
高畑勲は何を遺したのか? 東京国立近代美術館で「高畑勲展ー日本のアニメーションに遺したもの」が開幕
日本のアニメーションの世界に大きな足跡を遺しながら、2018年にこの世を去った高畑勲。その回顧展「高畑勲展ー日本のアニメーションに遺したもの」が、東京国立近代美術館で始まった。
日本のアニメーションの世界に大きな足跡を遺しながら、2018年にこの世を去った高畑勲。その回顧展「高畑勲展ー日本のアニメーションに遺したもの」が、東京国立近代美術館で始まった。
著名建築家や様々な立場のトップランナーとともに、建築の本質と未来を語り合うイベントと写真展「TOKYO ARCHITECTURE」が8月2、3、4日にわたって開催される。登壇者は、建築家、脳科学者、作家、小説家、写真家ら12名。
トーマス・ルフやアンドレアス・グルスキーとともにベッヒャー派を代表するひとり、カンディダ・ヘーファーの個展「The Large and The Small - The Still and The Moving」が、東京・品川のユカ・ツルノ・ギャラリーで開催されている。会期は8月3日まで。
「女性」をテーマにした展覧会「WOMAN - 鋼と柳」 が、東京・恵比寿のMA2 Galleryで開催される。参加作家は榮水亜樹、薄久保香、高田安規子・政子、樋口明宏、キキ・スミス、ローラ・ランカスター、ジョゼフ・コーネルの7組。会期は7月13日〜8月3日。
日常で目にする「もの」にわずかなアプローチを加え、新たな認識や視点を提示してきた松延総司。その個展「See the Shades」が、東京・西新宿のHAGIWARA PROJECTSで開催される。本展では斜線の筆致をプリントした壁紙のシリーズを中心に、近作を展示。会期は7月20日〜8月11日。
イギリスのファッションブランド「dunhill(ダンヒル)」が、2020年春夏コレクションで、写真家・小林健太とコラボレーション。Photoshopによって歪みや曲線を多用した抽象的なアートワークが、アウターやテーラリング、カジュアルウェア、レザーグッズにプリントされている。
『ねないこだれだ』『いやだいやだ』の作者として知られる絵本作家のせなけいこ。その原画や貴重な資料など約300点を紹介する「『ねないこだれだ』誕生50周年記念 せなけいこ展」が、横須賀美術館で開催される。会期は7月6日~9月1日。
演劇やダンス、映画、テレビ番組など他分野で衣装を手がけるコスチューム・アーティスト、ひびのこづえの展覧会「ひびのこづえ展『みる・きる・つくる』」が、福岡の三菱地所アルティアムで開催される。本展ではひびのの作品世界を紹介するほか、様々なイベントも開催。会期は7月20日〜8月25日。
今年12月に公開の最新作で、ついに完結を迎える映画『スター・ウォーズ』シリーズ。これにあわせ、『スター・ウォーズ』の世界観を体感できる大規模な展覧会「STAR WARS™ Identities: The Exhibition」が、東京・天王洲の寺田倉庫G1-5Fで開催される。会期は8月8日~2020年1月13日。
千葉・市原湖畔美術館で、ロシアの現代アーティスト6名による展覧会「夢みる力――未来への飛翔 ロシア現代アートの世界」が開催される。本展では、多様な作品を通じてロシア文化がいかに宇宙的なものを追求してきたかを示すと同時に、人類における宇宙の意味を問いかける。会期は8月4日〜10月27日。
高畑勲の活動を総覧する展覧会「高畑勲展―日本のアニメーションに遺したもの Takahata Isao: A Legend in Japanese Animation」が、東京国立近代美術館で7月2日にスタート。本展に、奈良美智のドローイング作品《鳥への挨拶》全75点より24点の出品が決定した。
ラブドールを妊婦姿で撮影した作品《The Future Mother》で注目を集めるアーティスト・菅実花の個展「The Ghost in the Doll(人形の中の幽霊)」が、埼玉県東松山市の原爆の図 丸木美術館で開催されている。会期は7月15日まで。
夏休み期間に当たる7月18日~8月30日、都立の美術館・博物館が金曜夜にかぎり21時まで開館時間を延長する。
6月30日までに終了する展覧会と今週スタートした展覧会から、とくに注目したい3つをピックアップしてお届けする。この機会をお見逃しなく。
日本の現代美術家Mr.によるフランスでの初美術館個展「A Call To Action」が、7月10日〜9月23日にパリのギメ東洋美術館で開催される。アメリカの音楽プロデューサー、歌手、ファッションデザイナーのファレル・ウィリアムスがキュレーションした本展では、絵画、彫刻、そして会場にあわせてつくられたインスタレーションを展示する。
国立科学博物館は、博物館の財政基盤の強化と地域博物館の活性化を目的に、博物館資源の活用促進を目指した「科学系博物館イノベーションセンター」 を開設。6月27日に行われた会見でその内容が明らかになった。
美術館と図書館の複合施設である、群馬県の太田市美術館・図書館で、本と美術の多様な関わりをテーマとした展覧会シリーズ「本と美術の展覧会」の第3弾「佐藤直樹展:紙面・壁画・循環」が開幕した。本展では、デザイナー/アートディレクターとして活動しながら、近年は絵画制作に打ち込む佐藤の仕事を、その両面から紐解いていく。
2008年から2年に1度行われてきた「堂島リバービエンナーレ」の今年のテーマは「シネマの芸術学–東方に導かれて–」。キュレーターに飯田高誉を迎えた今回は、ジャン=リュック・ゴダールの映画『イメージの本』からインスパイアされた構成となる。会期は7月27日〜8月18日。
千葉県市川市は、同市の職員採用試験において新たに「クリエイティブ枠」を設けることを明らかにした。神戸市に続く試みとなる。
「具体美術協会」のリーダーであり、日本の抽象画のパイオニアでもあった吉原治良。その半世紀にわたる画業の代表作である、一連の「円」の作品に焦点を当てた個展「The Persistence of Form」が、東京・表参道のファーガス・マカフリー東京で開催される。会期は6月29日〜8月7日。