
有識者が選ぶ2022年の展覧会ベスト3:町村悠香(町田市立国際版画美術館学芸員)
数多く開催された2022年の展覧会のなかから、有識者にそれぞれもっとも印象に残った、あるいは重要だと思う展覧会を3つ選んでもらった。今回は町田市立国際版画美術館学芸員で「彫刻刀が刻む戦後日本―2つの民衆版画運動」の担当でもあった町村悠香のテキストをお届けする。

数多く開催された2022年の展覧会のなかから、有識者にそれぞれもっとも印象に残った、あるいは重要だと思う展覧会を3つ選んでもらった。今回は町田市立国際版画美術館学芸員で「彫刻刀が刻む戦後日本―2つの民衆版画運動」の担当でもあった町村悠香のテキストをお届けする。

自身のセクシュアリティや生まれ故郷である沖縄の政治的・社会的問題を交錯させ、映像、写真などを組み合わせたインスタレーションによって詩的な物語を立ち上げてきたアーティスト・ミヤギフトシ。沖縄復帰50周年だった2022年が終わるにあたり、ミヤギに沖縄における当事者性や距離といかに向き合っているのかを聞いた。沖縄を語るときにある「距離」を考える契機にしてもらえれば幸いだ。

第5回
美術館・博物館に行った際にはセットで訪れることが多いミュージアムショップ。日本全国にあるミュージアムのなかからとくに注目したいものを、ミュージアムショップのプロである株式会社メソッド代表取締役・山田遊がバイヤー目線で紹介する。第5回は、2020年7月に開館した安藤忠雄建築である「こども本の森 中之島」を取り上げる。

数多く開催された2022年の展覧会のなかから、有識者にそれぞれもっとも印象に残った、あるいは重要だと思う展覧会を3つ選んでもらった。今回は美術批評家・中島水緒のテキストをお届けする。

数多く開催された2022年の展覧会のなかから、有識者にそれぞれもっとも印象に残った、あるいは重要だと思う展覧会を3つ選んでもらった。今回は美術批評家・沢山遼のテキストをお届けする。

神戸・六甲山の山上施設を舞台に繰り広げる現代アートの芸術祭、六甲ミーツ・アート芸術散歩2023「beyond」の開催が決定した。23年で14回目を迎える同芸術祭は、新たなかたちをつくりあげるという。

世界的な人気を誇る「BTS」。そのメンバーであるRM(キム・ナムジュン)の動向に、アート界からは熱い視線が注がれている。

大晦日となる12月31日の夜、新宿・歌舞伎町のWHITEHOUSEが「WHITEHOUSE COUNTDOWN 2022 “Tales of Dread”」を開催する。WHITEHOUSEのクロスジャンルな活動を凝縮したような音楽とアートのほか、同地で活動するデカメロンが提供するドリンク、会田誠が指揮をとるフードも楽しめる。

2019年に新設された武蔵野美術大学の造形構想学部クリエイティブイノベーション学科。その初となる卒業制作展が市ヶ谷キャンパスで開催される。会期は2023年1月20日〜22日。

東京・代官山のアートフロントギャラリーで「中谷ミチコ:デコボコの舟 / すくう、すくう、すくう」が開催中だ。2010年代以降、精力的に作品発表を重ねてきた中谷の立体作品は、レリーフの凹凸を反転させ、凹みによってモチーフを表すことで知られる。今回発表された新作を含む多様な中谷作品が観られる個展の会場で、その作品背景について本人に聞いた。

数多く開催された2022年の展覧会のなかから、有識者にそれぞれもっとも印象に残った、あるいは重要だと思う展覧会を3つ選んでもらった。今回は彫刻家で評論家、出版社代表として活動する小田原のどかのテキストをお届けする。

水戸芸術館現代美術ギャラリーで、「ケアリング/マザーフッド:「母」から「他者」のケアを考える現代美術」が開催される。本展は、ケアの問題から他者、社会への思考を促すもの。会期は2023年2月18日〜5月7日。

数多く開催された2022年の展覧会のなかから、有識者にそれぞれもっとも印象に残った、あるいは重要だと思う展覧会を3つ選んでもらった。今回は文化研究者で好評連載中「10ヶ月で学ぶ現代アート」の筆者でもある山本浩貴のテキストをお届けする。

アートファンにおすすめしたい、アートをテーマにしたミステリー小説10作品をまとめてお届けする。

第5回
文化研究者であり、『現代美術史──欧米、日本、トランスナショナル』や『ポスト人新世の芸術』などの著書で知られる山本浩貴が、現代アートの「なぜ」を10ヶ月かけてわかりやすく解説する連載。第5回は、同じ意味を持つと思われる「コンテンポラリー・アート」と「現代美術」の違いを解説する。

スイスで生まれ、主にパリで活動したフェリックス・ヴァロットン。19世紀ヨーロッパの「木版画ブーム」のなかで白と黒のコントラストを巧みに操り、風刺とユーモアに富んだ作品を次々と生み出したこのアーティストの画業をたどる。

岡山県立美術館が驚きの企画を開催する。美術館学芸員によるラップバトルトーナメントだ。

第9回
2022年2月末から海外研修先として、黒海とカスピ海のあいだにある小国・ジョージアに滞在している画家の庄司朝美。渡航直前の2月24日、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻が開始された。隣国ともいえるウクライナの情勢を身近に感じながら、独自の文化を育んできたジョージアの首都トビリシからお届けする連載。11月、国境を越えてイスタンブールへ。

ベルリンを拠点とする非営利の芸術財団「LAS(LIGHT ART SPACE)」。ベルグハインやクラフトワーク・ベルリンといった巨大施設でテクノロジーや環境についての問いを提示する展覧会を開催してきたLASのディレクター、ベッティーナ・ケームズに財団のコンセプトや視点を聞いた。

Amazon Prime VideoとNetflixで見ることができる、アートをテーマとした映像作品をピックアップしてお届けする。