
石岡瑛子のグラフィックデザインに注目。「グラフィックデザインはサバイブできるか」展がgggで開幕
映画やオペラ、演劇、ミュージック・ビデオなど、多岐に渡る領域で世界的に活躍した石岡瑛子。その1960年代のデビューから80年代のニューヨークへと渡るまでのグラフィックデザインの仕事に注目した展覧会「石岡瑛子 グラフィックデザインはサバイブできるか」が、東京銀座のギンザ・グラフィック・ギャラリーで開幕した。

映画やオペラ、演劇、ミュージック・ビデオなど、多岐に渡る領域で世界的に活躍した石岡瑛子。その1960年代のデビューから80年代のニューヨークへと渡るまでのグラフィックデザインの仕事に注目した展覧会「石岡瑛子 グラフィックデザインはサバイブできるか」が、東京銀座のギンザ・グラフィック・ギャラリーで開幕した。

スイスの画材・筆記具ブランド「カランダッシュ」社が、イヴ・クラインにオマージュを捧げた「クリスマス 2020 カランダッシュ+クライン・ブルーコレクション」を発表。そのポップアップ・ストア「クライン・ブルー・クリスマス」が、東京・外苑前のオン・サンデーズで開催されている。ストアの展開は2021年1月31日まで。

現代詩人・最果タヒがの展覧会「われわれはこの距離を守るべく生まれた、夜のために在る6等星なのです。」が渋谷パルコ4階のパルコミュージアムトーキョーで開幕。会期は12月4日〜20日。

先週から今週にかけて始まった展覧会と12月6日までに終了する展覧会から、とくに注目したい3つをピックアップしてお届けする。予約方法や注意事項については、各館の公式ウェブサイトを参照してほしい。

美術手帖では、批評家や学芸員らによる展覧会レビューを毎月掲載。そのなかから、11月に公開された全11本をお届けする。各レビューの詳細はリンクから全文をチェックしてほしい。

杉本博司が手がけるマルチプルとして人気が高い大判のポスター。そのヴィンテージを展示・販売する催しが、東京ミッドタウンのイセタンサローネで行われている。会期は2021年1月19日まで。

神宮前のキャットストリートに位置するギャラリーThe Massで、アーティスト・soh souen(ソー・ソウエン)の個展「ささやかな叫び A Modest Scream」(11月21日〜12月27日)が開催中だ。それぞれの作品のコンセプト、表現に込めた思いなどを聞いた。

20世紀でもっとも重要な画家のひとりであるフランシス・ベーコンの展覧会「フランシス・ベーコン バリー・ジュール・コレクションによる」が、2021年1月9日〜4月11日に神奈川県立近代美術館 葉山で開催される。1930年代の油彩画からドローイング、自画像など、多彩な作品を展示する。

イギリスの現代美術雑誌『ArtReview』が毎年発表している、アート界でもっとも影響力のある100組のランキング「Power 100」の2020年版が発表された。

Nintendo Switchのゲームソフト「あつまれ どうぶつの森」でバーチャルヒューマン「imma」がペロタンとコラボレーションしたバーチャル展示を公開。ジャン=ミシェル・オトニエル、加藤泉、ジョシュ・スパーリングの作品を展示する。

1950年代から「ブラウン」や「ヴィツゥ」のデザイナーとして活躍し、いまなおデザインの世界で大きな影響力を持つディーター・ラムス。その50〜60年代の作品にフォーカスした展覧会が、伊勢丹新宿店本館2階のISETAN THE SPACEで開幕した。会期は2021年1月11日まで。

坂本龍一による過去最大規模の展覧会「坂本龍一:观音听时|Ryuichi Sakamoto: seeing sound, hearing time」が北京の私設美術館・木木芸術社区(M WOODS HUTONG)で開催される。会期は2021年3月5日〜8月8日。

20世紀を代表する芸術家、イサム・ノグチの芸術のエッセンスに迫る展覧会「イサム・ノグチ 発見の道」が、2021年4月24日より東京都美術館で開催される。3章構成の同展では、光の彫刻「あかり」を含めて約90件の作品を紹介し、「彫刻とは何か」を追求したノグチの創造の軌跡をたどる。

名古屋芸術⼤学が、2021年度に開設する現代アートコースに向けて講師陣を⼀新。秋吉風人、田村友一郎、三宅砂織をはじめとする気鋭のアーティストが名を連ねる。現代アートコース開設企画展「TASK」では、同大学の美術教育に携わる10名の作家の作品を紹介。各作家の新作や、国内未発表の作品の展⽰に注目だ。会期は11⽉27⽇~12⽉20⽇(⾦⼟⽇祝のみ)。

若手アーティストの髙橋銑が、自身のルーツでもある作品の保存・修復をテーマとした個展を、The 5th Floor(東京)で開催した。本展について、保存・修復の専門家である田口かおりがレビューする。

茨城・水戸の偕楽園で、120年以上の歴史を持つ「水戸の梅まつり」にあわせて「チームラボ 偕楽園 光の祭」が開催される。会期は2021年2月13日〜3月21日。

数多くの美術館建築でも知られる建築家・内藤廣。その初となる設計図面集『内藤廣設計図面集』がオーム社より12月23日に刊行される。

東京都現代美術館で2021年3月、国内美術館としては初のマーク・マンダースの個展「マーク・マンダース─マーク・マンダースの不在」が開催される。

今年開館した弘前れんが倉庫美術館にて、開館記念プログラムとして小沢剛による個展が開催されている。フィクションを織り交ぜ歴史上の人物をめぐる物語を描く「帰って来た」シリーズが一堂に会した本展を、文化研究者の山本浩貴がレビューする。

東京都美術館で開催された「都市のみる夢」は、アーティスト・コレクティブ「tmyc」による企画だ。都市に暮らす人々を「都市のみる夢」の住民ととらえ、中島りかとミズタニタマミがインスタレーション群「夢の蒐集」を披露した。詩人で情報科学芸術大学院大学(IAMAS)准教授の松井茂が、同展のカウンター・エキシビジョンとしての性格をレビューする。