異色で多彩でどこよりアートなカウントダウンを新宿・歌舞伎町で

大晦日となる12月31日の夜、新宿・歌舞伎町のWHITEHOUSEが「WHITEHOUSE COUNTDOWN 2022 “Tales of Dread”」を開催する。WHITEHOUSEのクロスジャンルな活動を凝縮したような音楽とアートのほか、同地で活動するデカメロンが提供するドリンク、会田誠が指揮をとるフードも楽しめる。

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 新宿・歌舞伎町のスペース「WHITEHOUSE」が、カウントダウン・イベント「WHITEHOUSE COUNTDOWN 2022 “Tales of Dread”」を開催。同スペースのクロスジャンルな活動を凝縮したような音楽とアート、同地で活動するデカメロンが提供するドリンク、会田誠が指揮をとるフードを楽しむことができる。開場は12月31日の17:00から。

 本イベントの会場となるのは、歌舞伎町・王城ビル2フロア。コロナ禍に閉店したビルの直営居酒屋「虎の子」の跡地であるこの場所は、街の守護神である歌舞伎町弁財天が祀られる歌舞伎町公園の真隣に位置し、城を模した独特なデザインで長らく愛されてきたという。

 当日の音楽には、いまや世界的に注目を浴びるアフリカン・ダンス・ミュージックの東京シーンを牽引するKΣITOをはじめ、アンダーグラウンドなミュージシャンらが参加。エクスペリメンタル・テクノからconstellation botsuなどの轟音ノイズ、アーティスト・コレクティブ、the kusamura mad ratなどのパンクバンドまで、カオスなプログラムが用意されている。

 そのほかにも、at her open door、atom、荒井優作、DJ MORO、FIRE BOYS、K8、moemiki、nao to cumtin+青椒肉絲、Prettybwoy、涌井智仁、WRACKも参画する。

 会場のアートには、小泉明郎やChim↑Pom from Smappa!Group、篠崎裕美子などの作品をはじめ、WHITEHOUSEを彩ってきた作家らが集結。さらに、原田裕規による歌舞伎町を舞台にした24時間の映像作品や、花崎草のパフォーマンスなども予定されている。また、WU、ロジャー・ジャヌワタ、磯崎隼士、時吉あきな、篠崎裕美子、秋山佑太、石毛健太、渡辺志桜里の作品も堪能できるという。

 なお、広島の「Alternative Space CORE」(ガタロ、水野俊紀、久保寛子、権鉉基、カルロス、葉朗、浅野堅一、イタイミナコ)は、広島から7人が駆けつけヴィジュアルアートと音楽とフードからなるパーティーをワンルームで開催。広島のカルチャーを東京に転送し、逆に拠点である広島・基町アパートへのツアーを募集するという。

 「跡地」となった場所で行われる、アート、カルチャー、音楽、フード、ドリンク、建築、歌舞伎町といった異色で多彩なカテゴリーのカウントダウン・イベント。お近くにお立ち寄りの際は、ぜひ覗いてみてはいかがだろうか。

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