チームラボが京都市の世界遺産・東寺を光のアート空間に変える、「チームラボ 東寺 光の祭 -TOKIOインカラミ」を開催する。会期は8月6日〜9月19日。
世界遺産の東寺は、木造塔としては日本一の高さを誇る国宝の五重塔があり、創建からおよそ1200年を経ていまも唯一残る平安京の遺構だ。チームラボは、この場所を非物質的なデジタルテクノロジーによってアート空間へと変える。
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瓢箪池の水面には、浮遊し呼応するランプを浮かべ、人がランプの近くを通る強く輝き音色を響かせ、伝播していく《浮遊する呼応するランプ》を展示。庭園の木々も、人々の動きに応じて明滅する《呼応する木々》となる。さらに「ovoid(卵形体)」と呼ばれる自立する球体も各所に設置され、風や人が左右することで、光と音が変化する。
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講堂の壁面には、花が増殖しそして散っていく様が、コンピュータプログラムによって描かれ続ける。誕生と死の繰り返しは、つねに自動生成され同じ姿は二度と見ることができない。
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金堂では、チームラボが設立以来続けている空間に書く書「空書」を展開。書の墨跡が持つ、深さや速さ、力の強さを、新たな解釈で立体的に再構築される。
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また、東寺が建立される前から鎮座している八島社と五重塔のあいだでは、《具象と抽象》と名づけられたインスタレーションを実施。線の集合によって周囲の木々が平面のレイヤーへと変化する。
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長い歴史を持つ寺院が、チームラボのメディア・アートによって変貌する姿を楽しみたい。