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PREMIUM

第10回

10ヶ月で学ぶ現代アート 第10回:これからの「現代アート」はどうなる?──現代アートの「未来」

文化研究者であり、『現代美術史──欧米、日本、トランスナショナル』や『ポスト人新世の芸術』などの著書で知られる山本浩貴が、現代アートの「なぜ」を10ヶ月かけてわかりやすく解説する連載。最終回となる第10回は、現代アートの「未来」を考えます。

PREMIUM

第21回

WORLD REPORT「クアラルンプール」:私的な記憶とコミュニティ。協働が生み出す新たな試み

雑誌『美術手帖』の「WORLD REPORT」では、世界の各都市のアートシーンや話題の展覧会をリポート。2023年4月号の「クアラルンプール」では、昨年のドクメンタ15を受けてアートの視点を東南アジア・マレーシアに移したアート・ジャーナリストの金井美樹が、「労働と重量 旅する展覧会展」展や「プロジェクト555 長引くパンデミックの小さな観察」展、そしてマレーシアにおけるクリエイティブなコミュニティの事例を取り上げる。

SERIES / WORLD REPORT

日本初、「春画」を無修正でスクリーン上映。映画『春画先生』で内野聖陽が変わり者の春画研究家を熱演

平安時代からはじまり江⼾時代の⽊版画技術の発達で全盛期を迎えた⼈間の性的な交わりを描いた「春画」。これを題材にした映画『春画先生』が10月13日にロードショーされる。⽇本映画史上初、無修正の春画を劇場映画で扱うものだ。

NEWS / HEADLINE

現代アートギャラリー「Galerie Supermarkt」が新スペースをオープン

特定のスペースを持たず、作品やアーティストに最適な場所で展覧会を企画・運営してきた現代アートギャラリー「Galerie Supermarkt」が東京・神宮前に新たなスペースを6月3日にオープンする。あえて固定のスペースを構えることで、恒常的なコミュニケーションを鑑賞者と交わしていくことを目的のひとつとしている。

NEWS / EXHIBITION

三連星:絵画=彫刻=写真。清水穣評 金氏徹平個展「POOOPOPOO」

多種多様なイメージやオブジェクトをコラージュした彫刻やインスタレーションなどで知られる、金氏徹平の個展「POOOPOPOO」が東京・六本木のYumiko Chiba Associatesで開催された。絵画であり彫刻であり写真である金氏の新作群を、美術評論家・清水穣がアメリカの画家サイ・トゥオンブリを参照点に読み解いていく。

REVIEW