「つかの間の停泊者」(銀座メゾンエルメスフォーラム)開幕レポート。アートの文脈における自然と人間の関係性を考察する

銀座メゾンエルメスフォーラムで「つかの間の停泊者」展がスタート。「エコロジー:循環をめぐるダイアローグ」展の第2会期として開催される本展では、ニコラ・フロック、ケイト・ニュービー、保良雄、ラファエル・ザルカといった4人の作品が展開されている。会期は5月31日まで。

NEWS / REPORT

小笠原敏晶記念財団が「令和6年能登半島地震 緊急助成」を立ち上げ。第1次募集を開始

公益財団法人小笠原敏晶記念財団が、「令和6年能登半島地震 緊急助成」を立ち上げ。同被災地域で被害を受けた個人または団体による現代美術・伝統工芸分野での活動・事業や、被災者を支援する現代美術・伝統工芸分野における取り組みを対象に、2月9日~3月7日正午の期間で応募を受け付けている。

NEWS / PROMOTION

第72回

櫛野展正連載「アウトサイドの隣人たち」: たとえ芽は出なくとも

ヤンキー文化や死刑囚による絵画など、美術の「正史」から外れた表現活動を取り上げる展覧会を扱ってきたアウトサイダー・キュレーター、櫛野展正。2016年4月にギャラリー兼イベントスペース「クシノテラス」を立ち上げ、「表現の根源に迫る」人間たちを紹介する活動を続けている。彼がアウトサイドな表現者たちに取材し、その内面に迫る連載。第72回は、お茶農家を営みながら独学で作品制作を続ける望月章司さんに迫る。

遥かなる太平洋の島々の「根っこ(RamiS)」を探る。栖来ひかり評「第1回台湾国際オーストロネシアン・アート・トリエンナーレ」

屏東の台湾原住民族文化園区 で、台湾原住民が属するオーストロネシア語系を枠組みとする国際展「台湾国際オーストロネシアン・アート・トリエンナーレ」がスタートした。第1回のテーマは、古代オーストロネシア語で「根っこ」を意味する「RamiS(ラミース)」。本展の画期性を台湾在住の栖来ひかりが読み解く。

REVIEW

シー・チェンの日本初個展「Mythos in Ink: A Symphony of Creatures and Contradictions」がCALM & PUNK GALLERYで開催。長編作品の上映も

中国を拠点にアニメーション制作を中心に活動するシー・チェンの日本初個展「Mythos in Ink: A Symphony of Creatures and Contradictions」(「インクに潜む神話 :クリーチャーと矛盾のシンフォニー」)がCALM & PUNK GALLERYで開催中。会期は2月25日まで。

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