いま、アートで日常を見つめ直すことの必要性。金沢21世紀美術館で「日常のあわい」開催
金沢21世紀美術館が2021年度最初の特別展として、「日常のあわい」を開催する。新型コロナウイルスのパンデミックで大きく変容した「日常」を7組11名の作品によって見つめ直すものだ。会期は4月29日~9月26日。
金沢21世紀美術館が2021年度最初の特別展として、「日常のあわい」を開催する。新型コロナウイルスのパンデミックで大きく変容した「日常」を7組11名の作品によって見つめ直すものだ。会期は4月29日~9月26日。
公益財団法人石川文化振興財団は、芸術や地域文化の発信を行う「福岡醤油ギャラリー」を岡山市に4月15日にオープンする。こけら落としはチームラボの展覧会「TeamLab: Tea Time in the Soy Sauce Storehouse」。
寺田倉庫株式会社、三菱地所株式会社、株式会社TSIホールディングス、東急株式会社の4社が3月8日、コンソーシアムを組成し、株式会社MAGUS(マグアス)を設立した。代表は株式会社アマナで「IMA」のプロデューサーを務める上坂真人。
名古屋の観光や文化資源をひと続きに結んでいる堀川沿いを舞台に、新たな現代美術とメディア・アートのイベント「ストリーミング・ヘリテージ|台地と海のあいだ」が誕生した。現代美術作品の展示やパフォーマンス、シンポジウム、トークイベント、マルシェなど多彩なプログラムが行われる同イベントの見どころを紹介する。
今年東京での活動を終了した原美術館が1988年に開館した別館ハラ ミュージアム アークと統合。原美術館ARCとして始動する。その最初の展覧会は「虹をかける:原美術館コレクション」だ。
東京大学駒場博物館で、美術家・宇佐美圭司(1940〜2012)の個展「宇佐美圭司 よみがえる画家」が開催。同大学中央食堂にあった絵画《きずな》の廃棄を教訓に、宇佐美の功績を回顧する。会期は4月28日〜6月27日。
バンクシーが昨年5月のパンデミック下で発表した作品《Game Changer》が3月23日にクリスティーズで競売にかけられる。売却益はイギリスのNHS(国民保健サービス)に寄付予定だ。
クリスティーズは、約75億円という価格で落札されたNFT作品について、世界最大のNFTファンドである「Metapurse」の創設者・Metakovan(メタコヴァン)が落札者であることを明らかにした。
Twitter社のCEOであるジャック・ドーシーが、世界で初めて投稿されたツイートをNFTとして販売。デジタルプラットフォーム「Valuables」競売にかけられている。
ル・コルビュジエがリノベーションを手がけ、作品のなかで唯一の「動く」建築としても知られる「アジール・フロッタン(浮かぶ避難所)」が昨年セーヌ川から引き上げられた。いまも復元作業が続くその公開時期が、2023年前半となることが明らかにされた。
安藤忠雄の大規模な個展が、中国・上海の復星芸術センターと広東省仏山市の和美術館で同時開催。建築模型やスケッチ、ドローイング、映像、写真、旅行記などとともに、代表作の「水の教会」や地中美術館も再現する。会期は前者が3月19日〜6月6日、後者が3月30日〜8月1日。
館長の住友文彦の退任が発表されたアーツ前橋。未定となっている後任の館長人事について、美術家の白川昌生らが呼びかけ人となり、前橋市に要望書を提出する。
アーティゾン美術館で5月29日〜9月10日に開催予定だった「クロード・モネ-風景への問いかけ」展が、日仏の新型コロナウイルスの感染状況を鑑み、再度延期となった。変更後の会期は10月2日〜2022年1月10日。
今週スタートした展覧会から、とくに注目したい3つをピックアップしてお届けする。なお緊急事態宣言のため、最新情報は各館公式サイトを参照してほしい。
デジタルアーティスト・BeepleのNFT(非代替性トークン)に基づいた作品《Everydays - The First 5000 Days》が、クリスティーズのオンラインセールにて約6935万ドル(約75億円)で落札された。
新たなコマーシャルギャラリー「biscuit gallery(ビスケット・ギャラリー)」が3月12日、東京・渋谷にオープンした。オープニングを飾る展覧会「biscuit gallery Opening Exhibition」(3月12日〜3月28日)では、五十嵐大地、岡田佑里奈、清川漠、トモトシ、中澤ふくみ、森井沙季の6名の若手作家が展示を行う。
ファッション界の巨星、故カール・ラガーフェルドの個人コレクションが今年後半にサザビーズ・モナコで競売にかけられることがわかった。
明治神宮の創建100年を記念し、2020年3月から行われてきた「神宮の杜芸術祝祭」。その締めくくりとして、昨年7月から延期となっていた「気韻⽣動―平櫛⽥中と伝統を未来へ継ぐものたち」が開催される。会期は3月25日〜5月30日。
メトロポリタン美術館が、デジタルガレージCEOの林郁(はやし・かおる)から日本の工芸作品18点の寄贈を受けたことを発表した。伝統的な茶器から花器、大鉢、彫刻作品まで、様々な金属加工技術を使ってつくられたコレクションだ。
アートフェア東京を運営する一般社団法人アート東京は、5年目となる「日本のアート産業に関する市場調査」を実施。約2万人を対象とした購入動向調査により、日本全体の美術品市場規模を2363億円と推計した。2019年から約8.4パーセントのマイナスとなる。