SERIES

第3回

「1_WALL」経験者が「BUG Art Award」に期待するもの。吉田志穂×藤倉麻子が語ったアートに必要な場と日常

リクルートが東京・銀座の「クリエイションギャラリーG8」と「ガーディアン・ガーデン」の活動を終了させ、八重洲に新たなスペース「BUG」をオープンさせる。これとともに、数多くのアーティストを輩出してきた「1_WALL」も「BUG Art Award」へと発展を遂げる。これを機に、2014年に第11回写真「1_WALL」でグランプリとなった吉田志穂と、2018年に第19回グラフィック「1_WALL」でファイナリストとなった藤倉麻子が対談。デビューのきっかけとなったアワードへの思いと、その後の活動について語ってもらった。(PR)

第63回

櫛野展正連載「アウトサイドの隣人たち」:人生を捧げた創作

ヤンキー文化や死刑囚による絵画など、美術の「正史」から外れた表現活動を取り上げる展覧会を扱ってきたアウトサイダー・キュレーター、櫛野展正。2016年4月にギャラリー兼イベントスペース「クシノテラス」を立ち上げ、「表現の根源に迫る」人間たちを紹介する活動を続けている。彼がアウトサイドな表現者たちに取材し、その内面に迫る連載。第63回は、漁師を経てマグロやカツオの木彫作品をつくり続ける見原英男さんに迫る。

第2回

石原海とたかくらかずきが語る、「地方」だからこその自由さ

リクルートが東京・銀座の「クリエイションギャラリーG8」と「ガーディアン・ガーデン」の活動を終了させ、八重洲に新たなスペース「BUG」をオープンさせる。これとともに、数多くのアーティストを輩出してきた「1_WALL」も「BUG Art Award」へと発展を遂げる。ともに「1_WALL」に応募経験があり、東京ではない地域で精力的に活動を見せる石原海とたかくらかずきに、アワードや東京のアーツスペースに求める、アーティストへのサポートについて語ってもらった。

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第6回

ミュージアムショップ&グッズの雄。「East」は何がすごいのか?

美術館・博物館に行った際にはセットで訪れることが多いミュージアムショップ。日本全国にあるミュージアムのなかからとくに注目したいものを、ミュージアムショップのプロである株式会社メソッド代表取締役・山田遊がバイヤー目線で紹介する。第6回は番外編として、ミュージアムショップの企画・運営に携わるEast代表・開永一郎に注目する。

SERIES / The Best Museum Shops

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第8回

10ヶ月で学ぶ現代アート 第8回:政治的でない「現代アート」はないって本当?──現代アートの「政治性」

文化研究者であり、『現代美術史──欧米、日本、トランスナショナル』や『ポスト人新世の芸術』などの著書で知られる山本浩貴が、現代アートの「なぜ」を10ヶ月かけてわかりやすく解説する連載。第8回は、現代アートを語るうえで紐づけられやすい「政治性」との関係を紐解く。

第1回

「この世界に、バグを。」 菊地敦己と保坂健二朗が語る「BUG Art Award」への期待

東京駅八重洲南口に直結する「グラントウキョウサウスタワー」1階にこの9月、リクルートホールディングスが運営するアートスペース「BUG」が誕生する。ここを舞台に展開される予定の「BUG Art Award」も公募作品募集が始まっている。前身にあたるアワード「1_WALL」で審査員経験のある、滋賀県立美術館ディレクター(館長)・保坂健二朗とアートディレクター・菊地敦己が、新しいスペースとアワードへの期待を語り合った。

第3回

李禹煥が語る「坂本龍一の音と音楽」

坂本龍一が敬愛するアーティストであり、『12』のアルバムジャケットも手掛けた李禹煥。2022年の夏に「李禹煥」展の関連プログラムとして行われた松井茂(詩人・情報科学芸術大学院大学[IAMAS]メディア表現研究科准教授)との対話のなかで、彼が語った「坂本龍一の音と音楽」についての一部を抜粋・編集しお届けする。

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第3回

天才たちの創造力を支えてきた貴重本が勢揃い。藝大の図書館から届いたブックリスト

全国の美大図書館司書による選書を紹介する「美大図書館の書架をのぞく」シリーズは、アートをもっと知りたい、アートも本も大好きという読者に向けた連載企画。第3回目の今回は、日本で唯一の国立総合芸術大学である東京藝術大学の図書館からおすすめの本が届いた。

SERIES / 美大図書館の書架をのぞく

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第2回

ミュージアムの基礎知識(2):ミュージアムの「祖先」とは? ムーセイオンからヴンダーカンマーへ

2022年、ICOM(国際博物館会議)が新たな「ミュージアム」の定義を採択した。時代とともに変化するミュージアムの世界を、博物館学の専門家である東京藝術大学大学美術館の熊澤弘准教授がご案内する。第2回と第3回では、ミュージアムがミュージアムとなるまでの歴史をたどる。

