
第13回
[ARTIST IN FOCUS]ケニー・シャーフ:ポップ・シュルレアリズムの無意識が路地のゴミから見つけた、内なる宇宙
1980年代のニューヨークにおいてストリートとポップの系譜に基づいた表現で、独自のポジションを築いてきたケニー・シャーフ。日本では30年ぶりとなる新作個展に合わせて、ニューヨークの路上で出会い、いまも追い続けているヴィジョンについて話を聞いた。

第13回
1980年代のニューヨークにおいてストリートとポップの系譜に基づいた表現で、独自のポジションを築いてきたケニー・シャーフ。日本では30年ぶりとなる新作個展に合わせて、ニューヨークの路上で出会い、いまも追い続けているヴィジョンについて話を聞いた。

第69回
ヤンキー文化や死刑囚による絵画など、美術の「正史」から外れた表現活動を取り上げる展覧会を扱ってきたアウトサイダー・キュレーター、櫛野展正。2016年4月にギャラリー兼イベントスペース「クシノテラス」を立ち上げ、「表現の根源に迫る」人間たちを紹介する活動を続けている。彼がアウトサイドな表現者たちに取材し、その内面に迫る連載。第69回は、家中を絵で覆い尽くした小林伸一さんを追悼する。

第12回
サンフランシスコ・ベイエリアのアート・ムーブメントや、ストリートアートなど様々な表現から影響を受けつつ、女性をモチーフとした立体作品をつくり出すルビー・ネリ。日本での初個展に際して、制作のルーツやその柔軟な思考法について話を聞いた。

第11回
新潟市美術館から栃木県立美術館へ、美術館での個展が続いている冨井大裕。 造形、展示、教育など、様々な切り口から彫刻にアプローチする作家は、 「料理」にまつわる喩えを好んで口にする。その真意を聞いた。

第5回
描く対象の要素を究極まで削ぎ落とし、シンプルかつ大胆な構図で表現しているアーティスト、町山耕太郎。その作品展「きってぬいて」が恵比寿・アルフレックス東京で開催されている。会期は11月14日まで。

第5回
3DCGやピクセルアニメーション、VRなどのテクノロジーを駆使した作品で知られ、近年はNFT作品も続々と発表するたかくらかずきに、NFTとの関わりや、東洋思想を制作活動の核に据えている理由を聞いた。Adam byGMOがお送りする、スペシャル・インタビュー。(PR)

第5回
NPO法人アーツイニシアティヴトウキョウ [AIT/エイト]設立メンバーのひとりであり、TOTAL ARTS STUDIES(TAS) プログラム・ディレクター、ロジャー・マクドナルドによる、気候危機とアートについての不定期連載記事シリーズ。海外の動向の「いま」をわかりやすく紹介する連載の第5回は、マンチェスターを拠点に活動するアーティスト、ジェーン・ローソンへのインタビュー後編をお届けする。*The English version is below the Japanese.

第11回
経済発展を背景に、中国では毎年新しい美術館・博物館が続々と開館し、ある種珍異な光景を見せている。本連載では、そんな中国の美術館生態系の実態をインディペンデントキュレーター・金澤韻が案内。第11回は、2020年に開館した和美術館(HE Art Museum)をお届けする。

第10回
美術館・博物館に行った際にはセットで訪れることが多いミュージアムショップ。日本全国にあるミュージアムのなかからとくに注目したいものを、ミュージアムショップのプロである株式会社メソッド代表取締役・山田遊がバイヤー目線で紹介する。第10回は、大分市にある坂茂建築である大分県立美術館(OPAM)のミュージアムショップを取り上げる。

第17回
美術館の学芸員(キュレーター)が、自身の手がけた展覧会について語る「Curator's Voice」。第17回は、画家でありデザイナーのジョセフ・アルバースの「教師」としての側面に光を当てるDIC川村記念美術館の企画展「ジョセフ・アルバースの授業 色と素材の実験室」をピックアップする。アルバースは学生たちに何を教え、学生たちは何を学んだのか。そして、それらはどのようなかたちでアルバースの作品に表れるのか。学芸員・亀山裕亮が語る。

