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マイナビとSBI が「SBI毎日アートホールディングス株式会社」(仮称)を設立へ

「毎日オークション」を子会社に持つ株式会社マイナビと、「SBIアートオークション」を子会社に持つSBIホールディングス株式会社は、両者を統括する「SBI毎日アートホールディングス株式会社」(仮称)を設立する。

SBIアートオークションによる企画セール「Tokyo Contemporary: Redefined」(2021)の会場風景

 株式会社マイナビとSBIホールディングス株式会社は、両社のアートオークション分野の子会社である毎日オークションとSBIアートオークションを統括する「SBI毎日アートホールディングス株式会社」(仮称)を設立する。

 マイナビとSBIホールディングスは、2023年11月に資本業務提携契約を締結し、両社グループで連携プロジェクトを行ってきた。今回の共同持株会社設立により、毎日オークションとSBIアートオークションは独自性を保ちながら、それぞれのマーケットへの相互送客を行い相乗効果を図り、両社の企業グループが保有する経営資源も最大限に活用しながら成長することを目指すとしている。

 マイナビは1973年の創業時(旧社名:毎日コミュニケーションズ)より美術品の輸入販売業を開始。1989年に国内初の欧米型美術品公開オークションを開催し、アートオークション分野に参入した。2001年には美術事業本部を毎日オークションとして分社化。以降、美術品、骨董品、時計、ジュエリーなどの幅広い分野において定期的なオークションを開催してきた。

 SBIホールディングスが開催するSBIアートオークションは、美術品のなかでもとくに現代美術作品を中心に取り扱うことで、近年存在感を増してきた。年に数回のオークションを開催し、国内外に顧客を持っている。

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