第25回

【今月の1冊】デュシャンとチェスの関係に一石を投じる作品論『マルセル・デュシャンとチェス』

『美術手帖』の「BOOK」コーナーでは、新着のアート&カルチャー本の中から毎月、注目の図録やエッセイ、写真集など、様々な書籍を紹介。2017年10月号では、「チェス」というトピックでデュシャンの思考に切り込んだ、中尾拓哉の初著書『マルセル・デュシャンとチェス』を取り上げた。

追悼 折元男代──折元立身による追悼文

認知症とうつ病を患った母の介護の現実をパフォーマンスアート作品「アート・ママ」シリーズとして発表してきた現代美術家・折元立身。今年5月25日に亡くなった母・男代への追悼文を掲載する。

INSIGHT

TWSが10月1日より「トーキョーアーツアンドスペース」に名称変更。渋谷は都現美運営のギャラリーに

若手アーティストの育成支援やアーティスト・イン・レジデンス、作品展示などを行う拠点として、都内3ヶ所で活動を行ってきた「トーキョーワンダーサイト」が10月1日より名称を「トーキョーアーツアンドスペース」に改め、文京区本郷と墨田区立川の2ヶ所で新たなスタートを切る。

NEWS / HEADLINE

東京の変化が加速するいまこそ、改めて紐解きたい。浮世絵不朽の名作『広重 名所江戸百景』

浮世絵ファンのみならず、幅広い層に人気のある「名所江戸百景」(目録を含む全120作品)。今秋、太田記念美術館のコレクションをまとめた新刊『広重 名所江戸百景』(日英バイリンガル)が、美術出版社より発売。太田記念美術館の学芸員で、本書の執筆、監修を担当した日野原健司(主席学芸員)と渡邉晃(主幹学芸員)に、その魅力、楽しみ方について話を聞いた。

INTERVIEW