ストリートカルチャーにルーツを持つ、国内外の様々なジャンルのアーティストによる作品をコンパイルしたzine、「stacks」シリーズ。その最新号となる『stacks issue 3』の出版を記念した展覧会が「OIL by 美術手帖」ギャラリーで開催される。
「stacks」の過去タイトルは、東京を拠点に様々なプロジェクトを手掛けるファッションブランドであるBlackEyePatchから出版されてきたが、「stacks」として独立して出版されるのは今タイトルが初となる。
参加アーティストは、Bekos、Camil Escruela、Colin Sussingham、ESSU、JOTA、soruto、Steffen Grap、PLANETLUKE.COM、wackwack。既に日本国内のストリートカルチャーで注目を集めているアーティストのみならず、バンコク、バルセロナ、ブルックリン、ベルリン、ロンドンと様々な都市にルーツや拠点を持つアーティストの作品を収録。
出版記念展ではこのzineを販売するだけでなく、収録されているアーティストの実作品を展示販売する。
「stacks」シリーズを出版するstacks bookstoreの山下丸郎は、そのコンセプトについて次のように語る。「このzineと展示が、見てくれた人にとって、流行ってるからとか、誰かが良いと言っていたからとかだけじゃない、自分の意思で自分の好きなアートを楽しむきっかけみたいなものになったら嬉しいです」。