第14回上海ビエンナーレがアントン・ヴィドクルをチーフ・キュレーターに任命。テーマは「コスモス・シネマ」
オンラインのアートジャーナル「e-flux」の創設者として知られるアントン・ヴィドクルが、第14回上海ビエンナーレのチーフ・キュレーターに起用された。
オンラインのアートジャーナル「e-flux」の創設者として知られるアントン・ヴィドクルが、第14回上海ビエンナーレのチーフ・キュレーターに起用された。
第21回
雑誌『美術手帖』の「WORLD REPORT」では、世界の各都市のアートシーンや話題の展覧会をリポート。2023年4月号の「台南」では、台湾南部の台南市で開催された、麻豆大地トリエンナーレ「曾文溪の千個のなまえ」を紹介。複雑なエスニシティと植民統治の歴史を持つ台湾のアイデンティティから、同地が抱える様々な問題をひも解いていく。
ロエベ財団が、今年の「ロエベ財団 クラフトプライズ」の受賞者を発表した。大賞は稲崎栄利子、特別賞はドミニク・ジンクペと渡部萌が受賞している。
弘前れんが倉庫美術館は、6⽉1⽇付で副館⻑兼学芸統括として⽊村絵理⼦が就任すると発表した。
東日本旅客鉄道株式会社が、株式会社INERTIA、株式会社ルミネアソシエーツ、株式会社JR東日本クロスステーション デベロップメントカンパニーとともに、新たなアートプロジェクト「JAPAN ART BRIDGE」を神田万世橋で立ち上げた。その狙いとは?
5月17日、京都にブックディレクターの幅允孝が私設図書室と喫茶を備えた「鈍考 / 喫茶 芳」をオープンさせた。その様子をレポートでお届けする。
近代日本画の歴史に大きな足跡を残した小林古径と速水御舟を、古径の生誕140年という機会に取り上げ、その交流を作品や言葉を通じてたどる展覧会、特別展「小林古径 生誕140年記念 小林古径と速水御舟 ―画壇を揺るがした二人の天才―」が山種美術館で開催される。
グスタフ・クリムトが1901年から1902年にかけて制作した風景画《Insel im Attersee》が、5月16日にサザビーズ・ニューヨークのイヴニング・オークションで日本人の個人コレクターによって落札された。落札価格は5320万ドル(約72億7700万円)。
2025年に開催される大阪・関西万博に向け、「art stage OSAKA 2023」と「artKYOTO 2023」の2つのアートイベントが同時期に開催される。
5月16日にサザビーズ・ニューヨークで行われたシングルオーナーセールにて、ルネ・マグリット《光の帝国》(1951)が4230万ドル(約57億7100万円)で落札され、その作品において過去2番目に高額な作品となった。
国際デザインカンファレンス「WDO 世界デザイン会議 東京2023」が10月27日〜29日の3日間、東京で開催される。
武蔵野美術大学が学生に向けて公開した「生成系人工知能(生成AI)についての学長からのメッセージ」が話題を呼んでいる。これらは一方的に新技術の利用を制限するものではなく、危惧される側面を鑑みたうえで柔軟に活用することを促すものとなっている。
慶應義塾大学の湘南藤沢キャンパス(SFC)で「慶應義塾大学SFC芸術祭2023」が開催される。
「OIL by 美術手帖」がお送りする、アーティスト対談企画。今回は伊藤彩と山本理恵子が登場。京都市立芸術大学で同学年だったふたりは旧知の仲だ。アイルランド・ダブリンでの活動を経て和歌山で制作を続ける伊藤と、京都市立芸術大学の社会人学生として論文の執筆も進める山本は、当時から現在に至るまで作品を介して、信頼できる目を持つ友人として、切磋琢磨してきた。
日本を代表する建築家であり、島根県芸術文化センター「グラントワ」の設計者である内藤廣。その過去最大規模の個展「建築家・内藤廣/Built と Unbuilt 赤鬼と青鬼の果てしなき戦い」が同センター内・島根県立石見美術館で開催される。巡回なし・同館のみで開催される貴重な展覧会だ。
アーティゾン美術館で「ABSTRACTION 抽象絵画の覚醒と展開 セザンヌ、フォーヴィスム、キュビスムから現代へ」が開催される。印象派を起点に、抽象絵画の萌芽から発展まで展観する試みとなっている。会期は6月3日〜8月20日。
自身が生まれ育った和歌山県の小さな村を撮影し、都市化によって失われつつあるものを取り上げた《水面にカゲロウ》で第25回写真「1_WALL」グランプリを受賞した岡﨑ひなた。その個展「空蝉ミ種子万里ヲ見タ。」が銀座のガーディアン・ガーデンで開催される。会期は5月23日〜6月24日。
イスラエルを拠点に、世界中で活躍する振付家・演出家のインバル・ピント。その最新作『リビングルーム』が、世田谷パブリックシアターで上演される。公演は5月19日〜21日。
彫刻家・名和晃平による新作彫刻《Ether(Equality)》が、6月28日にパリ・セーヌ川に浮かぶセガン島に公開される。高さ25メートルを誇る同作は、数ある名和の彫刻作品のなかでも最大級のものだ。
スコットランドのハイランド地方にある小さな村ヘルムズデールの公共文化施設「タイムスパン」で、4月8日、9日に週末イベント「Ēastre Weekend」が開催された。そのなかで、トランス運動家で作家のポルポラ・マルカシアーノをフィーチャーした初の写真集『Porpora』の出版記念を軸としたイベントが行われた。このイベントの様子をスコットランド在住のキュレーター・メイボン尚子がレポート。同地における「トランスジェンダーにまつわる権利」の現在地について論じる。