第4回
「デザイン史」の視点から現代における様々なトピックスを考える連載企画「『デザイン史』と歩く現代社会」。テーマごとに異なる執筆者が担当し、多様なデザインの視点から社会をとらえることを試みる。第4回は、神奈川大学国際日本学部でデザイン学や文化交流史の教鞭を執る角山朋子が、20世紀初頭にオーストリアで設立された「ウィーン工房」を起点に、企業経営におけるデザインの在り方について論じる。

第7回
2024年春、東京都心に日本初となるギャラリースペースをオープンすることを予定しているメガギャラリー「ペース」。2年以上の熟考を経て、ついに日本への進出を決定した同ギャラリーのCEOであるマーク・グリムシャーにこのスペースや日本のアートマーケットの将来などについて話を聞いた。

第68回
ヤンキー文化や死刑囚による絵画など、美術の「正史」から外れた表現活動を取り上げる展覧会を扱ってきたアウトサイダー・キュレーター、櫛野展正。2016年4月にギャラリー兼イベントスペース「クシノテラス」を立ち上げ、「表現の根源に迫る」人間たちを紹介する活動を続けている。彼がアウトサイドな表現者たちに取材し、その内面に迫る連載。第68回は、日常で使い捨てられた廃材や廃品を組み合わせ、作品制作を続ける吉田楓馬さんに迫る。

第1回
豊かな芸術・文化資源を有している東京。ソウルなどアジアに新たなアートハブが台頭するなか、東京はいかにしてその競争力を高めることができるのか? 本連載では、アートフェア・ディレクター、ギャラリスト、コレクターなど、東京のアート・エコシステムに深く関わる人物への取材を通じ、その可能性を探りたい。第1回目は、今年7月に初めて開催されたアートフェア「Tokyo Gendai」のディレクター、Eri Takaneに話を聞いた。

第16回
美術館の学芸員(キュレーター)が、自身の手がけた展覧会について語る「Curator's Voice」。第16回は、テートのコレクションから「光」をテーマに厳選された約120点の作品を紹介する展覧会「テート美術館展 光 — ターナー、印象派から現代へ」(国立新美術館)の担当キュレーター、マシュー・ワッツ(テート美術館アシスタント・キュレーター)が、何世紀にもわたって芸術家たちを魅了してきたテーマ「光」と、テートのコレクションを日本で紹介する意義について語る。

第4回
テクノロジー企業「アル」を経営しながら、様々なNFTサービスを開発・ローンチしているけんすう。けんすうがいまNFTに注力する理由は何か。そしてNFTアートの現在地は? Adam byGMOがお送りするスペシャルインタビュー。(PR)

第63回
新着のアート本を紹介する『美術手帖』のBOOKコーナー。2023年7月号では、アイ・ウェイウェイの自伝から沖縄美術論、北朝鮮への元「帰国者」をめぐるプロジェクト本まで、注目の8冊をお届けする。

第62回
雑誌『美術手帖』の「BOOK」コーナーでは、新着のアート本を紹介。2023年7月号では、大澤慶久『高松次郎 リアリティ/アクチュアリティの美学』を取り上げる。高松の作品群を「リアリティ」「アクチュアリティ」の対概念から読解を試みる本書を、美術批評・中島水緒が書評する。

第61回
雑誌『美術手帖』の「BOOK」コーナーでは、新着のアート本を紹介。2023年7月号では、加藤瑞穂『田中敦子と具体美術協会 金山明および吉原治良との関係から読み解く』を取り上げる。具体美術協会のメンバーのひとり・田中敦子の作品を、その周縁との関係性を読み解くことで分析を試みる本書を、キュレーター/リクルートクリエイティブセンター・檜山真有が書評する。

第29回
『美術手帖』創刊70周年を記念して始まった連載「プレイバック!美術手帖」。美術家の原田裕規が美術手帖のバックナンバーを現在の視点からセレクトし、いまのアートシーンと照らしながら論じる。今回は、1968年4月号より特集「地方の前衛」をお届けする。