日で開催予定だった「光―呼吸 時をすくう5人」を9月19日〜2021年1月11日の会期で開催する。これに伴い、9月中旬から12月下旬まで開催予定だった「原美術館コレクション」展の開催はなくなった。

 原美術館は、建物の老朽化に伴い2020年末での閉館を予定していたが、今回の予定変更によってその期限が若干延長されるかたちとなった。

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