
草間彌生、ふたつの「ミラールーム」がテート・モダンで長期展示へ
イギリスのテート・モダンは2021年から22年にかけ、草間彌生の代表的なシリーズのひとつである「ミラールーム」を長期展示すると発表した。当初は今年の展示が予定されていたが、新型コロナウイルスの影響で延期となっていた。

イギリスのテート・モダンは2021年から22年にかけ、草間彌生の代表的なシリーズのひとつである「ミラールーム」を長期展示すると発表した。当初は今年の展示が予定されていたが、新型コロナウイルスの影響で延期となっていた。

資生堂ギャラリーで、女性アーティスト5組の写真を軸とした作品で「境界」を問う展覧会「アネケ・ヒーマン&クミ・ヒロイ、潮田 登久子、片山 真理、春木 麻衣子、細倉 真弓、そして、あなたの視点」が開催。会期は2021年1月16日~4月18日。

『ギュスターヴくん』『せかいいちのねこ』といった絵本で知られる、画家・絵本作家のヒグチユウコ。その美術館では初の大規模個展「ヒグチユウコ展 CIRCUS」が、福岡市美術館で開催される。会期は12月24日〜2021年2月7日。

「ボーダレス・エリア近江八幡芸術祭 ちかくのまち」のプログラムのひとつとして行われた、ダンサー・振付家の福留麻里による『西の湖ほとりに教わるツアー』。福祉施設で暮らし、幼少から毎日ヒモを振り続けてきた武友義樹とのコラボレーションから生まれ、西の湖の自然のなかで行われたツアーパフォーマンスを、舞台の企画・制作・記録を行う中山佐代がレビューする。

フランスのプレステージ・シャンパーニュメゾン、ペリエ ジュエのサステイナブルなパッケージ「ペリエ ジュエ クラシックライン エコロジカル ボックス」が、数量限定販売されている。

11月27日に行われた滋賀県議会本会議で、閉館している滋賀県立近代美術館が2021年6月下旬にリニューアルオープンすることが明らかとなった。

立体音響システムを新たな楽器として駆使するサウンドアーティスト・evalaの最新作のサウンドインスタレーション《Grass Calls》が、12月1日よりGINZA SIXの屋上庭園にて公開される。

銀座界隈にスペースを構えるギャラリーが2009年から開催している「Xmasアートフェスタ」。今年で第12回を迎えるこのイベントの注目ポイントとは?

現在タイでは、軍事政権を率いるプラユット首相の辞任や憲法改正、さらにこれまでタブーであった「王室改革」を求める大規模な民主化デモが続いている。その中心を担うのは中高生を含む若者たちだ。デモ隊はラディカルな主張を展開するいっぽうで非暴力的であることを重要視しており、そこで採用されているのが文化的な手法や表現だという。様々なアーティストやラッパー、劇団などがそれぞれの方法で作品を発表し、支援しているというこのデモの文化的な側面について、タイ文学研究者、タイ語翻訳者の福冨渉が解説する。

群馬県立近代美術館で「佐賀町エキジビット・スペース 1983-2000 現代美術の定点観測」展が開催されている。本展は、小池一子が主宰したオルタナティブ・スペースの先駆け「佐賀町エキジビット・スペース」を、会場風景や実際の出展作品から振り返るもの。あるスペースを歴史化することの意義と問題を、研究プロジェクト「レントゲン藝術研究所の研究」などを行う鈴木萌夏が論じる。

新型コロナウイルスの影響で国際的なギャラリーが現地に集まることが不可能となっているなか、アメリカのアートフェア「NADA Miami」が、各都市の参加ギャラリーで行われるリアルなアートフェアをオンラインアートフェアと並行して開催。東京はMISAKO & ROSENを会場にして6つのギャラリーが集結して出展する。

国内随一の温泉観光地・大分県別府市に、新しいアートホテル「GALLERIA MIDOBARU」(ガレリア御堂原)が12月18日に開業。青木美歌、大巻伸嗣、鈴木ヒラク、中山晃子、西野壮平、ネルホルなどのアーティストによるサイトスペシフィックな作品を設置する。

今年5月に発表した初回の報告書に次ぎ、ICOM(国際博物館会議)が第2回の新型コロナウイルスが美術館・博物館に及ぼした影響の調査報告書を発表した。

東京・京橋のアーティゾン美術館で、新収蔵品約120点を含むコレクションを全館で紹介する「Steps Ahead: Recent Acquisitions 新収蔵作品展示」が開催される。会期は2021年2月13日〜5月9日。

多様なメディアを用いて、社会に潜む問題や現象、風俗をモチーフに制作してきた松田修。その個展「こんなはずじゃない」が、東京・墨田区の無人島プロダクションで開催される。会期は12月5日〜2021年1月16日。

「舞台芸術」「ダンス」「音楽」「美術」の枠ではとらえられない独自の身体表現を確立する田中泯。今回、編集工学者・松岡正剛とタッグを組み、ミゲル・デ・セルバンテスの名作『ドン・キホーテ』に挑戦。『村のドン・キホーテ』として上演する。上演期間は12月4日〜6日。

江戸時代末期から明治時代にかけて活躍した絵師・河鍋暁斎(1831~89)。東京・丸の内の東京ステーションギャラリーで、その下絵や画稿を中心とした展覧会「河鍋暁斎の底力」が開幕した。会期は11月28日〜2021年2月7日。

新型コロナウイルス第2波の影響を受けてふたたび規制が強化されたヨーロッパでは、ロックダウン措置の緩和や文化施設の再開計画が見直された。フランス、イギリス、ドイツの美術館や博物館はどうなるのだろうか?

神奈川・相模原のパープルームギャラリーで、「受験絵画」に焦点を当てた展覧会「青春と受験絵画」が開催。60年代に描かれた作品から現在高校に通う生徒によるものまで、受験絵画27点を展示し、その歴史とあり方を考察する。会期は11月28日〜12月6日。

11月25日、文化庁が約500億円の予算を投じて行っている、文化・芸術分野のフリーランス向けの「文化芸術活動の継続支援補助金」。その第4次募集が開始された。申請の手続きにあたっての心構えや注意点を、第3次募集に応募したというアーティスト・市原えつこの経験を交えながら、編集部がまとめた。