川内理香子展が鎌倉画廊で開催。人間や動植物が纏う「かたち」を剥いだ先にある抽象美とは?

美術家・川内理香子の個展「human wears human / bloom wears bloom」が神奈川県の鎌倉画廊で開催される。本展では、人間や動植物に共通する抽象性を模索したドローイング、半立体作品、油彩 、樹脂の彫刻など計約40点を公開。モチーフに共通する起源へと遡る物語的アプローチに期待が高まる。会期は11月10日〜12月28日。

NEWS / EXHIBITION

多彩なアートワークからシャネルとの名作コラボレーションまで。ジャン=ポール・グードの個展がシャネル・ネクサス・ホールで開催

フランスのアートシーンを代表するジャン=ポール・グードの個展「In Goude we trust! 」が、東京・銀座のシャネル・ネクサス・ホールで開催される。本展はグードの多彩なアートワークのほか、グード自身がこれまでのシャネルとのコラボレーションの中からピックアップした作品も展示される。会期は11月28日~12月25日。

NEWS / EXHIBITION

アジアの食、恋愛、政治、文化。金沢21世紀美術館でイベント「東アジア現代映画ことはじめ:食と映画と現代アート」が開催

石川県の金沢21世紀美術館で、10月6日〜8日の3日間にわたって「東アジア現代映画ことはじめ:食と映画と現代アート」が開催される。これは、日本、中国、韓国、香港、台湾に関連する映画・映像を通して、国を超えた普遍的なものとは何かを探ろうというものだ。

NEWS / HEADLINE

現代のマンガから鎧、火焔型土器まで。大英博物館日本ギャラリーがリニューアルオープン

イギリスの大英博物館日本ギャラリーが、9月27日にリニューアルオープンした。総来館者の10パーセント以上にあたる、年間およそ75万人の訪問者を集めている同ギャラリー。オープニングのコレクション展では、紀元前5000年から現在までの美術品やマンガなどが展示される。

NEWS / HEADLINE

アジア人アーティストの油彩画では過去最高額。ザオ・ウーキーによる抽象画が約74億円で落札

9月30日、ザオ・ウーキーによる三連の抽象画《1985年6月-10月》が、サザビーズ香港でアーティストの過去最高額となる約74億円で落札された。この数字は、アジア人のアーティストによる油彩画の最高額や、香港で落札された絵画の最高額などの記録を更新している。

NEWS / MARKET

草間彌生美術館が開館1周年で「未来へのわが展望をみてほしい―植物とわたし」を開催。植物と自画像の関係性を問う

2017年10月1日に東京・新宿区に開館し、1周年を迎えた草間彌生美術館。その第3回となる展覧会「未来へのわが展望をみてほしい―植物とわたし」が10月4日より開催される。草間作品の代表的なモチーフである植物にフォーカスした本展。どのような作品が見られるのか、その様子をお届けする。

NEWS / REPORT

澁澤龍彦の遺作『高丘親王航海記』を舞踏家・笠井叡が壮大なダンス作品に。世田谷パブリックシアターで来年1月上演

舞踏家・笠井叡の新作ダンス作品《高丘親王航海記》が東京の世田谷パブリックシアターで上演される。本作は、澁澤龍彦の遺作となった『高丘親王航海記』を21名のダンサーを率いて壮大に演出するもの。公演期間は2019年1月24日~1月27日。

NEWS / EXHIBITION

若手作家から大作を募集。「Artist Group-風-大作公募展」の注目ポイントとは?

美術の新しい風を吹かせたいという思いから、日本画家の中島千波、中野嘉之、畠中光享によって設立された公募団体「Artist Group-風-」。同団体が主催する、満45歳以下のアーティストを対象にした公募展「Artist Group-風-大作公募展」が2018年10月23日より東京都美術館で開催される。

NEWS / PROMOTION

謎多き写真家・深瀬昌久の全貌を浮き彫りに。初の決定版となる写真集が刊行

60年代より日本写真の第一線で活躍した深瀬昌久(1934〜2012)の写真集『MASAHISA FUKASE』(日本語版:赤々舎)が9月19日に刊行された。本書は、深瀬が生前に雑誌に残した撮影後期や手記をもとに、その制作意図や背景を全26章にわたって丹念に追ったもの。5万字の作品解説とともに、深瀬の全貌を浮き彫りにする待望の集大成となる。

NEWS / HEADLINE