希望を象徴する超絶技巧の彫刻とは。加藤巍山と銀座 蔦屋書店のチャリティプロジェクトに注目

銀座 蔦屋書店が、仏師/彫刻家の加藤巍山とともにチャリティプロジェクト「瑞光―新しい時代の兆し―」をスタートさせる。このプロジェクトでは、加藤が希望と平穏を願って彫る新作《瑞光》の制作過程を、動画配信などでレポート。特設のオンラインオークションで本作の販売を行い、収益の10パーセントを日本赤十字へ寄付するという。 

NEWS / HEADLINE

もうひとつの江戸絵画「大津絵」とは何か? 東京ステーションギャラリーでその魅力に迫る展覧会が開催中

江戸時代初期から民衆によって生み出され、これまで歴史資料・民俗資料として扱われることの多かった「大津絵」。その魅力に迫る展覧会「もうひとつの江戸絵画 大津絵」が、東京ステーションギャラリーで開催されている。会期は11月8日まで。

NEWS / EXHIBITION

大阪発の国際アートフェア「UNKNOWN ASIA 2020」がオンラインで開催へ。リアルタイム会話機能も搭載

2015年に大阪で誕生した国際アートフェア「UNKNOWN ASIA」が、今年12月11日〜13日にオンラインで開催される。特設オンラインサイトでは、出展アーティストと来場者がリアルタイムで会話できる機能を搭載するほか、カンファレンスやトークイベント、パフォーマンスもライブ配信を通じて開催予定だ。

NEWS / MARKET

根津美術館は今年で財団創立80周年。同館所蔵の国宝・重要文化財を一望する展覧会が開催

国宝7件、重要文化財88件を含む、日本と東洋の古美術約7400件を所蔵する東京・南青山の根津美術館。今年は、同館の財団創立80周年と、現在の文化財保護法が制定されてから70年目にあたる節目の年。加えて、初代・根津嘉一郎の生誕160年でもあることを記念して、特別展「根津美術館の国宝・重要文化財」が開催される。会期は11月14日~12月20日。

NEWS / EXHIBITION

あいトリから「新・国際芸術祭(仮称)」へ。組織委会長・大林剛郎はどのような芸術祭を目指すのか?

これまで4回続いてきた「あいちトリエンナーレ」が、2022年より「新・国際芸術祭(仮称)」として新たなスタートを切る。組織委員会の体制も大きく変わるこの「新・国際芸術祭(仮称)」について、組織委会長に就任した大林組会長・大林剛郎の単独インタビューをお届けする。

INTERVIEW

親密さと距離のワンセット。中島水緒評 qp「明るさ」

2019年に7年ぶりとなる個展「セルヴェ」をパープルームギャラリーにて開催し、デジタル移行前のアニメのセル画にヒントを得た手法を用いた作品を発表したqp。1年後の開催となった本展では、約4ヶ月という短期間で集中的に制作された作品を発表した。SNSでの発信もマイペースに行うなかで、リアルな展示から浮かび上がるものは何か。美術批評家の中島水緒がレビューする。

REVIEW

ブルックリン美術館が12点の作品をクリスティーズで売却へ。コレクション保存・管理の資金調達のため

ニューヨークのブルックリン美術館が、コレクションの保存と管理のための資金調達のために、コレクションから12点の作品をオークションに出品することがわかった。ルーカス・クラナッハやギュスターヴ・クールベなどの画家による作品は、クリスティーズの「オールド・マスターズ」などのセールで売却される。

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