
ハードエッジや変形キャンバスに魅せられた画家。岡本健彦の未発表作品をrin art associationで見る
生涯を通じ、色面を明確な線で区切る「ハードエッジ」や変形キャンバスによる表現を追求した画家・岡本健彦(1934~2016)。その個展「1964-2005」が、群馬県高崎市のrin art associationで開催されている。会期は10月18日まで。

生涯を通じ、色面を明確な線で区切る「ハードエッジ」や変形キャンバスによる表現を追求した画家・岡本健彦(1934~2016)。その個展「1964-2005」が、群馬県高崎市のrin art associationで開催されている。会期は10月18日まで。

銀座 蔦屋書店が、仏師/彫刻家の加藤巍山とともにチャリティプロジェクト「瑞光―新しい時代の兆し―」をスタートさせる。このプロジェクトでは、加藤が希望と平穏を願って彫る新作《瑞光》の制作過程を、動画配信などでレポート。特設のオンラインオークションで本作の販売を行い、収益の10パーセントを日本赤十字へ寄付するという。

京都市は、新型コロナウイルスで影響を受けるアーティストや文化拠点を支援するため、ふるさと納税型クラウドファンディングをスタートさせた。この取り組みは、ウィズコロナ時代の文化行政にとってどういう意味を持つのだろうか? 担当者に話を聞いた。

江戸時代初期から民衆によって生み出され、これまで歴史資料・民俗資料として扱われることの多かった「大津絵」。その魅力に迫る展覧会「もうひとつの江戸絵画 大津絵」が、東京ステーションギャラリーで開催されている。会期は11月8日まで。

公益財団法人日本博物館協会は、9月18日付で「博物館における新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドライン」を改定した。コロナ対策を徹底することで、入館制限等の緩和ができるとしている。

ストリートカルチャーをルーツに持つ国内外のアーティスト作品を掲載するzine「stacks」シリーズ。その最新号『stacks issue 3』の出版記念展が「OIL by 美術手帖」ギャラリーで開催される。会期は9月24日〜30日。

2015年に大阪で誕生した国際アートフェア「UNKNOWN ASIA」が、今年12月11日〜13日にオンラインで開催される。特設オンラインサイトでは、出展アーティストと来場者がリアルタイムで会話できる機能を搭載するほか、カンファレンスやトークイベント、パフォーマンスもライブ配信を通じて開催予定だ。

国宝7件、重要文化財88件を含む、日本と東洋の古美術約7400件を所蔵する東京・南青山の根津美術館。今年は、同館の財団創立80周年と、現在の文化財保護法が制定されてから70年目にあたる節目の年。加えて、初代・根津嘉一郎の生誕160年でもあることを記念して、特別展「根津美術館の国宝・重要文化財」が開催される。会期は11月14日~12月20日。

森美術館は、9月19日から事前予約がなくとも入館できるようにシステムを変更。また21日から学生料金を半額にするなど、これまで以上の集客を図る。

今年秋に開催予定だったが、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により延期となっていた東京都美術館の「イサム・ノグチ 発見の道」展。その会期が、2021年4月24日~8月29日に決定した。

日本を代表するアーティストのひとりである吉岡徳仁。その吉岡が手がける巨大なパブリック・アートがこの秋、東京メトロ銀座駅に誕生する。この発表を前に、吉岡が作品背景について語った。

今年で8回目を迎える国際写真祭「KYOTOGRAPHIE」が9月19日に開幕した。新型コロナウイルスの影響で大幅に時期が延期となった今回。当初から掲げるテーマ「VISION」のもと、10のメインプログラムが京都市内14会場で展開されている。

2021年1月での閉館が決定している原美術館で、最後の展覧会「光―呼吸 時をすくう5人」が9月19日にスタート。日々のささやかな出来事や感情を心に留め置くという試みから企画された本展をお見逃しなく。

千葉市美術館の拡張リニューアルオープンと開館25周年を記念した、宮島達男の首都圏では12年ぶりとなる大規模個展「宮島達男|クロニクル1995-2020」が開幕。会期は9月19日〜12月13日。

これまで4回続いてきた「あいちトリエンナーレ」が、2022年より「新・国際芸術祭(仮称)」として新たなスタートを切る。組織委員会の体制も大きく変わるこの「新・国際芸術祭(仮称)」について、組織委会長に就任した大林組会長・大林剛郎の単独インタビューをお届けする。

モダニズム建築の大家として知られる前川國男が設計した世田谷区庁舎と区民会館。半世紀以上の歴史を持つこの建物が、機能向上を目的に再整備される。この再整備を前に、京都工芸繊維大学教授で近代建築史が専門の松隈洋がこの建築に込められた精神を振り返る。

2019年に7年ぶりとなる個展「セルヴェ」をパープルームギャラリーにて開催し、デジタル移行前のアニメのセル画にヒントを得た手法を用いた作品を発表したqp。1年後の開催となった本展では、約4ヶ月という短期間で集中的に制作された作品を発表した。SNSでの発信もマイペースに行うなかで、リアルな展示から浮かび上がるものは何か。美術批評家の中島水緒がレビューする。

今週スタートした展覧会から、とくに注目したい5つをピックアップしてお届けする。予約方法や注意事項については、各館の公式ウェブサイトを参照してほしい。

ニューヨークのブルックリン美術館が、コレクションの保存と管理のための資金調達のために、コレクションから12点の作品をオークションに出品することがわかった。ルーカス・クラナッハやギュスターヴ・クールベなどの画家による作品は、クリスティーズの「オールド・マスターズ」などのセールで売却される。

今年9月、東京・天王洲の「TERRADA ART COMPLEX」に隣接するかたちでオープンした「TERRADA ART COMPLEXII」。ここを舞台とする新たなアートフェア「artTNZ」が開幕した。会期は9月18日〜21日。