SERIES / ミュージアムの基礎知識

第62回

櫛野展正連載「アウトサイドの隣人たち」:失われた「動物園」

ヤンキー文化や死刑囚による絵画など、美術の「正史」から外れた表現活動を取り上げる展覧会を扱ってきたアウトサイダー・キュレーター、櫛野展正。2016年4月にギャラリー兼イベントスペース「クシノテラス」を立ち上げ、「表現の根源に迫る」人間たちを紹介する活動を続けている。彼がアウトサイドな表現者たちに取材し、その内面に迫る連載。第62回は、空き缶を使った作品を並べた「熱海動物園」の創造主であった佐藤良博さんに迫る。

第57回

ゲルハルト・リヒターの絵画分析から「東北画」、石の美しさを論ずる本まで。『美術手帖』23年1月号ブックリスト

新着のアート本から毎号、注目の図録やエッセイ、写真集など、様々な書籍を紹介する、雑誌『美術手帖』のBOOKコーナー。2023年1月号では、ゲルハルト・リヒターの絵画分析から東北画、石の美しさを論ずる本まで、注目の8冊をお届けする。

SERIES / BOOK

第56回

書評:「人間の展示」とは何か。小原真史『帝国の祭典──博覧会と〈人間の展示〉』

雑誌『美術手帖』の「BOOK」コーナーでは、新着のアート本から注目の図録やエッセイ、写真集など、様々な書籍を紹介。2023年1月号では、小原真史『帝国の祭典──博覧会と〈人間の展示〉』を取り上げる。「博覧会の時代」とは「複製技術の時代」でもあるして19世紀半ばからのおよそ100年の国際博覧会の写真資料を一冊にまとめた本書を、彫刻家・評論家の小田原のどかが書評。

SERIES / BOOK

第27回

プレイバック!美術手帖 特集 1966年11月号「空間から環境へ」

『美術手帖』創刊70周年を記念して始まった連載「プレイバック!美術手帖」。美術家の原田裕規が美術手帖のバックナンバーを現在の視点からセレクトし、いまのアートシーンと照らしながら論じる。今回は、1966年11月号「空間から環境へ」をお届けする。

SERIES / プレイバック!美術手帖

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第4回

ゴーガンの名作はここにある。国内美術館で見られる代表作をピックアップ

国内の美術館には世界に誇る西洋絵画の巨匠の名作が多く収蔵されている。そんな名作の数々を画家のエピソードとともに紹介。訪問の参考にしてもらいたい。今回はゴッホとともにポスト印象派を代表する画家、ポール・ゴーガンを追ってみたい。なお、紹介されている作品がつねに見られるわけではないことは留意されたい。

第55回

書評:苛烈に突き進んだ「協働」の17年。卯城竜太『活動芸術論』

雑誌『美術手帖』の「BOOK」コーナーでは、新着のアート&カルチャー本から注目の図録やエッセイ、写真集など、様々な書籍を紹介。2023年1月号では、卯城竜太『活動芸術論』を取り上げる。Chim↑Pom from Smappa! Groupの「コレクティブ」としての活動を振り返りながら、国内外の前衛芸術運動を紹介し、ローカルとグローバルを行き来する卯城の視点を網羅した本書。美術批評家・中島水緒が書評する。

SERIES / BOOK

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第7回

10ヶ月で学ぶ現代アート 第7回:「現代アート」の物語は1つ?──現代アートの「歴史」

文化研究者であり、『現代美術史──欧米、日本、トランスナショナル』や『ポスト人新世の芸術』などの著書で知られる山本浩貴が、現代アートの「なぜ」を10ヶ月かけてわかりやすく解説する連載。第7回は、現代アートの歴史の「語り」の複数性を紐解く。

第11回

連載:庄司朝美「トビリシより愛を込めて」第11回「つくるとき」

2022年2月末から海外研修先として、黒海とカスピ海のあいだにある小国・ジョージアに滞在している画家の庄司朝美。渡航直前の2月24日、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻が開始された。隣国ともいえるウクライナの情勢を身近に感じながら、独自の文化を育んできたジョージアの首都トビリシからお届けする連載。写真や絵や野焼きの話。

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第2回

美術からデザインまで蔵書数は30万冊以上。武蔵美の図書館から届いたブックリスト

全国の美大図書館司書による選書を紹介する「美大図書館の書架をのぞく」シリーズは、アートをもっと知りたい、アートも本も好きな読者に向けた連載企画。第2回目は、東京・小平にある武蔵野美術大学 美術館・図書館におすすめの本を聞いた。

SERIES / 美大図書館の書架をのぞく

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第8回

アートの仕事図鑑:美術館とメディアをつなぐ。三井珠子(共同ピーアール株式会社)

展覧会の運営、アートマーケットの運用、コレクターのサポートなど、アートに携わる様々な仕事を紹介する「アートの仕事図鑑」。今回は美術館・博物館の展覧会PR業務に携わる共同ピーアール株式会社の三井珠子に話を聞いた。

SERIES / アートの仕事図鑑

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第16回

WORLD REPORT「サンタフェ」:先住民アートを通して見る空と大地と、コミュニティ

雑誌『美術手帖』の「WORLD REPORT」では、世界の各都市のアートシーンや話題の展覧会をリポート。2023年1月号の「サンタフェ」では、先住民の文化、メキシコ文化、西洋文化など多層な文化的土壌をもとに文化芸術産業が活発な同地のアートのなかで、2022年に印象に残った展覧会をリポートする。

SERIES / WORLD REPORT