MAGAZINE

PREMIUM

いま見直される、ダーニングや刺し子のデザイン的価値

現在ロンドンではダーニングや刺し子など、服の伝統的な修繕方法の展示やワークショップがデザイン・ミュージアムなどのアートスペースで行われている。その背景や意図について、アーティストやオーガナイザーに聞いた。

NEWS / REPORT

次世代アーティストを支援する新たな助成事業。「CAF・レジデンシー・プログラム2025」が募集開始

現代芸術に携わる若手アーティストに国際的な活躍の機会を提供する新たな助成事業「CAF・レジデンシー・プログラム」が、2025年度の募集をスタート。募集期間は3月31日までで、選ばれたアーティストには、ニューヨークで3ヶ月間の滞在研究の機会が与えられる。

NEWS / PROMOTION

「CURATION⇄FAIR Tokyo」展覧会パート(kudan houseほか)開幕レポート。ジャンルや時代を超えた作品同士が繰り広げる対話

「kudan house」を舞台に昨年初開催されたアートイベント「CURATION⇄FAIR Tokyo」。その展覧会の部分が始まった。遠藤水城がキュレーションした「美しさ、あいまいさ、時と場合に依る」展を中心に、古美術から現代美術までの作品が時代を超えて対話を繰り広げている。

NEWS / REPORT

PREMIUM

第9回

アートの仕事図鑑:美術館で保存修復を担う。橋口由依・伊藤由美(神奈川県立近代美術館 保存修復担当)

2024年5月、神奈川県立近代美術館 鎌倉別館にて開催された企画展「鎌倉別館40周年記念 てあて・まもり・のこす 神奈川県立近代美術館の保存修復」は、保存修復の視点から見たコレクション展として、大きな注目を集めた。同展を企画した神奈川県立近代美術館の学芸員で保存修復も担当する橋口由依、そして保存修復担当研究員の伊藤由美に、その仕事について話を聞いた。

SERIES / アートの仕事図鑑

PREMIUM

黒川良一のオーディオ・ヴィジュアル論、2000年代メディア・アートの展開から現在へ。黒川良一×畠中実 対談

電子音楽とデジタルアートの祭典「MUTEK.JP」が昨年11月に東京都内で開催。その関連イベントとして実施された「ETERNAL Art Space」では、ベルリン在住のオーディオ・ヴィジュアルアーティスト 黒川良一による2作品《ground》《re-assembli》が上映され、大きな反響を呼んだ。黒川の経歴やオーディオ・ヴィジュアルに対する考え方、そして2000年代以降から現在に至るまで、日本のメディア・アートにおいてサウンドという要素がどのように展開したのか。同イベントをきっかけに、NTTインターコミュニケーション・センター [ICC] 主任学芸員 畠中実との対談をお届けする。

INTERVIEW

「ブルックリン博物館所蔵 特別展 古代エジプト」(森アーツセンターギャラリー)レポート。米国最大規模のコレクションが語る古代エジプト人のいとなみ

米国で最大かつもっとも質の高い古代エジプト美術のコレクションを誇るブルックリン博物館から、よりすぐりの遺物が来日。気鋭のエジプト考古学者・河江肖剰の案内と、最新の調査・研究成果とともにたどる「ブルックリン博物館所蔵 特別展 古代エジプト」が森アーツセンターギャラリーで始まった。これまであまり知られていなかった古代エジプト人の生活が感じられる空間は、映像や音声も加わって新たな感覚を呼び覚ます。

NEWS / REPORT

PREMIUM

2月に見るべき展覧会ベスト14

2025年2月に開幕する展覧会のなかから、とくに注目したいものを編集部がピックアップしてお届けする。*最新情報は各館公式サイトをご確認ください。

INSIGHT

恵比寿映像祭2025「Docs ―これはイメージです―」(東京都写真美術館ほか)開幕レポート

総合開館30周年を迎えた東京都写真美術館とその周辺施設で「恵比寿映像祭2025」がスタート。会場では「Docs ―これはイメージです―」をテーマに、11の国と地域から参加した39名のアーティストらによる作品が一堂に展示されている。会期は2月16日まで。

NEWS / REPORT

PREMIUM

フランスで文化予算大幅削減へ。その理由とは?

仏大統領がルーヴル美術館での大規模改修計画を発表した前夜、ラシダ・ダチ文化相が、国民議会での最終採決を待つ今年度の文化予算をふまえた政策に言及。このまま採択されると、とくに影響を被る舞台芸術分野での削減額は1億3000万ユーロ(約210億円)にもなると言われ、同分野の複数の団体から抗議の声が上がっている。混乱する状況を速報する。

NEWS / HEADLINE

微細な変化と対話を描く。林樹里と坪本知恵の2人展「うつろの疏水をながめたとき」がYUKIKOMIZUTANIで開催へ

東京のYUKIKOMIZUTANIで、林樹里と坪本知恵の2人展「うつろの疏水をながめたとき」が開催される。両作家がそれぞれ異なる方法で世界と対話し、自然と人工、過去と未来といった対極的なテーマを扱う作品が展示される。会期は2月8日〜3月1日

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