2021.8.5

都内50以上の美術館・ギャラリーが参加。「アートウィーク東京」が開催へ

東京という都市の文脈に息づく現代美術を世界に向けて発信する「アートウィーク東京」のプレイベントが開催される。会期は11月4日〜7日。

「アートウィーク東京」のオフィシャルポスター

 都市・東京の文脈に息づく現代美術を世界に向けて発信する「アートウィーク東京」のプレイベントが11月4日〜7日に開催される。

 「アートウィーク東京」は、日本のコンテンポラリーアートの創造性と多様性、またそのコミュニティーを国内外に紹介する4日間のイベント。2022年の本格ローンチを目指し、今年はプレイベントを開催する。

 同イベントでは東京の現代美術シーン形成に携わる美術館やギャラリー50ヶ所以上をつなぐ。参加美術館やギャラリーをバス乗降スポットとし、複数の周遊ルートが用意され、有料パスポートで乗り降り自由となるほか、 バス内にもアーティストによる作品が展示される。

 また、アーツイニシアティヴトウキョウによる、日本の現代アートの美術史的文脈や対話に焦点をあてたオンラインのトークシリーズなども実施。一部をバイリンガルプログラムとし、日本のアートに関する学びのコンテンツを国内外に向けて9月より配信する。

 美術のビギナーからプロフェッショナルまで、より広い鑑賞者層に新たな体験を提供することを目指すという本イベント。大規模アートイベントが少ない東京に新風を巻き起こせるだろうか。