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第61回

櫛野展正連載「アウトサイドの隣人たち」:原体験から生まれた極小表現

ヤンキー文化や死刑囚による絵画など、美術の「正史」から外れた表現活動を取り上げる展覧会を扱ってきたアウトサイダー・キュレーター、櫛野展正。2016年4月にギャラリー兼イベントスペース「クシノテラス」を立ち上げ、「表現の根源に迫る」人間たちを紹介する活動を続けている。彼がアウトサイドな表現者たちに取材し、その内面に迫る連載。第61回は、サクラエビの髭を素材に絵画を制作する増田喜良さんに迫る。

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第12回

WORLD REPORT「ロンドン」:庭に見る根強い貴族主義社会。大きな主語にとらわれない一人称を探る

雑誌『美術手帖』の「WORLD REPORT」では、世界の各都市のアートシーンや話題の展覧会をリポート。2023年1月号の「ロンドン」では、イラン生まれのアッバス・アカヴァンの個展「庭のための研究」ほか4つの展覧会を紹介する。権力や社会といった大きな主語にとらわれない、一人称の声に耳を傾ける。

SERIES / WORLD REPORT

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第10回

人工知能(AI)が生成した作品の作者は誰なのか? アーティストのためのAIと著作権

「Midjourney」や「Stable Diffusion」などの画像生成AIが話題を集め、誰もが簡単に「作品」を制作できる時代に突入した。だが、AIが生成した作品の本当の作者は誰に当たるのだろうか? また著作権の帰属先は? ライフワークとしてArt Lawに取り組む弁護士・木村剛大が法的観点からAI作品を分析する。

SERIES / アートと法の基礎知識

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第6回

10ヶ月で学ぶ現代アート 第6回:目に見えないものが「アート」になる?──現代アートの「多様性」

文化研究者であり、『現代美術史──欧米、日本、トランスナショナル』や『ポスト人新世の芸術』などの著書で知られる山本浩貴が、現代アートの「なぜ」を10ヶ月かけてわかりやすく解説する連載。第6回は、現代アートを象徴する潮流である「コンセプチュアル・アート」にフォーカスして、現代アートの多様性を紐解く。

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第1回

「世界の美しい図書館」にはこんな本もあった。多摩美の図書館から届いたブックリスト

全国の美大図書館司書による選書を紹介する「美大図書館の書架をのぞく」シリーズは、アートをもっと知りたい、アートも本も大好きという読者に向けた連載企画。第1回目の今回は、「世界の美しい図書館」としても知られる多摩美術大学図書館におすすめの本を聞いた。

SERIES / 美大図書館の書架をのぞく

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第11回

WORLD REPORT「ニューヨーク」:先住民に対する植民地主義的な抑圧を、今日の問題として扱う

雑誌『美術手帖』の「WORLD REPORT」では、世界の各都市のアートシーンや話題の展覧会を紹介。2023年1月号の「ニューヨーク」は、今日的な問題としてある、先住民に対する植民地主義的な抑圧を2つの展示を通じて考える。力を持つものによる、経済成長や環境保護の謳い文句の陰で解体される文化の大きさについて思いを馳せてみる。

SERIES / WORLD REPORT

第10回

連載:庄司朝美「トビリシより愛を込めて」第10回「イワン・ツルゲーネフ通り4番地」

2022年2月末から海外研修先として、黒海とカスピ海のあいだにある小国・ジョージアに滞在している画家の庄司朝美。渡航直前の2月24日、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻が開始された。隣国ともいえるウクライナの情勢を身近に感じながら、独自の文化を育んできたジョージアの首都トビリシからお届けする連載。トルコから戻って最後の引っ越しをする。

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第5回

[ARTIST IN FOCUS] 今井俊介:スカートは風景であり、風景はスカートでもある

具象と抽象、平面と立体などの異なる表現形態を横断しつつ、色彩鮮やかなストライプを特徴とした絵画シリーズを手がける今井俊介。初期から最新作まで「スカート」をモチーフした絵画群で構成した、美術館での初個展に際して、長年向き合う絵画、そしてその制作方法について話を聞いた。

SERIES / ARTIST IN FOCUS

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第3回

ルノワールの名作はここにある。国内美術館で見られる代表作をピックアップ

国内の美術館には世界に誇る西洋絵画の巨匠の名作が多く収蔵されている。そんな名作の数々を画家のエピソードとともに紹介。訪問の参考にしてもらいたい。今回はクロード・モネとともに印象派を牽引した巨匠、ピエール=オーギュスト・ルノワールを追ってみよう。なお、紹介されている作品がつねに見られるわけではないことは留意されたい。

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第6回

はじめての美術館はどこに行く? 「ミュージアム・マニア」青い日記帳のTakがご案内(番外編)

