新たな移民時代における美術とその可能性を考える。『美術手帖』12月号は「『移民』の美術」特集
『美術手帖』12月号は「『移民』の美術」特集。労働力としての外国人受け入れ拡大が進み、変化する社会における美術の役割とは?当事者であるアーティストの表現や、移民・難民問題を扱う作品を考える1冊となっている。
『美術手帖』12月号は「『移民』の美術」特集。労働力としての外国人受け入れ拡大が進み、変化する社会における美術の役割とは?当事者であるアーティストの表現や、移民・難民問題を扱う作品を考える1冊となっている。
『美術手帖』 2019年12月号の特集は「『移民』の美術」。編集長・岩渕貞哉による「Editor’s note」です。
2020年4月25日より、福岡の九州国立博物館を皮切りに全国8都市で「古代エジプト展」が開催。オランダ・ライデン国立古代博物館が所蔵する古代エジプトのコレクションから、人間や動物のミイラ、棺などを含む約250点で構成され、最新の研究成果を発表する。
2020年1月18日に開館する東京・京橋のアーティゾン美術館(旧ブリヂストン美術館)が、開館記念展「見えてくる光景 コレクションの現在地」より導入される日時指定予約制の詳細を発表。11月1日からチケットの予約販売も開始した。
ロエベファンデーション クラフト プライズ 2019大賞受賞者である石塚源太や特別賞を受賞したハリー・モーガン、高樋一人の作品が、第4回金沢・世界工芸トリエンナーレ「越境する工芸」にて展示される。会場は金沢21世紀美術館、会期は11月10日〜21日。
オーストリア・ウィーンで開催中の展覧会「JAPAN UNLIMITED」について、在オーストリア日本大使館が11月5日までに公認を取り消した。展示されていた、安倍晋三首相や昭和天皇、東京電力福島第一原発などを扱った作品が問題視されたとみられる。
『シェイプ・オブ・ウォーター』でアカデミー賞を受賞した映画音楽の巨匠アレクサンドル・デスプラによる初のオペラ『サイレンス』が、2020年1月25日に神奈川県立音楽堂で上演される。ノーベル賞作家・川端康成の短編「無言」が原作である本作は、川端康成生誕120周年記念作品にもなっている。
大竹彩子、齋藤芽生、盛田亜耶、吉澤美香によるグループ展「Out of Flora」が、東京・六本木のギャラリー・アートアンリミテッドで開催されている。本展は、現在目黒区美術館で開催されている齋藤芽生の個展「線の迷宮〈ラビリンス〉Ⅲ 齋藤芽生とフローラの神殿」に合わせて企画されたもの。会期は11月22日まで。
図鑑のように複数の絵画と言葉で社会を描く齋藤芽生の個展「線の迷宮〈ラビリンス〉Ⅲ 齋藤芽生とフローラの神殿」が、東京の目黒区美術館で開催されている。卒業制作を含む初期作から近作まで約100点を回顧展的にたどる本展では、19世紀植物図鑑の名作《フローラの神殿》も同時に見ることができる。会期は12月1日まで。
草間彌生から始まり、ニコラ・ビュフ、塩田千春らの作品を館内で展示してきたGINZA SIX。その新たな作品が、11月5日にお目見えした。2019年のクリスマス・シーズンを彩るのは、フィンランドのアーティスト、クラウス・ハーパニエミによる巨大作品だ。
世界情勢や美術史に着目し、批評的な視点とユーモアを備えた作品を制作してきた小沢剛。その個展「小沢剛:Jアラート」が、東京・南麻布のMISA SHIN GALLERYで開催される。会期は11月8日〜12月21日。
「View」と冠した独自の風景画を描き続ける画家・津上みゆき。その個展「そこに在るのは些細なこと」が、東京・天王洲のANOMALYで開催される。会期は11月22日~12月21日。
ヌードをテーマとした絵画を中心に展示し、20世紀初頭から現代に至る身体表象を俯瞰する展覧会「眼差し そしてもう一つの」が、東京・天王洲のKOTARO NUKAGAにて12月7日まで開かれている。藤田嗣治の裸体画を起点に、セザンヌから現代アーティストまで様々な作家の作品と併置する本展を、武蔵野美術大学教授の田中正之、ギャラリーディレクターの額賀古太郎のコメントともに紹介する。
カナダ人演出家、ロベール・ルパージュによる演劇超大作『HIROSHIMA 太田川七つの流れ』が、東京オリンピック・パラリンピックの開催直前となる2020年7月に、渋谷のBunkamuraシアターコクーンで上演されることが決定した。
1974年よりニューヨークを拠点に、パブリック・アートに特化したプロジェクトを数多く手がけてきたNPO「クリエイティブ・タイム」が、若手アーティストから企画を募る「オープン・コール」をローンチした。600を超える応募のなかから選ばれた、第1回目のプロジェクト「The Privilege of Escape」の様子をレポートでお届けする。
2020年の開催が予定されている「東京ビエンナーレ2020」。そのプレイベントの一環として現在、日本橋のCOREDO 室町テラスで「水都・日本橋のゲニウス・ロキは、どこへ向かう? コンテンポラリーアーティスト3組の新作展」が開催されている。会期は11月10日まで。
PUGMENTの2020年春夏コレクション「Purple Plant」の舞台は、戦後の占領下で言葉が失われた世界。人々が街に残るTシャツの文字から歴史を復元しようと試みるストーリーのもと、衣服のコレクションおよび東京都現代美術館でのインスタレーションを構成したという。
11月1日と2日の2日間にわたり、東京・代官山で開催されたSBIアートオークションの第35回モダン&コンテンポラリーセール。現代美術作品を中心に、近代美術やマンガなどを含む500点以上の作品が出品された。当日の会場の様子と、主要な落札結果をレポートする。
東京・立川に建設中の新街区「GREEN SPRINGS」内に、新たな複合文化施設「PLAY!」が誕生。同施設は「絵と言葉」をテーマに絵本やマンガ、アートの展覧会を開催するミュージアムや、子供も大人も楽しめるプレイパークを核とするもの。オープンは2020年4月10日(4月10日追記:開業は5月15日以降に延期)。
2019年5月13日に76歳で逝去した「もの派」を代表する美術家の関根伸夫。今回、その回顧展「関根伸夫 1942-2019」が、神奈川県の鎌倉画廊で開催される。本展では、関根が空間認識を探る礎となった初期を代表する「位相」シリーズの《位相No.9》から、アイデアの源泉である素描の数々や版画までを通覧できる。会期は11月9日~12月28日。