12月25日までZOZOTOWN限定で、ホセ・パルラの描きおろしアートワークが落とし込まれたBALのロングスリーブTシャツを購入できる。
パルラは1973年アメリカ・マイアミに生まれ、現在はブルックリンを拠点に世界的に活躍するアーティスト。ジャクソン・ポロック、ジョアン・ミッチェルをはじめとしたアメリカの抽象表現主義の系譜を引き継ぐ作家として世界的な注目を集めており、国際社会におけるアイデンティ、マイグレーション、イマジネーションなどをテーマにした大型作品を手がける。
近年ではNYのワン・ワールド・センターのロビーに設置された約27メートルの大規模壁画、バークレーセンター(ブルックリン)の壁画、2012年の第11回ハバナ・ビエンナーレでのフランス人アーティストJRとのコラボレーションプロジェクトなど、つねに話題を振りまいてきた。また、トム・フォードやエリック・クラプトンといった人物がパルラの作品をコレクションしていることでも知られている。
今回パルラが描いた言葉は「Be Aware of Your Existing Freedom(=すでに持っている自由“権利”を認識せよ)」。これは、2016年の電力自由化以降に日本人が手にした各家庭、企業の電力を切り替えられる自由、権利について言及したものだと言う。
日本全体で実際に電力の切り替えを行ったのは人口の約1割にとどまっているが、国連の気候変動に関する国際会議「COP24」では世界のファッション界の大手企業が結束し、CO2排出を30年までに30%削減することを表明。日本では、BAL、nonnative、UNDERCOVERの3ブランドがいち早く電力切り替えを実施し、この度切り替え記念商品としてTシャツを発表。ZOZOTOWNの再生可能エネルギーへの理解によって、今回の破格値が実現したという。
パルラはエネルギーについて、次のように語っている。「エネルギーがどこでどのようにつくられているか。自分が何を食べ、身体の中に入れるか。それらがどこから来ているか、つねに意識することが重要です。すべてはつながっているからです」。
2020年には、東京で4年ぶりの個展が予定されているというパルラ。BALとのコラボ商品を着て、楽しみに待ちたい。