30年以上にわたり年間数百回、美術館・博物館に足を運び続けている「ミュージアム・マニア」であり、「青い日記帳」主宰の中村剛士(Tak)がはじめて美術館を訪れる人向けに、美術館の楽しみ方をエリアごとにご案内。今回は番外編をお届けする。

SERIES / はじめての美術館ガイド

第2回

『美術手帖』坂本龍一特集、6年後の編集後記──『async』と『12』から「坂本龍一」を考える

音楽家ではなく、美術家としての坂本龍一に迫った、2017年の『美術手帖』の坂本龍一特集。その企画に携わり、インタビュアーも務めた詩人で研究者の松井茂と、特集企画の担当編集者であった牧信太郎が、6年前に坂本龍一特集をつくりながら考えたこと、そして新しいアルバム『12』を聴きながら考えたことを語る。

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第1回

坂本龍一ロング・インタビュー。あるがままのSとNをMに求めて

坂本龍一の新アルバム『12』を記念し、雑誌『美術手帖』2017年5月号の坂本龍一特集より、冒頭を飾った坂本龍一のロングインタビューを公開。坂本龍一が考えるS(サウンド)とN(ノイズ)、そしてM(ミュージック)とはなんなのか? 17年のアルバム『async』の制作のほとんどを行ったというニューヨークで坂本が語った言葉に注目。

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第4回

ビジネスリーダーたちのアートコレクション:国内外のギャラリストとの交渉を楽しむ松本達さん

自身もコレクターであるコバヤシマヒロが、コレクション資産の管理サービス「COLLET」でアート作品を管理し、ビジネスの世界で活躍するコレクターを取材。今回は飲食店の問題解決をサポートする「シコメルフードテック」と、児童発達支援などを行う「Gotoschool」の経営に関わる松本達さんに話を聞いた。

第60回

櫛野展正連載「アウトサイドの隣人たち」:隠された母親たち

ヤンキー文化や死刑囚による絵画など、美術の「正史」から外れた表現活動を取り上げる展覧会を扱ってきたアウトサイダー・キュレーター、櫛野展正。2016年4月にギャラリー兼イベントスペース「クシノテラス」を立ち上げ、「表現の根源に迫る」人間たちを紹介する活動を続けている。彼がアウトサイドな表現者たちに取材し、その内面に迫る連載。第60回は、障害を持つ子供を介護する母親たちの姿を世の中に問いかける、山本美里さんに迫る。

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第5回

プロがオススメするミュージアムショップ:「こども本の森 中之島」

美術館・博物館に行った際にはセットで訪れることが多いミュージアムショップ。日本全国にあるミュージアムのなかからとくに注目したいものを、ミュージアムショップのプロである株式会社メソッド代表取締役・山田遊がバイヤー目線で紹介する。第5回は、2020年7月に開館した安藤忠雄建築である「こども本の森 中之島」を取り上げる。

SERIES / The Best Museum Shops

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第5回

10ヶ月で学ぶ現代アート 第5回:「コンテンポラリー・アート」と「現代美術」の違いは?──現代アートの「含意」

文化研究者であり、『現代美術史──欧米、日本、トランスナショナル』や『ポスト人新世の芸術』などの著書で知られる山本浩貴が、現代アートの「なぜ」を10ヶ月かけてわかりやすく解説する連載。第5回は、同じ意味を持つと思われる「コンテンポラリー・アート」と「現代美術」の違いを解説する。

第9回

連載:庄司朝美「トビリシより愛を込めて」第9回「Would you like a cup of tea?」

2022年2月末から海外研修先として、黒海とカスピ海のあいだにある小国・ジョージアに滞在している画家の庄司朝美。渡航直前の2月24日、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻が開始された。隣国ともいえるウクライナの情勢を身近に感じながら、独自の文化を育んできたジョージアの首都トビリシからお届けする連載。11月、国境を越えてイスタンブールへ。

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第7回

金澤韻連載「中国現代美術館のいま」:壮大なスケールでつくられた館とその難しさ──上海浦東美術館

経済発展を背景に、中国では毎年新しい美術館・博物館が続々と開館し、ある種珍異な光景を見せている。本連載では、そんな中国の美術館生態系の実態を上海在住のキュレーター・金澤韻が案内。第7回は、2021年に開館した「上海浦東美術館(MAP)」をお届けする。

SERIES / 中国現代美術館のいま

第3回

卒業作家たちが語る武蔵野美術大学の魅力:第3回 るぅ1mm

2学部12学科を擁する武蔵野美術大学(ムサビ)は、これまでに数々の作家やクリエイターを世に送り出してきた。世に出たつくり手たちがこの大学で何を学び、どんな経験をしたのか。第3回はマンガ家・るぅ1mmに自身のムサビ時代の思い出やデビューのきっかけとなった卒業制作などの経験を、マンガで描きおろしてもらうとともにインタビューに答えてもらった。(PR)