マシュー・バーニー『リダウト』上演が延期へ。政府方針受け
2月29日〜3月15日に東京都写真美術館ホールで開催予定だったマシュー・バーニーによる最新のフィルム作品『リダウト』と『クレマスター』サイクル全5部作、『拘束のドローイング9』のプログラム上映が、延期となった。
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(C) Matthew Barney, courtesy Gladston Gallery, New York and Brussels, and Sadie Coles HQ, London. Photo by Hugo Glendinning
2月29日~3月15日にかけて、東京都写真美術館で行われる予定だったマシュー・バーニーの新作フィルム作品『リダウト』(2018)と、『クレマスター』サイクル全5部作(1994~2002)、そして『拘束のドローイング9』(2005)のプログラム上映が、延期となった。
今回の上映延期は、新型コロナウイルスの蔓延を受けて政府が発表した方針に従うもの。会場となる東京都写真美術館によって延期が決定した。
上映については、追って公式サイトで発表するとしており、前売券(電子チケット)を購入済みの場合は、チケット会社を通じて払い戻し・未決済の連絡をするという。
新型コロナウイルス関連では、東京国立博物館を含む4つの国立博物館も休館を発表するなど、美術界にも大きな影響が出始めている。